設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.388「建築資材にもよく使われる鉄のよもやま話」
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No.388「建築資材にもよく使われる鉄のよもやま話」

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「建築資材にもよく使われる鉄のよもやま話」

キャンプ場に行くと食事時によく見かけるダッチオーブン。
底の深い、フタのある肉厚のあるフライパンみたいなアレです。
鋳鉄製ダッチオーブンを購入したらまずはシーズニング(慣らし)が必要です。
シーズニングとは、新品を下ろすときに行う作業で、
油を鉄になじませることで、焦げ付きや錆を抑えたり、
鉄くささを無くすことができます。
この作業をしっかりやればやるほど後のメンテナンスも楽になります。

作業自体はオリーブオイルなどの無塩油をキッチンペーパーか布で
外側と内側に薄くまんべんなく塗り、
火にかけたり、ねぎやしょうがなどの香味野菜を炒め、
鉄くささを取るなどの処理をする程度なのでそんなに難しいことではありません。

このように世の中に広く出回る鉄、どの鉄も同じように思えますが、
実は性能差があります。
18-8ステンレスやプラチナのように成分配合を数字で表していると判り易いのですが、
鉄の表記にはどこにも成分表記が書かれていません。

鉄の硬さを表す「軟鉄」「鋼鉄」ぐらいの区別でしょうか。
私は以前、中国から輸入した自転車やバイクを購入したら1年もしないうちに錆びが
大発生した経験があったので気に留めるようになりました。

建築資材にも鉄が使われている場所が多くあります。基礎と土台固定するアンカーボルト
基礎と柱を固定するホールダウン金物、筋交いと柱を固定する筋交い金物など。
鉄金物にお世話にならないと成立しないようになりました。

財団法人 日本住宅木材技術センターの認証部に問い合わせてみたところ、
この金物(Zマーク金物)の鉄には細かい規定があり、
亜鉛鉄板を例にとると、「JIS G3302(溶融亜鉛メッキ鋼板及び鋼帯)に適合するものとする。
ただし、火打ち金物の製造に用いる板は、構造用 SGH400又はSGC400に適合するものとし、
その他の金物に用いる板は、一般用SGHC又はSGCCに適合するものとする。」と明記してあります。

安心して何十年も住めますね。

前述のシーズニングの話ですが、鉄というものは10年間寝かせると狂いが生じるそうです。
日本の技術をもってしても狂いが発生するそうですがドイツの技術は狂わないとのこと。
その分、価格も高いそうです。住宅の金物に使ったら、、、、メルセデス何台分?

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テーマ:住まい リフォーム - ジャンル:ライフ