設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.383「ゲリラ豪雨と向き合う その1
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

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No.383「ゲリラ豪雨と向き合う その1

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「ゲリラ豪雨と向き合う その1」

私の住む神奈川県の西湘地区は足柄平野の真ん中を酒匂川が流れ、
豊かな田園を育んでいます。
この川、大昔には平野の西側を流れていましたが田の耕作面積を増やすため、
土木工事により、川の流れを現在の位置に移したそうです。
しかし、台風などで上流の山からの水が増えると暴れ川となり、
堤防を乗り越え、度重なる水害をもたらしました。
現在でも吉田島、金井島、千津島などの地名に残されています。
川幅は広がり、堤防も堅牢となりしたが、近年のゲリラ豪雨による大雨で
再び、堤防が決壊直前という事態に遭遇しました。
再び、川が氾濫してしまう可能性が出てきたというわけです。
私の自宅は川が氾濫するという前提に造られていません。
しかし、私の住んでいる地区の古くからのお屋敷は敷地そのものを周辺より
1メートル程、土盛りがしてあります。
先人たちの知恵がまた生かされるときが来ているようです。

氾濫から自宅を守り切る、あるいは被害を最小限に留めることを考えてみました。
※情報番組の被害報道を見る範囲では平地では床上1メートルまで浸水が多いようです。
なので一応、それ以上は想定から除外して考えることにします。

現状のまま床上浸水に遭った場合の対処方法。

エアコンの室外機は水没すると使えなくなるとのことなので諦めます。
コンセント類が水没すると漏電ブレーカーが作動し、
一時的に家中の電気が使えなくなります。家を建てたときにお願いした工務店などに
依頼して電気工事士にチェックをしてもらい復旧してもらいましょう。
漏水してしまっている1階のコンセントは乾くまで使えないと思いますので、
エリアごとに分けてある小ブレーカーをONにしてそれ漏水で使えないエリア以外を
使用できるようにします。本当に緊急の場合は自分でブレーカーを作動させること
なった時には電気を通さないゴム製の長靴などを履いた後、大小ブレーカーをOFFにして、
一番大きな主幹ブレーカーだけをONにします。次に順次小さいブレーカーをONにしてゆきますが、漏電しているブレーカーは使えないので主幹ブレーカーごとOFFに切り替わります。こんな風に使えるブレーカーだけを探して使用するのです。

汚泥が室内に流れ込んでいるので家具や衣類を外に運び込み、部屋を空室にします。
構造体を痛めたくないので、なるべく早い時期に壁の中、床の下を乾燥させるべく、
壁床を高圧洗浄器などでざっと洗い流したら壁紙と下地の石膏ボードを剥ぎ取って、
壁の中を露出させましょう。グラスウールなど、断熱材の種類によってはスポンジのように水を含んだままの状態にあるのでカビが発生してしまうので取り外しましょう。
内壁を剥がしてしまうのは忍びないですが将来のことを考えれば決断しなければなりません。

床は悩ましいところです。無垢板を使っているとそのまま乾かせば使えそうです。
合板のフローリングを使っていると中の接着材が水で剥がれてしまうことが予想されるので適宜使用というところでしょうか。
床下には断熱材が入っています。発泡系ウレタンであれば乾けばそのまま使えそうですが、
グラスウールのような繊維系は床下に潜り込むなどして剥がす必要がありそうです。
床下にも汚泥が満載ということもあるので、可能ならば前もって土のうなので進入を
防ぐことも肝要かも知れません。

つづく、、
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テーマ:住まい リフォーム - ジャンル:ライフ

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