設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.356ストレスな土地でも建物で出来るだけストレスフリーにする方法 「海の横」編
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No.356ストレスな土地でも建物で出来るだけストレスフリーにする方法 「海の横」編

家族や個人が健やかに育つためには、
出来るだけ環境の良い場所に住みたいものです。
「環境の良い場所」は人の考え方によって様々です。
ある人は買物が便利な駅の近くが良い場所と考え、
また、ある人は郊外の広い土地で伸び伸び暮らせる場所が良いと考えます。

パーフェクトな土地はまずありません。
必ず一長一短あるものです。
念願叶って理想の場所が手に入ったとしても、「一短」はあり、
諸事情でやむ終えない場所を手に入れたとしても「一長」は欲しいもの。
良い土地でも欠点はあり、良くない土地でも良い点はあるものです。

建物の造り方の工夫で土地の持つ欠点を補い、
良い点を伸ばすことが出来たら、どんなにストレスフリーでしょうか。
数回に分けて紹介したいと思います。

今回は「海の横」編です。
朝日が昇り夕日が沈む、海鳥が鳴き、砂浜を戯れる。
生まれてよかった、充実した毎日。
良いイメージだけが先行するベストな場所。
でも、こんなはずじゃなかったと思う前に要だけを押さえておきましょう。

ポイントは暴風と塩害、この二点だけです。
台風になると、遮るものがなにも無い、海からの暴風雨が
建物に打ち付けます。
壁面が大きいほど強く打ち付けられます。
海岸線と平行になる外壁面は広すぎず造ります。
なるべくなら建物が上から見たとき、暴風に耐えやすい正方形に近い形が
好ましいでしょう。長辺が海岸線と並行になる極端な長方形は要注意です。
強風で煽られて、揺れる可能性があります。
突き上げる雨は窓の下枠、吸気口、小屋裏換気口から内部へ入り込みます。
エアコンの冷媒管の穴からも入ることもあります。
海岸線に向いていない外壁に設けるなどします。

暴風となると砂浜の砂が外壁面に強く当たり、塗膜を傷つけます。
同様に窓ガラス面も傷つくのでトーメイガラスだったのに
数年後にはスリガラスになっていたという事例もありました。

窓ガラスが交換出来る設計にしたり、外側にフィルムを貼るなどします。
建物と海岸線との間に暴風林を設けるもの一考です。
松が代表的ですが、和風の住宅ならともかく、
現代の住宅となると厳しいものもあります。

そのような時は、暴風林の替わりにアルミスパンドレルという、
台形に折れ曲がった穴の開いた板を塀にしても効果的です。
自動車専用道路の脇に設置してあるアレです。

音の干渉帯も兼ねるので便利です。
ツタを絡ませれば緑も増えて、建物に趣が増すことでしょう。

塩害を防ぐには鉄はNGなのでアルミやステンレスを使います。
外部に使う釘や手摺など気を使います。
強度を取らなければならない場所は鉄を使うので、
塗装にはマリンペイントを採用して少しでも腐食を防ぎます。
マメに塗るのが肝要です。

これで楽しい加山雄三ライフが送れる事でしょう(笑)











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