設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.334「本当にあった怖いご相談 3」
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No.334「本当にあった怖いご相談 3」

40代のご夫婦が眺望の良い別荘地を購入して、
自然素材を売りにしている工務店を選び、
外注の建築士さんと設計を進めたところ、
要望は聞きいれられず、予算は判らず、
したいカタチも出来ず、挙句の果てには工務店の都合で
打合せはあと1回。
なのに出来ている図面は計画途中の1/100の間取り図だけ。
オマケに計画案の真下に古井戸がある始末。

「どうしたら良いのでしょうか」
とご相談に来られました。

設計契約を締結したというので契約書を拝見すると、
ご夫婦は契約時に全額を支払っておりました。

私:「・・・・・・・・・」

一般的な設計契約書には
1 契約時
2 基本設計完了時
3 実施設計完了時
4 上棟時
5 建物引渡し時
の5回程度に分けて、最初の契約時は業務を始める前に報酬を
もらうのですが後の4回はその業務が終了した時点で請求するのが
一般的です。

このご夫婦の場合は、設計者が古井戸を考慮しなかったばっかりに
計画のやり直しなど、物理的な時間が増えたりしたことで
正当な解除理由になるかもしれません。
2の基本設計の途中なので建築士との話合いで
実費程度を支払う程度で良いと考えられますが、
今回は1の契約時に全額支払ってしまっているので
果たして帰ってくるかどうかが問題となりそうです。

お金を一度支払ってしまうと、
返したくないと思ってしまうので、
契約書はくれぐれも注意しましょう。
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