設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2009年11月
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.320「脅威の遮熱材 パーフェクトバリア遮熱シート」

屋根面や外壁面には断熱材を敷き詰めて冬の寒さを和らげますが、
夏の暑さに対しては断熱材が熱を一旦は受け止めてくれますが、
夜涼しくなると放出する傾向にもあります。

これらを解決する為には熱そのものを建物に寄せ付けずに
反射させてしまう素材を屋根面や外壁面に張り巡らせてしまうのが
効果的です。
これらの素材のことを「遮熱材」といいますが、
前回、ご紹介した「パーフェクトバリア」の表面にアルミを張った
「パーフェクトバリア遮熱シート」のご紹介をさせて頂きます。

以下、メーカーカタログより抜粋

2階が暑い。
熱帯夜で眠れない。
冷房の利きが悪く電気代がかかる。
そんなお宅に、環境に優しい遮熱・断熱シートのご提案です。
赤ちゃんが包まっても安全なポリエステル断熱材を使用する為、
粉塵等の有害物質の発生も無く、リフォームにも最適です。
画期的高性能と安全性を実現した省エネ対策の切り札として、
ご使用ください。

反射率の高い高純度アルミ箔を熱融着しています
基材の断熱材は、軽量で高性能なパーフェクトバリア
耐候性が高く長期の使用を実現
粉塵が飛散せず、極めて安全な施工性能
代替フロンなどの有害物資は使用していません
雨音を静かにする高い吸音性能
湿気を吸わない、高い透湿性能(透湿タイプ)
自己消火性がある、高い防火性能(引火点410℃)

アルミ箔が太陽からの赤外線を反射してくれます。
アルミ箔自体は外壁面の内側に貼ってありますが、
赤外線は外壁面を通過するので内側に貼っても効果があるのです。
アルミは電磁波も反射します。
なので高圧線の近くへ建築するといった場合、
部屋全体に張り巡らせると、効果を発揮します。
一方、部屋の中から携帯電話を掛けようとすると
繋がらない場合があるかもしれません。

保冷バックの内側に貼ってある銀色のシートや
車のフロントガラスに暑さよけのシルバーのシートを建物に
貼るといったら判り易いかもしれません。


スポンサーサイト



テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

No.319「脅威の断熱材 パーフェクトバリア」

断熱材というと、従来からあるグラスウールやロックウール。
外断熱に使われる発泡系断熱材や
自然素材系のセルロースファイバーや羊毛などがあります。

安くても安全に疑問だったり、
安心でもコストが高すぎたりと悩ましい素材ですが
コストがロックウールより数万単位のアップで抑えられて、
とても安心な「パーフェクトバリア」を紹介いたします。

以下、メーカーカタログより抜粋しました。

次世代断熱材「パーフェクトバリア」は、
ポリエステル素材の持つ優れた特性と、
数々の特許技術の融合により開発されました。

従来、衣料・容器分野に活用されていたポリエステルを、
特殊技術で立体成型加工することにより、
発砲断熱材や鉱物繊維断熱材に代わる、
時代が求める建築・工業用断熱材が生まれました。

「パーフェクトバリア」の原料は、
ペットボトルをリサイクルしたPET樹脂です。

①PET(ポリエステル)は、衣料品では、
ワイシャツ、そして口をつける飲料ボトルにも益々多用されている安全なものです。

②PET樹脂をリサイクルして新しいポリエステルを作り出すのに必要なエネルギーは、
石油原料から作る場合よりも少なく、
地球温暖化防止に役立つ環境に優しい素材といえます。

③現在の技術で、パーフェクトバリアは、
再度のリサイクルが可能です。

原料は石油系樹脂ですが、
環境ホルモンも出さず、
燃えてもダイオキシン・塩素ガスを出す心配はありません。

①繊維の絡み合う部分に熱をかけて融着する製法(パンタグラフ構造)のため、
一切の接着剤を使わず、
ホルムアルデヒド等の有害物質の発生も無くシックハウスの心配もありません。

②完全燃焼すると、水と炭酸ガスに分解します。

③衣料、食料用容器に多用されているくらい安心な材料です。

④製造時にフロンガス等の発泡ガスを使用しないため、
地球温暖化防止に役立ちます。


粉塵が肺に刺さって、発ガン性を疑われるようなことも一切ありません。

①パーフェクトバリアは、施工時の切削粉が気管に刺さることなく、
自然に咳等で体外に排出されます。

②痛痒感(繊維が肌に刺さることによる)が一切無く、
施工技術者にとって不快感がありません。
それが施工の際の技術者のモラールを高め、
結果精度の高い住宅建設に貢献します。


次世代省エネルギー基準に対応。
パーフェクトバリアの特徴は、その優れた断熱性能にあります。
次世代省エネルギー基準にも対応した断熱性能で高断熱住宅を実現します。
熱伝導率
※ボードタイプ 0.036W/(m・K)公庫Cランク
※ロールタイプ(スタンダード)
 10Kタイプ 0.045W/(m・K)公庫Bランク
 13Kタイプ 0.038W/(m・K) 公庫Cランク


断熱性能は半永久的。
壁に挿入された断熱材は、
長期間同じ状態で保持できればその断熱性も保てますが、
挿入の仕方がずさんだったりして、
壁体内結露水を吸収したり、
へたりが生じると断熱性能が損なわれます。
パーフェクトバリアは、
独自のパンタグラフ構造によって優れた弾力と耐へたり性をもつため、
挿入時の形状を半永久的に保持することができます。
また、たとえ壁体内結露水が発生したとしても、
吸湿性がほとんど無く通気性並びに透湿性に富むため、
短期間に乾燥し断熱性能を損なうことがありません。


