設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.218「二世帯住宅契約の知恵」2
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.218「二世帯住宅契約の知恵」2

前回、一口に二世帯住宅といってもその家の造りはタイプ別に
分かれることをお知らせいたしました。

心地よい家族の距離が保てるのは家族間だけが知りえるバランス
だと思います。
その絶妙のバランスを上手に探り出して住まいに反映出来れば
素敵な時間を過ごせること間違いないことでしょう。

さて、前回のタイプ別の造りのなかで
4「玄関2つで親夫婦、若夫婦が扉一枚隔てて分かれている2つの家」
5「家は1つだが玄関の位置もまるっきり離れたマンションのような家」
がありました。
「ドライな家族間」のような感じもしますが家の有効活用とすると
実に合理的な面もあります。

は将来起こるべく親夫婦とのお別れの後、残された空間が少々のお金を
生み出してくれます。
今まで繋がっていた扉をロックして賃貸として借主に使っていただくのです。
二世帯住宅では一世帯住宅と比べて面積も設備も増える為、建築コストもあがり
それに伴ってローン返済額も上がります。
しかし、住宅のローンは35年と長期でしかも低金利です。
返済総額が大きいのですが年の返済金額は全体から比べれば低く押さえら得ています。
それに比べて賃貸住宅の家賃は割高なので月々のローン金額の一部を賃貸家賃から
充てれば飛躍的に楽になることでしょう。
最近ではこの形式をマンションで始めているディベロッパーもありなかなか好評だそうです。

の場合は4を更に合理的に考えたものです。
「家は1つだが玄関の位置もまるっきり離れたマンションのような家」となると
建築基準法ではもはや「一戸建ての住宅」ではなく
「共同住宅」や「長屋」のカテゴリーとなってしまいます。
不特定多数の人が活動する建物ということで一気に制約が増えますがそれでもメリットは
あります。
例えば家真ん中で壁一枚で分けたような家の形態にすれば
土地まで一緒に売買という形も取ることが出来ます。
相続税が増えそうな場合、親夫婦世帯を土地ごと売ることも出来るので
資産が多い場合は選択肢が増えてよいと思います。
但し、設計に初めから分割が出来るように壁などに工夫を施しておく必要があります。


スポンサーサイト