設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.230「不当表示防止法 2 」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.230「不当表示防止法 2 」

不当表示防止法ってご存知ですか?
不動産の誇大広告などがよく知られています。
今日は前回に続きその禁止内容の続きを紹介したいと思います。

12
学校、病院、官公庁、公園等の公共・公益施設の名称および物件までの道路距離を
表示しなければならない。
(「小学校・公園・至近」、「学校近し」等は、不当表示となる)。

13
面積は、メートル法により表示しなければならない(「坪」のみによる表示は不当表示
となる。㎡と併記する場合は不当表示ではない)。

14
間取りは、建物の各室ごとの畳数を明らかに表示しなければならない。

コメント:チラシでは表示の無いものも見受けますがアレはどうなのでしょうか?

15
居室と認められない納戸などは、居室としてはならない。

コメント:一見して窓があって部屋に見える納戸も
建築基準法の採光計算、換気計算を満たしていなければ現に窓があっても
居室(居間や寝室、子供部屋といった継続的に使用する部屋)とみなされないので
あくまでも納戸として理解の上、購入していただくといった主旨だと思います。

16
「新築という文言は、建築後1年未満であって、使用されてたことがないものであると
いう意味で用いなければならない。

コメント:厳しいですがこういうことが必要です。

17
写真は、取引するものの写真を用いなければならない。
ただし、建物が未完成の場合は、写真に写る部分の規模・形質等が同一の他の建物の
内観写真および規模・形質・外観が同一の他の建物の外観写真であれば、その旨を明らか
にして用いることができる。

18
原則として、二重価格をすることは出来ない(たとえば、「2億円→1億5千万」、
「市価の4割引」、「2000万円の値引き」など)。
例外として以下の場合は二重価格表示ができる。
(a)
一定の取引条件に適合する購入者等に対して、一定率または一定率の割引をする場合にお
いて、当該取引条件を明らかにして、割引率、割引額または割引後の額を表示する場合
(b)
旧価格(値下げの3カ月以上前に公表された価格であって、かつ、値下げ前3ヶ月以上
にわたり実際に販売していた価格)と比較対照価格とする場合であって、次の要件のす
てに適合し、かつ、実際に、当該期間、当該価格で販売していたことを資料により客観
的に明らかにすることが出来る場合。
(ア)
旧価格の公表時期および値下げの時期を明示したのものであること。
(イ)
値下げの時期から6カ月以内に表示するものであること。
(ウ)
使用されたことがない建物について行う表示であること。

19
割賦販売またはローン提携販売の条件について、実際のものよりも有利であると誤認され
るおそれのある表示(アドオン式による利率のみの表示等)をしてはならない
(実質金利を併記する場合は、不当表示ではない)。
アドオン方式とは、あらかじめ割賦払いの全期間の利息総額を計算し、元金+
利息総額を割賦回数で割って均等返済するもの
(例えば30万円の10回払いでアドオン率6%とすると、利息総額は30万円×6%=1.8万円
毎月の支払額は31.8万円÷10回=3.18万円となる)
20
次の用語は、原則として使用することが出来ない。

完全・完璧・絶対・万全などの断定的用語

特選・厳選などの事実に反する用語

日本一・日本初・業界一・超・当社だけ・他に類を見ない・抜群などの用語
(ただし、客観的・具体的事実に関する保有データに基づく場合は使用できる)

最高・最高級・極・一級などの用語(ただし、客観的・具体的事実に基づき、これを
併せ表示する場合は使用できる)

買得・堀出・土地値・得安・破格・激安・投売り・バーゲンセールなどの用語
(ただし、客観的・具体的事実に基づき、これを併せ表示する場合は使用できる)

コメント:これからは造語や外来語といったチェックも必要になりそうですね。
「ナウなヤングがトゥギャザーするエクセレントなスペシャルタウン!!」
売れそうにありませんが。。。。

21
おとり広告をしてはならない。
おとり広告とは、次のものについて、取引できると誤認されるおそれのある表示
をすることをいう。

実際には存在しない不動産について

実際には取引する意思のない不動産について

実際には取引できない不動産について


22
自動車による所要時間は、道路距離を明らかにし、走行に通常要する時間を表示しなけ
ればならない。有料道路等(公知の高速道路等を除く)を通行する場合は、その旨も
表示しなければならない。
23
自転車による所要時間は、道路距離を併記して表示しなければならない。
24
徒歩による所要時間は道路距離80mを1分として計算し
(1分未満の端数は切り上げ)、表示する。信号待ち時間や歩道橋の昇降時間時間は
考慮しなくてよい。

コメント:この知識は一般の人でも浸透していると思います。
気をつけたいのは岩山のような激坂や怪しい人が出没しそうな長い地下道でも距離で換算
されるので耐力や精神力も同時に考えなければなりません。
笑い話ですがある釣り好きの人が渓流釣りに行かれたそうです。
駅で友人が車で迎えに来ていざスポットへ。
しかし30分で着くといっていた友人の車はいつまでたっても予定地には着きません。
やっと着いたらもう1時間も経っていました。
そこで彼はいいました。
「そういえば君は不動産屋さんだもんな」と。

25
電車、バス等の交通機関は、現に利用できるものを表示すること。
ただし、次のものは内容(利用予定時期等)を明らかにして、現に利用できるものと
併せて表示することができる。

鉄道路線の新設について、国土交通大臣が許可等の処分をしているもの

バス路線の新設について、バス会社等と事業者(不動産会社)との間で、協定が成立
しているもの。

コメント:高度経済成長の頃の笑い話ですが郊外の分譲地を売り出す際に
「偽のバス停を置いておいた」なんてことや「バス停をずらしていた」ことを聞いたこと
があります。

26
新設予定の駅または停留所は、当該路線の運行主体が公表したものに限り、その新設
予定時期を明らかにして表示することが出来る。

27
電車、バス等の運行本数が著しく少ない場合は、その旨を表示しなければならない。

28
距離または所要時間を表示するときは、起点および着点を明らかにして表示すること。

以上の規制を読むと過去には色々トラブルがあったことが見受けられます。
専門家の意見も聞き土地の購入を検討するもの一考かと思われます。
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