車のエンジンルームの吸音材としても採用。
繊維系断熱材であるパーフェクトバリアは、
空気の振動である音のエネルギーを繊維がしっかり吸収し、
低音域から高音域まで抜群の吸音性を発揮して、
気になる生活騒音を室外に漏らしません。
高気密住宅は、
音が室内にこもりがちで音が反響するため、
室内音対策が必要ですが、
パーフェクトバリアはその問題を解決しました。
車のエンジンルームの吸音材、
鉄道枕木間用吸音材としてその高性能は証明されています。


自己消化性を有しています。
パーフェクトバリアの上にタバコの火をのせると
接点部分が溶けるだけで燃え広がることは無く、
自己消化性を有しています。
万一焼却する場合でもダイオキシン等の有毒ガスの発生が無い
極めてクリーンな素材です。
不幸にして火災によって壁対内に火が回るということがあった場合でも、
人に影響ある有毒ガスを発生させることはありません。


「化学繊維のお布団や枕を壁に張り巡らせたもの」と思えば
判り易いかも知れません。


テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

No.318「いまさら聞けない太陽電池」

太陽電池、どんな種類があるのでしょうか。

一般に「太陽電池」と呼ばれているのは光を使って電気を起こす「システム」のことです。
実際に太陽光を受けて発電するのは「太陽光パネル」で、
このパネルが光を受けることで直流の電気が発生する。
直流の電気なのでクルマやオートバイのバッテリーや
電池と同じですね。
発生した直流の電気を家庭で使える交流に変換するために
「パワーコンディショナー(インバーター)」を使います。

ノートブックの電源を家庭用コンセントから取る際にコードの途中にある
四角い重い箱が巨大になったようなものです。

家庭で太陽光発電をするには、最低でも「太陽光パネル」
「パワーコンディショナー」の2つの機器が必要なのです。
「電池」というと電気をためるイメージがありますが。
一般の太陽電池には電気をためる能力はありません。
ここが注意点です。

太陽光パネルは素材の違いによって種類がいくつかあります。
代表的なのは「単結晶シリコン太陽電池」と「多結晶シリコン太陽電池」。
最近になって「薄膜シリコン太陽電池」「CIS系薄膜太陽電池」なども注目されてきました。

それぞれの特徴を簡単に紹介すると、、

単結晶シリコン太陽電池
単結晶シリコン 最も古くからあって、
現在実用化されている太陽電池の中では最も性能が良いものです。
シリコン原子が規則正しく並んでいる高純度のシリコンを薄くスライスしたものを利用するために
高価となります。

多結晶シリコン太陽電池
多結晶シリコン 単結晶シリコンの低コスト化、
量産化を狙って考えられたものです。
多結晶の場合はシリコン原子が単結晶ほどは規則正しく並んでいません。
近年の製品パネルは単結晶の性能に近づき、コストとのバランスが良いため、
現在最も生産されております。

HIT太陽電池 単結晶シリコンアモルファスシリコン
単結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせている。
単結晶シリコン太陽電池に比べて、
高温になっても性能の低下が大きくないのが特徴です。
また、他の太陽電池は光を受ける面が決まっているのに対し、
HIT太陽電池は裏面でも発電できます。

薄膜シリコン太陽電池
アモルファスシリコン シリコンをなるべく節約するために考えられたものです。
シリコンをスライスするのではなく、
シリコンとシランガスなどを反応させ、薄い膜状にして使います。
単結晶、多結晶はシリコン原子が並んでいるのに対して、
不規則な状態(アモルファス)になっています。
単結晶、多結晶シリコン電池に比べると性能は落ちるがコストが安いため、
最近多くのメーカーが参入してきているのが特徴です。


CIS系薄膜太陽電池 カルコパイライト(黄銅鉱)系
(銅、インジウム、ガリウム、セレンの化合物が代表的)
最近実用化が始まった太陽電池です。
シリコンを使わないのが特徴で、
他の電池に比べると薄く軽いことから、
省資源・省エネルギーといえ、今後が期待できます。

で、肝心な発電する仕組みはどうなっているかといいますと、、

発電の仕組みはどの素材でも変わらず、
電気的に特性が違う2つの半導体を組み合わせます。
そこに光を当てると、半導体の中の電子が反応し動き始めて、
2つの半導体は特性が違うため、動き出した電子はその電位差によって流れます。
この現象で発電をするのです。

この現象は1800年代には分かっていましたが、
20世紀に入ってからアインシュタインが初めて科学的に説明したといいます。

独立行政法人、産業技術総合研究所・太陽電池研究センター(茨城県つくば市)
の大谷謙仁氏は「家庭用に太陽電池を付ける場合、
品質やこれまでの実績などから、結晶系太陽電池パネルを選ぶ場合が多い」とのことです。
家庭用に結晶系パネルが多く使われているのは、
他のパネルに比べ狭い面積でも発電量を多くできるからといいます。

太陽電池の性能は「変換効率」で測ります。
快晴日の昼間、水平面1平方メートル当たりに大体1000ワット分の光が入る状態を100%とし、
対象となるパネルが何%電力にできるかを測定します。
例えば1平方メートル当たり150ワットの発電能力がある場合は、変換効率15%となるわけです。
なお、測定には日射条件や温度について「AM1.5、25℃」という条件があります。
AMとはエアマスの頭文字で、太陽光が地表に到達するまでに通過する大気の量を指します。
地表面に垂直に届く場合をAM1とし、日本も含めて世界中でAM1.5を基準としているのです。

出典:日経エコノミーHPより

因みにLED照明はこの太陽光発電とは逆の現象を利用して発光しているのです。

テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用