設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.069「塗り替え」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.069「塗り替え」

新築当時から10年前後住んでくると建物の外壁の
色が褪せてきたり、交通量の多い道路沿いなどは埃や排ガスなどで
くすんできたりと汚れが目立ってくるものです。

最近はライフスタイルの多様化などで楽しみながら家のメンテナンスが
出来る時間が取れにくくなってきています。
「メンテナンスがなるべくかからない家」と言うお客様からの
ご要望も結構聞かれるようになってきました。

外壁は用途、味わいによって大きくは2種類に分かれます。
モルタルを塗ってその上に塗料を吹き付けたり、左官屋さんがコテを
使って塗る「塗り壁」の湿式工法と
コンクリート固めるなどして作った窯業系の「サイディング」と呼ばれる「乾式工法」です。
価格は両方ともピンきりです。

塗り壁の利点は
外壁が味わい深くなり、表情が豊かになる。
モルタル下地なので左官などで曲面が作りやすい。

サイディングの利点は
クラック(ひび)が入りにくい。
表面の塗装によって耐用年数が長い。
手入れが楽。
遮音性が高い。
断熱効果も高い。

塗り壁の欠点は
クラック(ひび)が入りやすい。
どちらかというと色が褪せやすい。

サイディングの欠点は
無味乾燥な表情になりやすい。
レンガ調など安っぽく見える。

またサイディングは表面の塗料によって耐用年数が違います。
http://www5.mediagalaxy.co.jp/nichiha/wallstreet/products/exterior/ex/index.html
接合部分のコーキングが紫外線などで劣化して剥がれたりします。
これも塗り替え時に取り替えます。

湿式、乾式共メンテンスを楽にしたいのであれば
建物の庇を伸ばすのがお奨めです。
四季豊かな日本では台風、大風、夏の強い日差しなど
風、水、紫外線の攻撃にさらされるからです。
軒が短いとすぐ汚れますよ。
ご近所でぜひお確かめください。

ここまでかくと
「なんだかサイディングのが圧倒的に良さそう。。」
と思われるかもしれませんが
塗り壁の豊かな表情はとっても魅力的です。
地震国なので必ずひびは入りますが。。
ひびといっても髪の毛程度のヘアークラックです。

私の場合は
家の顔になる部分は表情豊かな塗り壁にして
耐久性を上げたりメンテナンスを楽にしたい部分にはサイディングなどを
使うなどして張り分けています。
ご参考までに
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