設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2009年05月
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.306「設計者プランニングの勘どころ 地窓、欄間窓!の巻」

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

部屋の窓を開けたらお隣さんと
「コンニチハ!」
なんてことありませんか。
窓の位置が一緒になっている場所が、、

これから家を建てるのでしたら既に建っているお隣さんの窓の
位置を知った上で計画できるので目線を避けることが出来ます。

ただ計画上、どうしてもお隣さんの窓と一緒にならざる終えないときは
窓の高さを変えてみるのもポイントです。
筆者の場合、実際に建築がはじまって窓が取り付いた段階で
お隣さんの窓を避けて取り付けたにも関わらず、斜めあたりから
視線を感じてしまうときには、大工さんに懇願して窓を上にずらして
もらいます。
部屋の中からの施錠は多少、面倒かもしれませんがその分、空に近づくので
気持ちの良い窓にもなります。

別の観点から窓を考えます。
一般的な窓の高さは部屋の床から2m位を窓の上端としてそこから
下を窓にします。
人間の目線が大体1.5mなので外がみ易くなるわけです。
和室は畳が敷いてあるので座の生活となります。
そうすると先の1.5mではちょっと高い位置に窓があるので
少々、圧迫感があるかも知れません。
この場合はセオリーを崩して床を窓下と考えて窓を下げてしまうのです。
本来、腰窓だった窓を床まで下げてしまうイメージです。
こうすることで座ったときに庭先を眺めることが出来て、
夏の直射日光で畳が焼けてしまうのも予防できることが出来ます。
こういった窓を地窓とも呼びます。

昔の民家に多いのですが掃き出し窓の上に更に小さな窓を付けている
お宅があります。
欄間窓というのですが、
外出中や就寝中、掃き出し窓を施錠し、欄間窓を開けておくことで
換気が出来るのです。
泥棒さんも直ぐには入ることは出来ないでしょう。
これはお勧めです。

地窓と欄間窓を一緒につけると換気が良くなります。
ご存知のように冷気は下から、暖気は上から抜けて行きます。
泥棒さんが入れない程度の高さの地窓と欄間窓を併用することで
留守中や就寝中の換気が出来るので便利です。
スポンサーサイト



テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

No.305「設計者プランニングの勘どころ ウッドデッキ!の巻」

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

リビングの前には広いウッドデッキをつくり、
春はBBQ、夏はBBQ、秋はBBQを楽しもうと
考えているご家族も多いことでしょう。

新築した年に早速、実践して夢が達成されたと思います。
翌年はどうでしょうか?
ウッドデッキに屋根がなければ春でも直射日光が意外に厳しくて室内で
焼肉ということに変化していませんか?

ウッドデッキでBBQを楽しむには表面を掃除することからはじまります。
リビングとウッドデッキにはあまり段差をつけないのが流行ですが
リビングから出るときには靴に履き替えて出るのが一般的です。
玄関から靴を室内経由でウッドデッキに運ばなければなりません。

ウッドデッキは日差しや風雨に晒されて板が紫外線で傷ついて
所々、ささくれだすことでしょう。
3年目に入るとそろそろ木が腐りだすところも
あるかも知れません。

だんだんとお飾りになる可能性が高いのです。

ウッドデッキを最大限に楽しむためには
透過性のある屋根の下に設えることをお勧めします。
不燃性のポリカーボネートを貼ることで雨を凌ぐことが出来て、
直射日光を少しでも和らげて劣化を遅くします。
屋根の下ということで靴も雨に濡れることなくそのまま置けます。
外水道と流しを近くに置けばBBQの後片付けもスムーズです。
完全な屋根でなくてもタープのようなものが引っ掛けられるフックを
つけておくだけで夏の日差しを避ける事が出来ます。

ウッドデッキはどうしても腐るものです。
少しでも長持ち出来るように毎年、浸透性の保護塗料を塗りましょう。
地面からの湿気も馬鹿には出来ません。
細かい砂利を撒き、その下に防湿フィルムを敷くことで湿気と雑草が
生えてくるのが防げます。

テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用