設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.011「土地は一見にしかず・・2」 
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.011「土地は一見にしかず・・2」 

丘の多い横浜などはその昔あった山の木を抜いて
代わりに家を植えたといわんばかり
稜線一杯に家が建ちこめています。
当然、傾斜地なので家を建てるには
擁壁などを組んで平らにしておかなければなりません。
昔は擁壁の形態にはおとがめはなかったのですが
地震などで崩れることが多くなったので
家を建てる際には役所の指導を受けることがほとんどです。

どのような指導かといいますと
家を建てる土地はしっかりしていなくてはならないので
昔作られた石積みやブロック積みなどの上では土地自体が
崩れる恐れがあります。

ですから基本的には
今の法律にかなった鉄筋コンクリート製の擁壁に直すか
建物の基礎を深くして建物の重みが既存の石積みなどに
伝わらないように設計しなければなりません。
高さによっても役所によって若干解釈が違うので具体的には
役所に相談になりますが…
どちらにしろ危険なためやりかえる必要はあるとおもいます。

特に見落としがちなのは
お隣の敷地が古い石積みなどで高くなっている場合です。
横浜市あたりでは隣地の石積みが崩れたときにも
安全なようになぜか自分の建物側でそれを受け止められるように
鉄筋コンクリートの壁などを立ち上げて補強をするように
指導を受けることがあります。
隣地の不手際のために余計な出費がかさんでしまうので
要注意です。

もちろん最近の分譲地ではきちんと検査を受けて検査済証を
とってあるので大丈夫ですが
中古住宅を購入するときなどはおそらく石積みなどになっているので
立て替える際には擁壁までやりかえる費用を確保しておく必要が
あるでしょう。

古い地下車庫の上に古い家が建っているような中古住宅ですと
その地下車庫は検査を受けてない場合が多く
車庫を残して建て替えることは出来ません。
安全が確認できないからです。
この場合ですと新たに地下車庫を作り直す必要があるでしょう。

そういった見えない出費は普通の人ではわからないものです。
土地探しから設計者に同行してもらい
適切なアドバイスをうけると
とてもよいと思います。
スポンサーサイト