設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.353ストレスな土地でも建物で出来るだけストレスフリーにする方法 「河の横」編
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No.353ストレスな土地でも建物で出来るだけストレスフリーにする方法 「河の横」編

家族や個人が健やかに育つためには、
出来るだけ環境の良い場所に住みたいものです。
「環境の良い場所」は人の考え方によって様々です。
ある人は買物が便利な駅の近くが良い場所と考え、
また、ある人は郊外の広い土地で伸び伸び暮らせる場所が良いと考えます。

パーフェクトな土地はまずありません。
必ず一長一短あるものです。
念願叶って理想の場所が手に入ったとしても、「一短」はあり、
諸事情でやむ終えない場所を手に入れたとしても「一長」は欲しいもの。
良い土地でも欠点はあり、良くない土地でも良い点はあるものです。

建物の造り方の工夫で土地の持つ欠点を補い、
良い点を伸ばすことが出来たら、どんなにストレスフリーでしょうか。
数回に分けて紹介したいと思います。

今回は「河の横」編です。
河の堤防沿いには道があるのが多く、ウォーキングやランニングなど、
気持ちよい汗がかけたり、水辺に集まる鳥達を眺めるのもこころが和むものです。
河に沿って風の流れもあるので気持ち良く風が吹き抜けることでしょう。
河の横に土地が手に入ったなら、
是非、河のほうに向けて窓を大きく採りたいものです。
夏になると、多くの蚊などの虫が発生するので網戸は必須です。
大きな河となると堤防も立派です。
恐らく家の2階の高さより少し高い位置にくることでしょう。
堤防を歩く人からの視線も気になります。
2階にはバルコニーを配して、そのバルコニーの前に縦格子のルーバー
を取り付けて視線を遮りながら、河の風を誘い込みましょう。

次に災害を防ぐためのポイントをお伝えします。
ゲリラ豪雨が多く発生しており、
堤防が壊れて床上、床下浸水の被害が増えてまいりました。
河近くに多く見られており、予防が必要です。
各行政では災害ハザードマップなどをWebで照会することが出来るので、
事前に調べておくのも良いと思います。
河近くに古くから住んでいるお屋敷も参考になります。
周りに石垣を積み、屋敷の土地自体が数メートル高くなっている場合は
かつて洪水に見舞われた場所だと思って間違いありません。

先人達の知恵に習って、あらかじめ土盛りなどをして、
その上に家を建てましょう。
土地の周囲を型枠コンクリートブロックやコンクリート擁壁で囲うので
少々、予算が掛かりますが、
お隣の土地より少しだけ高いだけでも安心です。

土地を盛り土するよりも建物本体の基礎だけを上げる方法のがコストが
安くなります。
通常の基礎は地面から天端までが400mmです。
1階床上までがおよそ600mm。

一般的な床下浸水の定義とは地面から450mmまでの水を言います。
基礎より上に水が来ると基礎パッキンの隙間から水が内部の浸入するので
通常の基礎では侵入を許してしまいます。
地面から1000mmぐらい基礎を上げると安心出来るかも知れません。
延床面積30坪程度住宅であれば100万円以下の追加でいけると思います。
1階に置くであろう家財道具の総額を鑑みながら採用しても良いと思います。
床下が大空間になるので天井高1400mm以下にして、収納庫にしましょう。
涼しいのでワインやお米など仕舞う場所にして大活躍です。

建物の背が高くなるので北側斜線や道路斜線に注意が必要です。













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