設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.023「バランス感覚を楽しみましょう。」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.023「バランス感覚を楽しみましょう。」

近年はライフスタイルの多様性などにより、家についての価値や考え方が
複雑になってきました。
家に求められるのは予算、耐久性、メンテナンス、安全性(健康面)、耐震性、
加えてエコロジー、自然素材、ローコスト(コストダウン)、
そして私の得意とするデザイン、遊び心、秘密の隠れ家などが絡み合います。

これらを鑑みながら
家を創るときには「キーワード」や「コンセプト」を決めてやると
共通の認識のもとにお客さまと設計者が一体になって実現しやすくなります。
これだけ家に対する要素が多くなるととかく横道にそれやすくなりますので・・・

キーワードやコンセプトを決めても矛盾点が発生してくることが多々あります。
それらをどう受け止めて、適切に判断するバランス感覚が求められるのです。

例えば
予算が決まっているが自然素材を使ったいえづくりをしたい、メンテナンスも楽に
したい、耐久性も良くしたい、健康住宅にしたい、地震にも強くしたい、
エコロジカルにしたい場合、
全部をクリアするのは予算的にオーバーしてしまう。
自然素材は呼吸するのでメンテナンスは交換を基本的としないと
生きてこない。
自然素材は必ずしもエコロジカルではない場合もある。
柱を表に出す真壁は耐震性にはマイナス要素。
無菌住宅が果たして体に本当に良いかも疑問。
となります。
要はどこまでを納得して
家の「この場所は耐久性のが大事だからこれにしよう」
「居間の壁は杉板にしたいな」とか全体のバランスを見ながら
うまく調整することがとても大事なのです。

その調整作業をたのしくかつわかりやすく進めるために
かんたんな部位別選択肢リストなどを作って
進行中のローコスト自然素材志向のお客さまと設計の打ち合わせ
などに活用しております。
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