設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.219「二世帯住宅契約の知恵」3
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.219「二世帯住宅契約の知恵」3

二世帯住宅といっても価値観の違う家族同士が住むので
なるべくトラブルは避けたいものです。
決め事などは最初からハッキリとしておかないと関係が悪くなったときに
修復が難しくなることがあります。
決められるものは最初のうちから決めておくのが寛容と思われます。

まずは光熱費の割り振りがあります。
電気、ガス、水道

まずは電気から。
メーターが一つでは月々の支払いの割合を出すのが難しいので
ここはやはり2つのメーターを取り付けるのが無難です。
2つつけてもらいましょう。
そこで電力契約も2つになるのでその分高くなるのでは?という疑問が
沸いてきます。
建築時には配線、電力会社申請料、配電盤などに倍のコストがかかります。
イニシャルコストは多いのですが実はランニングコストが安くなるのです。

契約アンペアは(東京電力の場合)
60Aを1つ契約して二世帯で使う場合は
基本料金 60A=1638円
30Aを2つをそれぞれの世帯で使う場合は
基本料金 30A=819円×2=1638円
と同じです。
「全然安くないじゃないか!」とお思いになりますが
ここからがマジックです。
電気は基本料金と電力量料金があります。
(電話と同じようなものですね。)
この電力量、多く使うほど割安になると思ったらその反対で一定量を越えると
割高になるのです。
(まるでタクシーの深夜割増しのよう。。)
具体的には最初の120KWhまで 1KWにつき約16円
120KWhこえ300KWhまで 1KWにつき約21円となります。
つまり二世帯で1つの回路を使えば必然的に120KWhを越えてくるし
別々に回路を使えば各世帯が120KWh以内で納まることになり
お徳になるという訳です。

例えば
一世帯当たり月に250KWhを30A契約で個別に使うのであれば
最初の120KWhまで 120KWh×約16円=1920円
121KWhこえ250KWhまで 129KWh×約21円=2709円
1920円+2709円×2世帯=9258円(基本料その他別)

一方、二世帯で月500KWhを60A契約で使うのであれば
最初の120KWhまで 120KWh×約16円=1920円
121KWhこえ300KWhまで 179KWh×約21円=3759円
301KWhこえると   199KWh×約23円=4577円
1920円+3759円+4577円=10256円(基本料その他別)

およそ\1000/月違うことになります。
更に\12000/年となります。

いかがでしょうか。
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