設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.252「ピュアウッド」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.252「ピュアウッド」

前回の「新月伐採の木」を使ったバウビオロギーな家
「ピュアウッド」を紹介します。

「木」は燃えやすいですよね。
「鉄」は強そうですよね。

本当のことですが木も使い方によっては鉄よりも燃えにくくなるのです。
木造住宅の火災現場を見ると柱が炭で黒くなっていますが骨組みが残っています。
表面から2~3センチまでは燃えて炭になりますがそれ以上は燃えないのです。
マッチ棒を想像してください。
マッチ棒が良く燃えるのは木が細く、その周りには燃えやすい酸素で囲まれています。
木が厚くなれば酸素が触れる部分が少なくなるので燃えにくくなります。
この木の厚みが36センチともなると1000℃の炎を120分当てても、外側は炭化
しただけで反対側は120分後でもわずか1.8度の上昇だけだという。
断熱効果も絶大という訳だ。
9.11テロでのワールドトレードセンターは鉄骨造。
航空機燃料の温度は900度と言われています。

自然にダメージを与えないように計画的に植林された
薬剤を使わない丈夫な「新月伐採のトウヒの木」を使い、
丸太ではなく製材されたいく本の角材を広葉樹のホゾで繋げて厚さ36センチのパネルで
構成された家が「ピュアウッド」の家です。

バウビオロギーの観点から言えば
太陽エネルギーで計画的に再生出来る素材で
解体後の再利用や、チップ材などに再利用可能なリサイクル性にたけ、
放射能の発生がなく、 電気や磁場の影響を受けず、健康面にも配慮している。

ローソク2本で温まってしまうという究極のゼロエネルギー住宅、
壁が厚すぎて「ウサギ小屋」と揶揄される日本の敷地に入りづらいことや
高コストが今後の課題ですがお財布にも「バウビオロギー」であることを今後、期待します。

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