設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.156「家具のお手入れ」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.156「家具のお手入れ」

家具のお手入れをする前に家具塗装はどのように行なわれているかを
知る必要があります。

最初は下地処理・素地調整
表面の毛羽立ちにペーパーをかけたり、欠陥を補修したり、塗装の下準備を
します。
次に素地着色です。木材は導管がありその中にしみこむとそこだけ濃くなるので
目止め材をしみこませて塗ります。
やっと下塗りです。シーラーを塗り、塗膜層をつくります。
仕上前の中塗りは表面をさらに平坦にするために、サンディングシーラーを
塗り研磨します。
サンディングシーラーを厚塗りして削ると表面はつるつるな鏡面仕上げ、
薄く塗ると木目を生かした仕上げになります。
最後の上塗りです。仕上げとして丈夫な上塗り塗装をします。
外観や保護性能がこの上塗りで決定されます。

で、塗装家具のお手入れです。
家具は、直射日光の当らないところ、また冷暖房器のそばなど温度差の激しい
ところ、湿気の多いところには設置しないほうがよさそうです。
色があせたり、塗装面がはがれたり割れたりしてしまう原因になります。
テーブルの天板には熱いままのナベやヤカンを直接置くとそこだけ焼けたり
変色したりしてしまいます。

普段のお手入れはマメに乾拭きをして、なにかこぼしたり汚してしまったら
すぐふき取るよう心がけてください。
どうしても取れない汚れは、ぬるま湯でうすめた中性洗剤に柔らかい布を浸し、
固く絞ってふき取った後、ぬるま湯に浸した布で洗剤をふき取り、乾拭きします。
つや消し塗装の家具に家具用ワックスを使うと、色むらになってしまう場合が
あるので気をつけてください。
目安として、ラッカーは40~50度くらい(お茶程度)、UV塗装は200~300度
の熱に耐えられるそうです。
ウレタン・ポリエステル樹脂は熱湯を落としても大丈夫。

マジックなどの汚れは中性洗剤でくりかえしふき取ります。
シンナーなどは使用しないでください。
特にラッカー塗料は色落ちしてしまうので注意してください。

傷は市販のクレヨンタイプの補修材などで目立たないようにできます。
深くえぐれてしまったような傷は、
家具用パテで埋めて着色することも出来ます。仕上がりは素人なりですが。。。

民芸調家具などの仕上によく使われるオイルフィニッシュのお手入れは
木の表面に塗膜がなく、他の塗装とはお手入れ方法が異なります。

艶を永く保つために、1~2年に一度オイルをすり込みます。
オイルはご家庭のサラダオイルでもかまわないようです。
柔らかい布にオイルを少量染み込ませてよくすり込んだ後に別の布で乾拭きし
てください。
マジックなどの汚れや傷は目のこまかいサンドペーパーで木目に沿って丁寧に
削り、オイルをすり込みます。周囲との色むらに気をつけながら、
うすく伸ばしてください。


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