設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.314「化学物質過敏症(CS)」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.314「化学物質過敏症(CS)」

住宅の設計中にお客さまから
「産後、においに対して過敏になったみたいで、先日、キッチンメーカーを回ったら、
においがきつくて近寄れないシステムキッチンがあったわ」
との報告を受けました。

勿論、今回の設計はお客さまの体調を加味してにおいのしないメーカーのキッチンを
採用することになりましたが、何故、このようなことが起こるのでしょうか。
各社ともホルムアルデヒトが極めて少ない、フォースターというグレードのものにも
関わらずです。

お客さまは一時の体調の変化で過敏になってしまい、最近は以前より軽くなった
とのことで、恐らく元に戻ることでしょう。

永い間体調を崩されたままの方の場合、
化学物質過敏症(CS)という症状で判断されます。

発症原因の半数以上が、室内空気汚染です。
新築、改修、改装で使われる建材、塗料、
接着剤から放散される揮発性有機化合物(VOC)などが、
室内空気を汚染するのです。

シックハウス症候群の主な原因とされているVOC(揮発性有機化合物)の
なかで取り急ぎ規制をかけなくてはいけなかったのがホルムアルデヒドです。
改正建築基準法では、内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材は、
その発散レベルに応じて、使用面積が制限されることになりました。

その発散レベルはJIS、JAS又は国土交通大臣認定により等級付けされ、
星の数でその等級をランク付けします。
F☆☆☆☆(フォースター)はその中で最も放散レベルの低いもので、
建築基準法の規制を受けずに使用できます。

しかしながら、発散量が少ないというだけで、
全くホルムアルデヒドを放散しないものではないということに注意する必要があります。

先程、取り急ぎ規制をかけなくてはいけなったと書きましたが、そうです。
人体に影響を及ぼすVOC(揮発性有機化合物)は全部で13種類あったのです。

厚生労働省による濃度指針値のある物質

ホルムアルデヒド
アセトアルデヒド
トルエン
キシレン
エチルベンゼン
スチレン
パラジクロロベンゼン
クロルピリホス
テトラデカン
フタル酸ジ-n-ブチル
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
ダイアジノン
フェノブカルブ

こんなにたくさんのVOC(揮発性有機化合物)が充満しているのを
忘れてはいけません。
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