設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 No.105「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.105「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」

主婦の友社「はじめての家づくり」NO23で
「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
その内容を数回に分けて紹介させていただきます。

「広く出回っている材料を企画サイズのまま使用する」
外装、内装ともに目新しく変わった素材より、広く普及しているものを使うほうが
コストを抑えられます。
普及品=量産品ということで単価がやすく、職人さんも使い慣れている為、工事
がスムーズにすすむというメリットも。
また、素材にはそれぞれの規格のサイズがあるので、規格をなるべくそのまま生かす
設計にすると、材料の無駄が出ず、加工する手間も省ける為、コストダウンにつな
がります。たとえば、壁の下地に用いるセッコウボードには3×8サイズ(90センチ
×240センチ)のものがあるので、天井だかもこれに合わせて2m40cmにすると
無駄がありません。
ドアなどの建具も、建具屋さんにオーダーせずに、一般に出回っている既製品を使うと
コストを抑えられます。
最近は既製のドアもデザインが豊富になってきており、特注品に比べて見劣りしないの
で特にこだわる部分のみ建具屋さんにつくってもらい、その他の部分は既製品を
利用するとよいでしょう。

「それぞれの工務店のルートで安く入る材料を使用する」
それぞれの工務店ごとに、「この建材メーカーのものなら安く仕入れられる」という
ルートがあるので、なるべくそのルートを使ってコストを抑えましょう。
特に大手建材メーカーのものが安く仕入れられる場合は、外装、内装材はもちろん、
建具やシステムキッチン、システムバスなどの設備機器まで1社で統一できるので
あちこちのメーカーのものを使うより大きなコストダウンにつながります。
単体で見ると他のメーカーのほうが安い場合でも、搬入や取り付け費用まで
考えると、結局高くなることも多いのです。

「自然素材にこだわってコストを抑えるには」
床に国産の木材を使用する場合、比較的安いのは杉です。
只し、節があったり、床鳴りもするので、それは自然素材の特徴ととらえて楽しむくらい
の気持ちで。
また、壁も同じ杉にすると一式で割安になる場合も。
壁も杉ではうるさいと感じるならば和紙の壁紙やセッコウボードに水性ペンキで仕上げる
のがローコスト。
漆喰や珪藻土はコストがかかるのでこだわるのであれば家族がいる時間の長いリビング
や、健康に深く関わる寝室の壁などに絞るとよいでしょう。

いずれにしろ自然素材をもちいると坪単価65万円程度は必要です。
だからといって自然素材にこだわる人が部分的にしか使用しないと、建てた後で他の
部分が気になって後悔しがちなので、自分のこだわりがどの程度かを見極めましょう。

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