設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.188「土地で見てなかなか気が付かないところ 1 」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.188「土地で見てなかなか気が付かないところ 1 」

「土地から一緒に見ていただきたい」とのご要望をお客様から
いただきます。
そのような時は一緒に現地に赴き、
金額以上(カタログスペック)の価値があるかどうかを設計者から見た
目でご提案をさせていただいております。
実際に土地を拝見させていただいた際にお客様がお気付きになられなかった
点を紹介いたします。

土地の面積の割にはお手ごろ価格のご存知「旗竿状敷地」
旗部分が実際に家が建てられる程の大きさの敷地
竿部分が道路からの導入部分になり、こちらに車を縦に数台置けます。
竿部分の巾が広ければ問題は無いのですが
2m~2.5m位と狭い場合何かと大変です。
2.5m巾でさえも5ナンバーサイズの車を片側一杯寄せて、空いた部分を
自転車がようやく通れるといった具合です。
車の上に屋根を付けるとなると柱が必要となり更に通行を妨げてしまいます。
3ナンバーサイズではドアを開けることさえも注意が必要です。

家庭で使う熱源が都市ガスではなくプロパンガスの場合、先の通路をすり抜けて
ガス屋さんがボンベを交換するのでうっかり車を傷つけてしまうかも知れません。
家族不在の場合もありえるので立証も難しくなりそうです。

また、電気の引き込みが道路からの場合、竿部分が長いと線が垂れてしまうので
途中に支柱を立てる必要があります。

意外に知られていませんが排水にも気を使います。
一般には道路下に公共下水管が入っているのでご家庭の排水は家の配水管が
敷地内を通って本管に接続されます。
水は高いところから低いところへ流れるので排水勾配は最低でも1/100程度
を取らないといけません。
つまり本管までの距離が長いとこの勾配が取りきれないことが起きてしまうの
です。
公共下水本管はこれらを見越して深くしてありますが
雨水排水は道路の側溝に流すことが多く、側溝ですと浅い為、よく気をつけない
とポンプでくみ上げなくてはならない必要が出てきます。
公共下水ではなく、浄化槽の場合も同様です。
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