設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.201「応急危険度判定の方法 1 」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.201「応急危険度判定の方法 1 」

新潟中越地震で多くのお宅で家屋の被害に
逢いました。
余震活動も終息に向かい避難所生活から自宅に戻ると家の外に
色の付いた紙が貼ってあります。
判定標識と呼ばれるものです。
この判定標識を見て今後、どのように家を直すかを判断する
簡易的な標となるものです。

本来の主旨は
地震が発生した直後において、被災した建築物の被害状況を
調査し、余震等による建築物の倒壊、部材の落下から生ずる二次災害を
防止し、住民の安全を図ることを目的としたものです。
建築の知識の無い一般住民が精神的、経済的な不安をいち早く
少しでも和らげる効果もあると思います。

一体誰が貼っているのかというと
応急危険度判定士と呼ばれる方々で組織されます
元は東海大地震を想定し隣接県の行政で始めたものですが
阪神淡路大地震をきっかけに全国規模に広がった組織です。

建築士の免許を持ち、応急危険度判定士の講習を受け、知事が認めた者に
なります。(神奈川県の場合)
行政の熱心な指導の元、今では多くの判定士が誕生して神奈川県からも多くの
判定士が応援に駆けつけました。

応急危険度判定士は、被害を受けた建築物が余震を受けて生じる二次被害等を
防止することが目的である為、地震発生後出来るだけ速やかに実施することが
望ましく、地震発生後1~2日をめどに開始されます。
実施期間は、10~14日間程度を目安としています。

要約すれば地震発生後、被災市町村対策本部が設けられて
それらより応急危険度判定士の資格を持った建築士が要請を受けて
判定作業が出来る者が(応急危険度判定士自身も被災しているので)参加
します。
全国規模での活動に発展して中越地震では被災地の応急危険度判定士と
外部からの応急危険度判定士がペアになって活動しました。
このようなことで判定士不足といったことが少なくなってきたようです。


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