設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.277「コタツ形式」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.277「コタツ形式」

メーカーでは電気式の赤外線コタツを販売したところ、
思うように売上が伸びなかったといいます。
それまでの掘りコタツの中では火のついた練炭が赤く光っていました。
日本人は暖かさを感じるときには「見た目の暖かさ」も重視
することに気が付き、コタツが赤く光るようにして「火」のイメージを
かもし出したところ大当たりしたといいます。
ちょっとした発想の転換で随分と違うものです。
あのまま諦めていたらもしかしたらコタツ文化は無くなっていたのかも
知れませんね?

このコタツ、古くは室町時代よりあったといいます。
そして先述の掘りコタツは明治42年にバーナードリーチという外国人が
考案したといわれております。
椅子のように腰掛けるので日本の文化ではないと薄々は感じておりましたが。

ところで居酒屋チェーン店に行くと掘りコタツ形式のシートがあります。
床には暖房も入っていて結構、快適。
古民家の掘りコタツのように居心地がよい空間を演出しているだけでなく
実はもっと実質的な効果があるのです。

掘りコタツ形式ではなく床が掘っていない電気コタツ形式であれば
そこに座するためには正座かアグラをするしかありません。
居酒屋という業態の性格上、正座よりアグラをして過ごすのが多くなること
でしょう。
アグラをすると脚を折り曲げること両足が左右に張りだします。
隣の人はその脚を避けて座るようになる為に次々と間隔が空いてしまう訳です。
単位面積あたりの収容人数が高い程、売上が上がるお店にとっては
無駄なことなので掘りコタツ形式にして座ることで間隔を狭めているのです。

飲んだ席でのネタとして使ってみてください(笑)

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