設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.264「玄関チャイムの話」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.264「玄関チャイムの話」

「たのもう~」
いまどきこんな掛け声で玄関に佇む人はいませんね。

「ピンポンダッシュ」って言葉、聞いたことありますよね。
昭和47年頃の家にはこのチャイムが付いていました。
この時代前後にはチャイムの無いお宅がほとんどだったのか
先ずは玄関扉を開けて「こんにちは~」「ゴメンください~」
と掛け声をして確かめていました。
子供が回覧板を届けるという風習もあったので子供にも良い
対面学習が出来たのではないでしょうか。
近所の子供が来れば何となく可愛いし、親しみを感じることも
出来るので良い習慣だとおもいました。

家が大きくなったのでしょうか?
それとも団地の普及からでしょうか?
押し売り撃退なのでしょうか?

この「ピンポンチャイム」が普及すると玄関の作法が
先ず「ピンポン」を押してからドアを開けてもらうのが
一般的になりました。
「ピンポン」を押しても家の中から「どちら様ですか?」
と聞かれ「○○ですけど」とご近所に響く声で言わなければ
いけないこともあり、子供ながら恥ずかしい思いをしました。

この恥ずかしい思いからかどうか知れませんが次第に
インターホンになりました。
一般的になったのは平成に入った辺りからでしょうか。
インターホンになると大きな声を出すことも無いので
建物本体の玄関よりも更に外、門扉に付けられることが
多くなりました。
侵入者を水際で食い止めるよりもそのものを進入させないとの
ことからでしょうか。
インターホンとセットで「セールスお断り」プレートも
目に付くようになりました。

社会生活が複雑化し、人とのコミュニケーションが煩わしく
なったのか、なるべく口数を少なく効率よく必要な人だけを
招き入れるかの如く玄関装置が発展して行きました。

そして現在は録画機能モニター付インターホンです。
セキュリティ色が一段と上がりました。
こうなると「X線持ち物検査付指紋、静脈、眼球識別機能付落とし穴付
セールスお断りプレート付インターホン」でも出来そうな勢いですね。
建物自体もダミーで本体は地下40mにあるとか、、、


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