設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.288「湯山紀行」国内編 その7 (吊り橋)
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

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No.288「湯山紀行」国内編 その7 (吊り橋)

「ユヤマノリユキ」ではありません。
「ユヤマキコウ」と読んでください。(笑)
旅先で見たモノについておもったことを綴りたいと思います。

「大分県の九重 “夢” 大吊橋」
は来場者100万人突破の大盛況!

日本一の吊橋(歩行者専用橋)ということで訪れました。
高さと長さが日本一その吊橋は
対岸に渡ると道が無くなっていて
そのまま引き返してくるしかない
観光名所オンリーの潔い吊橋でした。
当時から虎視眈々と次の日本一の座を
狙う吊り橋が着工しているという噂も
あり、その際には川底を更に掘って
高さだけでも死守するようなことが
都市伝説のように伝わっておりました。

大分県の九重 “夢” 大吊橋の概要
平成18年10月30日落成式 同日正午より営業開始
本体着工 平成16年5月
総工費 (周辺整備費を含む) 約20億円 
●標高 777m
●高さ 173m(日本一)
●長さ 390m(日本一)
●主塔の高さ 43m
●主塔の直径 1.4m
●橋桁の幅 1.5m
●手摺の高さ 1.4m
●橋桁の重量 312t
●メインワイヤー(2本) 
●直径53mmのワイヤーを7本束ねてあります。
●耐重量 117トン(設計上65kgの大人が約1,800人乗っても耐えられます。)
●耐風性 風速65m程度
●耐震性 震度5程度

ということです。(九重町HPより)
耐震性が震度5程度というのは驚きですね。
建物ではNGです。


続いては「谷瀬の吊橋」
20年ぐらい前に奈良県に谷瀬の吊橋というのがあるのを聞いて
バイクで訪れました。
昭和29年谷瀬の村落の人々が一世帯あたり30万円の大金を出し合い架けたと
いうのは有名な話で先の観光オンリーの橋とは一線を画す生活必需橋です。

●長さ 297m(鉄線橋では日本一)
●高さ 54m

20年前は確か日本一の吊橋だった思いますが
「鉄線橋」で日本一という限定にして売り出していました。
九重の堅牢な吊橋に対してリーズナブルな予算で出来ているので
気持ちよいほど揺れます。

しかし、地元の人は颯爽とバイクで駆け抜けます。
流石です。

徳島県にある「祖谷のかずら橋」は
かずらという植物のつるで両岸から本体を支える植物吊り橋である。
かずらはしらくちかずら(サルナシ)のみが用いられるこだわりであるが
桁部分もかずらで丸太、割木を繋いだだけのはしご状につくられる。
さすがに規模は小さいが植物でこれだけの建造物がつくれることに
驚くばかりである。

吊り橋とは川の両端などに二本ずつ柱を並列に建て、柱の頂部同志を
ロープで繋ぎ、そのロープから更に数本のロープを垂らして橋本体を固定するもの。
昔の三角テントのような構造でもある。

この技術は建築にも応用されて代々木のオリンピックプールなどでも採用
されております。

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