設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.094「敷地計画」について3
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.094「敷地計画」について3

変形敷地の生かし方
敷地の広さや形は様々で、すべてが理想どおりということは少ない現状では
、その条件を生かす工夫が必要になります。
柔軟性をもって考えれば、必ず解決方法はあるはずです。

とくに変形敷地の場合は、四角い平面に部屋を納めていくというような一般的
な考え方ではなく、個々の部屋をどのように組み合わせるかということを出発点
に、発想を展開することも大切です。

間口が狭く奥行きの長い敷地
東西方向に細長い敷地の場合は、南に面する部分が長いので、南面する部屋
を多くとることができ、明るい住まいができます。
南北に細長い形は南に面する部分が狭く、採光、通風を確保する工夫が必要です。
例えば建物をコの字型にして中央部に中庭を設けるコートハウスの手法は有利で
しょう。
なお、いずれの場合も細長い建物になるので、廊下など室内の動線が長くなりすぎ
ないように各室の配置に注意が必要です。

路地奥の敷地
一見、無駄のように思える路地状の部分をカーポートや豊かなアプローチ空間にすれ
ば、奥の敷地がより効果的に使えることもあります。
また、この部分を玄関やポーチにあて、奥に居室を続ける方法も考えれますから、
十分に生かすことを考えてください。

不整形な敷地
たとえば三角形の敷地では、一般的には、3方の辺のいずれかに平行に建物を配置
することになります。
この場合、三角形の空地が残されますが、この部分を利用して階段室、トイレ、浴室など
を造れば無駄がなくなります。
建物を雁行させて、斜めになる辺に建物をうまくなじませたり、思い切って建物を三角形
にしてしまったり、敷地の形状にさからわずに計画すれば、かえって外観や室内空間
に面白味が出ることもあります。
四角い平面にこだわらず、自由に考えてはどうでしょうか。

狭い敷地
これは敷地の立体利用を積極的に考える必要があります。
地下室、小屋裏利用、多層のスキップフロアなど、建物を上下にのばすことをかんがえ
ましょう。

斜面の敷地
ひとつは、敷地を削ったり土を盛って、水平にした上で計画する方法があります。
基礎を一部高くして、平面をつくることも出来ますが、いずれも費用がかさむのが
問題です。斜面に沿うようにフロアをスキップさせ、一般的な室内外のイメージとは
ひとあじちがう変化に富んだ空間にしてもよいでしょう。

道路と高低差のある敷地
敷地のほうが高い場合は、アプローチを階段状にする方法が一般的です。
1.5m程度の高低差であれば、敷地の一部を削ってガレージとし、
建物内に組み込むのもよい方法です。2.5m以上の差がある場合は、鉄筋
コンクリート造の擁壁で抑えて、ガレージ、アプローチのほか、本格的な
地下室を設けることも可能です。
道路より低い場合、落差が少なければ基礎をたかくすることで対処できます。
落差が大きいときは、下にも部屋をつくり、2階からアプローチする形がよいでしょう。
スポンサーサイト