設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.194「電柱 (2本目)」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.194「電柱 (2本目)」

前回は電柱の移設のお話をさせていただきました。

今回は電柱の気が付きにくい点をご紹介いたします。

電柱は電柱と電柱の間に線をつなげることにより重量のバランスを
とります。(やじろべえのように)
よって最後の電柱は電線が片方だけとなるので柱がそちらに傾かないように
処理をします。
電柱をより深く掘って傾かないようにしたり
電線と反対側にワイヤーを張って引っ張ったりします。
このワイヤーが思わぬ障害となる場合があります。
大概は目印の為に黄色い大きな円筒で保護して注意を引くようにしてあります。
敷地境界線に沿ってワイヤーがあればよいのですが
道路沿いに張ってある場合は車や歩行者の進入に支障をきたします。
こちらも電力会社との交渉で移動、撤去なども出来るので知識として
覚えておくと良いかもしれません。

電柱にはバケツのような大きなトランス(変圧器)が取り付けられている
ところがあります。
このトランスの低周波の音が気になって眠れないので取り外して欲しいなど
切実な声もあがっております。
前回ご案内したように自身の敷地内であれば移設など無償ですが
敷地外の歩道であれば移設は有償になります。
その場合はトランスのみ移動するなどにして無償の範囲での処理をします。
電力会社はのんびり構えている場合が多いのでなるべく交渉を密にして
より良い解決策を導き出してゆかなければならないようです。

また、例え自身の土地内での移動にしてもお隣さんの側に移設となると
お隣さんからクレームが出ることもあるそうです。
基本的には電力会社の方で調整をするのですがあまり積極的ではないので
民民の話し合いでバランスを取るそうです。
日頃からお隣さんとは仲良くした方が良さそうですね。

移動先の電柱も気をつけなければなりません。
移設した側近に家がある場合は電柱に登るためのボルトを伝って侵入者が来ます。
ある程度の高さまでこのボルトを外しておく手配をしておきましょう。

意外に知られていないのが電線の害です。
カラスやハトのフンが屋根を激しく汚してしまう場所もあります。
このような悩みでも電力会社に打ち明ければ電柱から補助の梁などを出して
電線を屋根下から移動するなどしてくれます。
「ふ~~~ん」


皆で使う電柱。
そんなに嫌わないで「お互い様」の優しい心でかわいがって欲しいものですが。。
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