設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.142「下水道の話」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.142「下水道の話」

普段何気なく使っている下水道。
下水道はどうやって処理をされているのかご存知ですか?

私の住む小田原では酒匂川という大きな川の下流に
巨大な下水処理施設を設けて綺麗に浄化して酒匂川に流します。
先週書きました上水道の取り入れ口より上流だったかな??

昔のテレビで泥棒が下水道を通って金庫を壊すなどのシーンを
観ますが、あのような巨大な下水は極少なく、道路内には直径300ミリ
程の下水管が埋設されています。
下水に流すものはトイレなどの汚物、キッチンの流し、洗濯機、浴室などの
雑排水が主です。
道路内に埋設してある管まで汚物が滞ることなく、トイレ洗浄の勢いで
運ばなければならないのである程度の勾配をつけてあまり曲がりを
取らないで設計をします。

屋根で受けた雨水も下水に流せる自治体もありますが処理場で負担に
なるので基本的に雨水は道路側溝などに流します。
下水処理施設が出来たお陰で川も綺麗になりました。
衛生的になったので伝染病の予防にもなります。

一方では直接視角に触れることが無いので何でもかんでも捨ててしまい
更に汚れてしまったり、処理能力が追いつかなくなってしまうといった
心配もされています。
実は下水道には巨大な処理施設や道路内に下水管の埋設など
コストが多くかかります。
都心部では当たり前のことですが水田や田畑の広がる地方や、山の中の場合、
新たに家を建てるときに下水管ばかりが長くなってしまい、とても割り高に
なってしまいます。
自治体の負担が多くなることになり、それらを解決するために
浄化槽を使い処理をします。
以前はトイレの汚物だけを浄化してその他の生活排水は河川に流していましたが
現在ではそれらも処理する合併処理浄化槽を使用が義務ずけられます。

新築時には金額の負担が発生しますが自治体によっては助成金制度もあり
利用すると半分位助成が受けることも出来ます。
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