設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.168「インターネット接続スピードの話」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.168「インターネット接続スピードの話」

総務省が発表した1月末の国内インターネット接続サービス利用状況に
よると、家庭用光ファイバー通信回線(FTTH)の加入者数は
96万926件と、前月末比7.5%増えた。FTTHの加入者数は、
今年度に入ってから月間5万~8万件のペースで増えており、
2月末まで100万件突破が確実視されているとのこと。

FTTHにデジタル加入者線(DSL)などを加えた高速ネット全体の加入
者数は、同3.2%増の1408万3597件。
このうち、DSLは3.3%増の1061万2671件、
ケーブルテレビは1.4%増の251万件。

FTTHは、DSLより通信速度が速い上、相対的に高かった料金も低下傾向にあり、人気が高まっているとなっている。
このように時代は直ぐに光ファイバー通信回線に移行しつつあると
政府では言っている。

一方、ADSL業者も負けてはいない。(以下OCNのHPより)
ADSLは、光ケーブル(FTTH)までの繋ぎの存在などと以前は、良く言われていました。
しかし、FTTHが開始されてから、ADSLからFTTHへの乗り換えユーザーが大量にいると言う話はあまり耳にしません。推測される理由として、以下に幾つか挙げてみます。

ADSLのほうが明らかに安い
FTTHは導入コストも数万円、月額料金も5千~1万円近くしますが、
ADSLでは配線工事が不要と言う事もあり、初期費用が数千円。月額料金も3000円前後と、
約半分で済み、年間では2~10万円程度安く済み、FTTHの料金はADSLとは明らかに違いま
す。

FTTHはコストの高い光ファイバーケーブルを使用しますが、
ADSLは既存のメタリック回線を利用するので、その分、料金を抑えて提供する事が
可能です。

ADSLのほうが導入が楽
ADSLでは、既存の電話回線を利用できますが、FTTHは別途光ファイバーの屋内,屋外工事
が必要です。この為、マンションなどの集合住宅などでは、導入できないケースもあり
ます。
また、光ファイバーは”折れ”などにも弱いので、設置場所次第では利用出来ない可能性
もあります。

ADSLの速度でも十分
FTTHが100Mbpsと言っても、ベストエフォート型ですので、実質的には、20~50Mbps程度で
10Mbps以下の場合もあるようです。これならADSLと遜色ありませんが、
基本的にはそれよりも、インターネット全体が、FTTHの100Mbpsの性能を生かしきれるよう
な状態では無い為に、一部の動画などのブロードバンドコンテンツ専門の回線とサーバー
を設置したポータルサイトを除き、ADSLとの(体感的な)速度差は、それほどの大差を感じ
ないのが一般的です。
それよりも、上記のコストや導入面を考慮すれば、ADSLの速さを生かしきれる環境(高速
な格安パソコンとADSL高速化ソフトの導入など)
にしたほうが良いように推察されます。

ADSL高速化へ
現行のADSLは、12Mbpsが最大速度ですが、2003年1月に24MbpsのADSL,AnnexI(AnnexC同様
にISDNの干渉を受け難い品質の良いADSL)の国際基準が確定しましたので、
更なるADSLの高速化が実現されますので、高速性だけで、ADSLから超高速ブロードバンド
FTTHへのシフトをする必要は無くなるかも知れません。


新幹線とリニアモーターカーとの比較みたいですね。
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