設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No253.「現場100回」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No253.「現場100回」

お客様と雑談中に出たお話をひとつ。

首都圏のとある新興住宅地があります。
十数年前に丘を切り開いた大規模開発分譲地には
当時の新進気鋭の建築家の複合施設や文化施設が建設され
アッパーグレードのエリアとして高級住宅街として売り出されました。
立ち並ぶ住宅は皆、モデルルームのようで同業他社も競って視察に
訪れました。
クリスマスになるとイルミネーションが美しく街路を飾り、
今でも素敵な街並みです。

お客様の興味を持たれて検討しておりました。
毎週入る不動産チラシに目を通し、マンション販売のパンフレットを
請求して、、、

既に住まわれているお宅からも様々なことを伺ったそうです。
その中で気になることが。
西風の強い日など風に乗ってたまに「におう」ことがあるとのこと。

これは「匂う」ではなく「臭う」の方。
「臭う」方向には木立があり、自然そのもの。
ある時、その木立に近づいて奥に目をやるとなにやら建物が、、、

どうやらその方向から「臭う」そうです。
そうです、
それはゴミの最終処分場だったのです。
大規模分譲に負けず劣らずこの大型処分場、
官民一体の大規模開発だったのでその大型分譲地でさえもその一部に
過ぎなかったようです。

改めてチラシを見直しました。
マンションチラシによくある飛行機から撮影した周辺画像では
その処分場は売り出し文字が重ねられ、
他のチラシではその部分が上手にカットされていたそうです。

今ではネットの「グーグルアース」などで簡単に調べることが出来ますが
刑事のように「現場100回」といったところでしょうか。

今は綺麗な分譲地かも知れませんが昔はどのような状態だったかも
調べてみてはいかがでしょうか。
昭和初期~最近までの航空写真を閲覧することも出来る都道府県もあります。

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