設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.241「設計料の設定と支払いタイミング」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.241「設計料の設定と支払いタイミング」

設計料って気になりますよね。
材料代でもないし、施工作業費でもないしただの紙。
でもその紙に描いた図面によってコストダウンがはかれたり
明日への鋭気がモリモリと沸いてくる空間が造れるのです。

美味しい料理にはレシピが必要なように、、、

不動産やハウスメーカーのチラシには「坪~万円より」と書いてあります。
それらの間取りや仕様はパターン化されているので営業マンでも簡単に
見積もりが出せます。
しかし、設計事務所のそれは全てカスタムメイドになるので間取りが決定して
設計図が全て書きあがってはじめて施工者に見積もりを依頼することになります。
見積もりが出来たからといって希望の金額になるとは限りません。
夢や希望がびっしり詰まっているからどうしてもオーバーになります。

再度、夢の優先順位を皆さんと一緒に考えて「気持ち」をそのままに、上手に
コストダウンをして素敵な住まいを完成させるのです。

設計事務所に設計を依頼するときにはまず「設計業務委託契約」を結びます。
その書類の中には設計料が記載されることになるのですが
設計料は建物建築費を元にして料率が決められます。
料率は設計事務所によってまちまちですが10~13%前後です。

先に述べさせて頂いたように実際に建築費が判明するのはずっと後。
なので設計契約時には暫定の建築費を定めてスタートして最後の支払い時に
再清算して帳尻を合せます。

暫定設計料が決まったら支払いタイミングと支払い額です。
設計契約時に全体の10%
基本設計完了時に全体の20%
実施設計完了時に全体の40%
上棟時に全体の15%
建物引渡し時に全体の15%

基本設計とは1/100で描く平面図や立面図で間取りの決定と簡単なプロポーション
の決定までの作業をいいます。

実施設計とは1/50の平面詳細図、展開図、設備図、1/100の配置図、仕様書、他
一般に設計図と呼ばれるものでその図面を元に見積もりや現場での打合せ、
建築確認申請などが行なわれる重要な図面のことをいいます。

上棟とは「建て前」というように一日で骨組みを屋根まで済ませてしまう日をいいます。
建物引渡しとは建物が完成して引き渡される日をいいます。

例えば「3000万円の建物を目指して頑張ろう」といった場合、
設計料10%であれば暫定設計料は300万円になります。
設計契約時の支払いが30万円
基本設計完了時金が60万円
実施設計完了時金が120万円
上棟時金が45万円
建物引渡し時に45万円
となるわけですが
「3000万円を目指していたがやっぱりもう一部屋欲しい」
などとなった場合、見積もりがアップしてしまいます。
したがって実施設計完了後、見積調整し、最終的に
建築費が3200万円になったときには設計料も320万円になるので
当初との差額の20万円となります。
建物引渡し時の45万円+20万円=65万円とさせていただき帳尻を
合せさせていただきます。

設計料をクリアにして楽しい設計の話しをどんどん進めましょう!
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