設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No018「調湿にもすぐれている木」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No018「調湿にもすぐれている木」

人間の体温は食物と酸素の摂取によって産出された熱が絶えず放熱
することによって一定に保たれています。
70~75%が輻射、伝導、対流
のこりが発汗などの水分蒸発です。
この比率は健康を維持する上で重要であり高温高湿や低温低湿
では障害をきたす場合があります。
湿気は物の寿命にも影響します。
湿度の変動幅が大きいと損傷が激しく、博物館、美術館では
そうした対策上湿度を一定にたもっているのです。
ところで住環境においてはどうでしょう。

炊事による湿気、石油、ガスなどの直接暖房による湿気
体から出る湿気、洗顔、入浴などの湿気などがあります。
今の様に寒い時など
石油ストーブを使用しながら夕食の炊事をすると約1500gの
水蒸気が発生します。
室温20度の8帖程度の相対湿度を10%上昇させる水蒸気量は
約150gですから1500gというのはきわめて多いのです。
ですから1500gの水蒸気君達はその逃げ場をさがし
壁内や床下、小屋裏に移動するのです。
その結果、結露が発生してしまいます。
もちろん先に説明したように多湿の環境では人体にも
あまり芳しくありません。
木は調湿する性質があります。
壁や天井に張ることにより
適度に調節してくれるのです。
例え薄くても木材で3ミリあれば1日の湿度周期に対応でき
9.5ミリもあれば10日間も対応できるそうです。
調湿作用があっても薄すぎると通過して壁内に侵入して結露を
招きます。
この場合、
合板なら10ミリ板なら20ミリ以上は必要とのことです。
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