設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.003「狭小地って何?」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.003「狭小地って何?」

都心部になると土地代がまだまだ高いもので坪あたり100万以上してしまう所も多く見受けられます。坪というのは1.82m×1.82mで約畳2帖分になります。
土地代が高いと建物まで資金が回りません。
仕方なく小さな土地を購入し建物を工夫することにより魅力的な空間にしてゆくやり方が増えてきています。
今まで住んでいたところが手狭になってどこか広い土地に移ろうとしても土地代が高い為に仕方なく建て替えることや交通の便や環境を考えて今の小さな土地に住み続けることなども同じことといえそうです。
これらの土地を俗にいう「狭小地」とよんでいます。
小さい土地というとネガティブに考えがちですが
案外、良い点もあります。
固定資産税が安い庭の手入れが簡単フェンスなどの外構費が安いマンション価格で一戸建てが持てるかも?

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ちょっと注意!!∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

でも、狭小地を購入するにはちょっとコツがいります。
建築基準法にのっとった用途地域や高さ制限や各斜線制限です。
用途地域とは「その地域の環境に即した建物を建設してください」という旨のもので例えばこの場所は商業を活性化させるために店舗や高い建物がOKだとか、この場所は工場を建ててよいとかの決まりごとです。
「空の上からその土地を見下ろしたときに建物が土地に対して何パーセントまでは建ててもいいですよ」というのが建蔽率。
「土地の面積に対して各階の面積を足した合計の割合」が容積率。
建蔽率が60%で容積率はが200%の土地であれば空の上から土地を見下ろして土地に対して家が6割以下しか占めていなければOK。各階の面積を全部たしても土地の2倍以下ならOKといった意味です。防火地域という地域内であれば外壁を火に燃えにくい材料にしたり
窓ガラスをワイヤー入りにしないといけないのでコストアップにつながったりします。道路は公衆の場なので陽の光や風通しを良くしなければなりません。隣地の住人とも「もちつもたれず」「お互い様」の精神から隣地の方の前に大きな壁のように立ちふさがって陽が入らないことが
無いように屋根を削るかのような斜線制限をかけています。
道路斜線、北側斜線などがそれです。

次回はこれらを知らなかったばかりに困ってしまった例をお伝えします。

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