設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No266.「浴室の話 1」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No266.「浴室の話 1」

寒かった浴室もユニットバスの普及によって暖かくなり
掃除も楽でバリアフリーと家の中でも激的に変化したセクションでは
ないでしょうか。

そもそも風呂に入るという習慣はいつ頃からなのでしょうか?
時代劇では五右衛門風呂がよく登場しますから江戸時代には
庶民も定期的に入っていたことになりそうです。
水戸黄門の由美かおるさんは1週間おきでしょうか?

昭和初期、地方の農家には離れに風呂があり、井戸から水をくみ上げ
桶に貯めて下から火をつけて暖めていました。

昭和40年代、私が幼い頃に住んでいた家のお風呂は洗い場はスノコが
敷いてあり、使わないときにはスノコを上げて乾かしていました。
バスタブは「風呂桶」でした。
「サワラ」の木で出来た楕円形の風呂桶の中に鉄製の釜が入っており、
釜の上部からは煙突が天井に向かって伸びていました。
風呂桶の1/3がその釜が占めていましたので
残りの部分で浸かります。
平面的に広くないので深かった思い出があります。
浴室の横にある勝手口にはお湯を沸かす為の釜口があり
そこに薪をくべ、火を起こしていました。

勝手口を出ると外には薪が外壁に沿って積み上げており
そこから薪を取ってきたのです。
薪が少なくなると父が庭で薪割をしていたのを思い出します。

その薪は何処から取ってきたかと疑問が沸きますが
昔は山は植林が盛んで森を健全に育てていました。
そこで出た間伐材などを分けてもらったようです。

入浴一回にでもコレだけの労力が掛かった昔は
一番風呂に浸かる際の声もさぞ大きかったことでしょう。

因みに賃貸住宅の場合は浴室には風呂桶は無く
借り手が自分で都合して取り付けたそうです。
今で言うエアコンみたいなものでしょうか。
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