設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2013年02月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.393「耐震助成金目当ての営業 1」

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「耐震助成金目当ての営業 1」

ある日、都内某所に築50年の木造住宅にお住まいの方より、
ある程度の耐震を施しながら劇的空間のリフォームのご相談を受けました。

現代の基準並みに耐震を施すには高額な予算が掛かり、
なおかつ、魅力的な空間にリフォームとなると建替えたほうが得策の場合があります。
ところが現在の法律に沿って建替えるとなると、
以前よりも面積がずっと小さくなってしまうのです。

目論んでいる予算よりオーバーしてしまい、なおかつ小さくなってしまうことで
相談者は大いに悩まれました。

結局、区で助成してくれる耐震改修を受けてから再度ご相談とのこととなりました。
東京都では耐震率を高めるために積極的に助成をしております。

先ずは耐震診断を受け、結果内容により耐震設計に進み、耐震施工を施すといった流れです。
基準は区や条件によりまちまちですが、建物所有者は健康保険のような少ない負担割合で済むので、
積極的に活用されている様子でした。

耐震診断に要した費用の10分の8(上限20万円)
耐震改修設計に要した費用の4分の3(上限40万円)
耐震化助成対象工事費の4分の3以内(上限200万円)

耐震化に関わるのは登録を受けた建築士事務所と工事会社が専属で行います。
相談者は耐震診断を受けて耐震改修が必要な診断となったので、
耐震設計、耐震工事と話を進めようと思ったのですが下見に来られた、
専属の建築士と施工会社など業者の話が実に不親切だったので私に相談したそうです。

その内容とは、
業者は助成金限度額一杯まで工事金額を上げてきた。
具体的には耐震診断→耐震改修設計→耐震工事まで340万円掛けても
建物所有者が負担する金額は80万円程度なのでお得だということだった。

相談者の家族は日中出払っているのでひとりをいいことに次々に更なる営業を掛けてきたのだ。、

つづく、、
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テーマ:住まい リフォーム - ジャンル:ライフ

No.392「ヴィンテージ和風のすすめ 2」

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「ヴィンテージ和風のすすめ 2」

材料費、工賃とも割安だった時代に建てられた築40~50年の中古住宅をリノベーションして、
和風に磨きを掛けませんか?
当時の家には内装、外装ともに木がふんだんに使われています。

現代で同じぐらいの木を使えば高級外車が買えてしまうのではないでしょうか。
内装に使われている木、例えば柱や床の縁甲板、天井の竿縁天井などを生かした、
渋くて落ち着きある空間に仕上げるのです。

古民家カフェ、のような感じ。

部屋に柱が出ている真壁構造は耐震性が弱いので補強を施すために柱を隠す必要があります。
押入れや廊下などを上手に使えば適所に見える柱を残すことも出来るでしょう。

大黒柱といわれる太い柱のある中古住宅にめぐり合えたらラッキーです。
今となっては貴重なものです。大いに生かします。
畳が敷いてある座敷が横に二間続きにある場合、間仕切りの上にはランマといわれる
木に凝った彫刻が施されている板が取り付けられていることでしょう。
これも今では貴重です。再生して復活させればヴィンテージ感がぐっと上がります。

スペースがもったいないと最近は床の間も造りません。今では床柱も貴重なアイテム。
グレードの高いお宅では床の間の横に書院という、書き物が出来るぐらいのカウンターも
あります。障子も凝った造りが多いのでリノベーションのやり甲斐があります。

農家の跡継ぎで実家にUターンの方も二世帯住宅に改造する際には
自分色のヴィンテージに仕上げてみてはいかがでしょうか。