設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.088「そとまわり」について
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.088「そとまわり」について

住まいづくりの際には、室内のプランニングと同時に、そとまわりのことも計画
に入れておく必要があります。
住まいは建物だけで成り立っているものではありませんから、周辺の環境にも
配慮しながらそとまわりを含めてトータルで考えます。

門、塀などの外構は、敷地境界を明確にすること、プライバシーの保護、防犯
防風、防音、防火、建物の保護などが基本的な役割です。
これらの機能を踏まえたうえで、バランスの良い構成を考えましょう。
最初に、建物の配置を決め、道路の室内、庭と室内とのつながりを検討し、最後
にそれぞれのつくりを考えるのが手順で、各部をつなぐ動線は、
出来るだけ無駄なく、不便にならないように計画するのがポイントです。
このように、最初はワイドな視野でみつめ、徐々に細部をつめ、改めて全体
を見直すといった方法は、住まいづくり全般を通じていえることです。

敷地は様々な表情をもっています。
建替えの場合は既に樹木があったり、敷地の高低差があることもあるでしょう。
しかし、これらは決して欠点ではなく、むしろそれだけで表情が豊かで個性的
であるともいえますから、長所を生かし、欠点をカバーすることを
かんがえます。
周辺の街並みへの配慮も大切な要素です。
とくに外構は住まいの内と外との間にあるので、建物の個性を引き立てたり
やわらげたりと、環境との調整にも役立ちますから、
状況にあわせて演出するとよいでしょう。また、それだけに、せっかく美しく出来た
建物のイメージを損ねることにもなり兼ねないので、十分に検討する必要もあります。

社会と家庭を繋ぐ出入口としての機能のほか、玄関と同様に住まいの顔になるところ
ですから、住まいのイメージにふさわしいつくりが望まれます。
門の巾は、人の出入りだけであれば1.5mが標準ですが、
車の出入りも兼ねるとなると3m以上は必要になります。
位置は出入りのしやすさ、道路の交通量、玄関とのつながりなどを考えて決めます。
次号につづきます。

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