設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.180「建築トリビア6  ~錆びているのに錆びていない鉄がある~」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.180「建築トリビア6  ~錆びているのに錆びていない鉄がある~」

現在の住まいに移ったら自転車や家具などの鉄の部分の錆が目に付くように
なりました。
(以前は海岸線より10km以上も内陸でした。その前はもっと
内陸だったので塩害は想像以上あることと認識しました。)
我々業界の基準では海岸線から2km以内の建物には塩対策を講じています。
(なんで2km以内かは調査中です。)
「海の見える家に住みたい!」とお思いの時にはこの塩害を十分認識した上で
検討されてください。
砂浜が近くにある家の場合、季節の変わり目、台風などで強風が吹きます。
砂混じりの強風は窓ガラスを直撃して削ります。
サンドブラスト効果により透明ガラスがすりガラスになってしまったお宅が
実際にあります。
洗濯物は潮風の吹きにくい午前中がベストです。
エアコンの室外機、給湯器などは塩害対策用をご購入ください。

鉄にとってこの錆は天敵です。
外部にはなるべくステンレスやアルミを多用して設計はするのですが
実は「目には目を」の精神で“さびでさびを制する”鋼材があるのです。
鋼板表面に自ら“安定さび”と呼ばれる緻密なさび層を形成することで鋼板表面
を保護し、内部への腐食の進行を抑制するその名も
「コールテン鋼」
(シャツではありません。。)
1940年代にアメリカで開発されて新日鉄では、20年以上に及ぶ研究開発され
実用されています。


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