設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.358ストレスな土地でも建物で出来るだけストレスフリーにする方法 「旗竿状敷地」編
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.358ストレスな土地でも建物で出来るだけストレスフリーにする方法 「旗竿状敷地」編

家族や個人が健やかに育つためには、
出来るだけ環境の良い場所に住みたいものです。
「環境の良い場所」は人の考え方によって様々です。
ある人は買物が便利な駅の近くが良い場所と考え、
また、ある人は郊外の広い土地で伸び伸び暮らせる場所が良いと考えます。

パーフェクトな土地はまずありません。
必ず一長一短あるものです。
念願叶って理想の場所が手に入ったとしても、「一短」はあり、
諸事情でやむ終えない場所を手に入れたとしても「一長」は欲しいもの。
良い土地でも欠点はあり、良くない土地でも良い点はあるものです。

建物の造り方の工夫で土地の持つ欠点を補い、
良い点を伸ばすことが出来たら、どんなにストレスフリーでしょうか。
数回に分けて紹介したいと思います。

今回は「旗竿状敷地」編です。
同じ価格でも敷地面積が広く設定される旗竿状敷地。
道路から奥まった場所なので、採光、通風、家の見栄えが
道路に面した敷地より不利なので、
価格が安く設定されているのが魅力です。

経済的事情ということで旗竿状敷地をお求めの方が多いようですが、
ガッカリ度を少しでも持ち上げる為にちょっとした工夫を
お伝えいたします。

竿状の通路部分ですが、
最低でも巾3m以上の土地を選んでください。
通路部分の有効活用を考えると車庫スペースが一番でしょう。
3台ぐらい置けるので大変、便利です。
巾が3m以下ですと、車の横を歩くスペースが狭く、
自転車を奥に入れたりするのに不便です。
通路としても貧弱なので絶対条件にしましょう。
横浜などでは巾が3m以上ないと木造3階建てを建てることが
出来ないこともあります。(ただし、諸条件によります。)

旗の部分に家を建てることになり、
四方向を隣家に囲まれることとなります。
南からの採光を少しでも取り込めるように、
敷地南側を空けることにします。
隣家がそそり立っていることが想定されるので、
窓は一般のお宅よりも高い場所に取り付けて、光りを導きます。
具体的には部屋南側の窓は天井面を基準に、
そこから下げるようにして、取り付けるのです。
吹き抜けも効果的です。
吹き抜けを造ることで奥の部屋にも光りが差し込みます。

囲まれていることで臭いや音の影響を受けやすくなります。
隣家のトイレの窓や換気扇の位置に注意して部屋を考えます。
トイレにはトイレを並べるもの良いかもしれません。
最近では台所の換気扇で喫煙をするお宅が増えてます。
受動喫煙にならないためにも隣家換気扇に面する部屋の窓は
小さくしたり、換気扇を設けたり、対策が必要です。
煙は上空にも流れます。上階にも同様の対策を講じます。

隣家の浴室からの音で眠れなくなっては困ります。
寝室は避けるべきでしょう。
二重窓などの工夫が必要です。

旗竿状敷地で楽しむ方法は屋上を造る事です。
一気に抜ける開放感が味わえ、洗濯物も午前中に乾き、
七輪で焼肉も楽しめるでしょう。

車の台数が多くて、経済的な土地を探している人には
きっと、楽しめることでしょう。

 



↓よろしければクリックお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 住まいブログ 一級建築士へにほんブログ村 住まいブログ 住まいの豆知識へ


スポンサーサイト



テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用