設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.184「心地よい光を呼び寄せるコツ 2 」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.184「心地よい光を呼び寄せるコツ 2 」

光を導くコツの続きです。
前回の話ではなるべく高いところに窓をつけると
冬の傾斜角度の低い光も導くことが出来るとご紹介いたしました。

これを更に発展させてもっと高い位置に窓をつけてみることも一案です。
吹抜に窓をつけるのも良いですが
2階などでは小屋裏で本来屋根の中に隠れてしまう部分を部屋側と
して傾斜天井とし、その部分に窓を付けます。
その位置であれば普通の2階建隣地から覗かれる心配もありませんし
一石二鳥の効果が狙えます。

一番効果的な方法は天窓(トップライト)を設けることでしょう。
壁面に取り付けた窓に比べて同じ面積であれば三倍の光の量が入ってくると
言われております。
建売住宅などで営業マンがお得とばかりに
「この物件には夢の天窓が付いております!」と紹介しているのをテレビなど
で目にすることがあります。
これは率先して取り付けた訳ではなく、
建築基準法には各部屋には必要な光を入れなければいけない計算があり、
その計算が壁の窓では満たされない部分については三倍算入出来る天窓を取り
付けて対処したという訳です。

どちらにせよ効果的なのにはかわりありせん。
天窓には取り付けるコツがあります。
天窓面が南側を向いていると夏、部屋無いは熱気で厳しいものになります。
何しろ日差しが三倍なのですから。。。
一般的には北側面を向くように設計します。
安定した光が差し込むことでしょう。
北側面に天窓を取り付ける際の注意は冬の結露です。
部屋が化石燃料によって暖まり、水蒸気が発生すると外部と接する窓には水滴が
たまります。北側の寒い面に特に現れます。
天窓はいち早く部屋側のガラス面に水滴が溜まり、斜面に沿って流れ出します。
この水滴を受け止める皿が無いと天井から水滴がポタポタ垂れたり
カビが生えたりします。
結露受けのついた天窓にしましょう。



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