設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.208「都市計画とは 2」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.208「都市計画とは 2」

「市街化区域」の土地の利用や建物の建て方のルールを更に細かく
決めているものが「用途地域」といいます。

静かな住宅地の中に大きな工場やデパートが出来ると、住宅の環境が
悪くなるばかりでなく、工場の操業にとっても不便であり、デパートも
営業しにくくなり、お互いマイナスです。
そこで、住宅、商店、デパート、工場など建築物の種類や規模によって
建てることの出来る場所を制限をするのです。

用途地域は12種類あります。
以前にもこのメルマガで紹介いたしましたが再度おさらいで紹介します。

住居系「第一種低層住居専用地域」「第二種低層住居専用地域」は
1階建てや2階建ての閑静な住宅街にするための地域です。
住環境重視なので基本的には住宅専用地域といった意味でしょう。
お互いの家が気持ちよく住める為に各々の敷地に対して建てられる家の
割合が低くなっていたり、最高の高さも10m以下に押さえられたり、
北側に寄り過ぎて家を造ると裏のお宅に陽が入らなくなるので
北側斜線制限を設けたりしております。
どうしても広めな敷地が必要となる為にコストパフォーマンスは高いとは
いえませんが静かな環境が期待できるのが魅力です。

住居系「第一種中高層住居専用地域」「第二種中高層住居専用地域」は
マンションなどの高層住宅などを建てる為の地域です。
上記の「低層住居専用地域」の付近に多く、大小の住居が入り乱れて
建っているイメージでしょうか。
ただ、最近では住宅とマンションなどで日影問題が発生しており、
高さの面で行政が「高度地区」といった規制を設けて北側からの斜線や
高さの最高限度を決めはじめました。
高さに於いては「低層住居専用地域」に近い規制になる傾向にあるようです。

住居系「第一種住居地域」「第二種住居地域」「準住居地域」は
住居と共に店舗、事務所、ホテルなど様々な建物が立ち並んだ地域です。

商業系「近隣商業地域」は
近くの住民が日用品の買い物をする商店などが立ち並ぶ地域です。
住居系地域に近いところで商店が立ち並び買い物に便利な場所と位置づけられて
道路に沿って設定される場合が多いようです。
そのために交通の音などの生活騒音も多いので静かな環境を求める住宅には不向き
かも知れません。

商業系「商業地域」は
デパート、ビル、飲食店が集中する地域です。
主として商業、その他の業務の利便を増進するため定める地域。

工業系「準工業地域」は
環境を悪くする恐れのない軽工業の工場などを建てるための地域です。
不動産広告で比較的条件がよい格安物件などは現地に足を運ぶと
隣が工場だったり、隣から「準工業地域」になっていたりすることも
あります。
休日は工場も静かですが平日は稼働中なので騒音もチェックしないといけません。

工業系「工業地域」は
大工場が集中している地域です。

工業系「工業専用地域」は
工業団地になっている地域です。
(次回につづく。。)

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