設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2009年04月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.304「設計者プランニングの勘どころ アルミブラインド!の巻」

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

アーバンデザインの住宅は直線的でボクシィーなスタイルです。
内装もシンプルにするために窓の遮光はアルミブラインド
を用いられる場合があります。
住宅では左右にスラットが並ぶ横型が一般的。
公共建築物やオフィスなどでは上下にスラットが並ぶ
縦型ブラインドが用いられます。

アメリカ映画のオフィスシーン。
ワンフロアのオフィスの横にボスの小部屋があって
普段はガラス張りで会議や相談することがあると
ブラインドで目隠しをしているのが見受けられます。
スラットの角度調節もワンタッチなので太陽高度に応じて細かい調節が
出来る優れもの。

その一方でデメリットもいくつかあります。
冬の暖房効果もカーテンに比べて寒くなりがちだったり、
天気の良い日は窓を開放したままブラインドを下げておくと、
午後になり、風が強くなったとたん。バッタンバッタンとブラインドが
音をたてて揺れます。
かなりの音になるのでレースのカーテンのそよぐ音とは程遠い、騒音と
なるのです。

縦長のアルミブラインドとなると
スラット調整が下に行くほど甘くなり、完全な遮光にはならないことが
あります。

大型のアルミブラインドは自重があるので頻繁に引き上げるとロープが
早く切れてしまいます。

寿命は10年といったところでしょうか。
空調が主体の空間で窓をあまり開けないところで夜は使用しないような
オフィスや公共建築物に良く使われるのも納得します。
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No.303「設計者プランニングの勘どころ 敷地境界線上は大丈夫!の巻」

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

ディベロッパーが手がけた大規模分譲地は整然と区画割りがされて
境界線もコンクリートやブロックで明確に分けられ、角には境界杭も
打たれている為にお互いの守備範囲が判りやすいものです。

地方のお宅などでは敷地も大きいことから隣地境界線上は植木や生垣など
で仕切られるだけで大らかな線引きがされているようです。

敷地同士が大きければ多少の誤差があっても目くじらを立てることは
ないでしょうが地価の高い都心部ではトラブルの元です。
世代代わりしたら双方の意見が対立して

「うちの土地はこのブロックの外側だ!」
「いや、真ん中だ!」

など良く聞く話です。
祖先にトラブルを残さないためにも
もし、土地を購入の際には仲介業者にお願いして
境界線上の処理を明確にして頂いた上で土地の決済をしておくことを
お勧めします。

境界線はブロックで明確になりましたがそのままでは
簡単に相互に行き来できてしまいます。
泥棒にも簡単に侵入を許すことにもなりますし、プライバシーなどの
観点からもフェンスなどでより明確な住み分けをして
双方が干渉しないようにしたいものです。

ご商売をされているあるお宅では敷地を目一杯利用しようと
このお隣からのフェンスの相談を受け付けないで
境界ブロックだけのままで押し通しました。
押し通した理由はすぐに判りました。

自分達の家と境界線までの間に商売道具を積上げて
倉庫代わりに使い、取り出しはお隣の敷地を廊下代わりに
使いだしたのです。

境界ブロックを敷地境界線の真ん中に設定するとその上に
建てるフェンスは双方の了解を取らなければいけません。
費用も折半となるのが一般的ですが、上記はこうしたことを逆手に
とった例ですので注意が必要です。

どちらにせよ、土地を購入の際、仲介業者にフェンスの取り決めなどを
はっきりさせてもらって書類などで残してもらったほうが
よさそうです。


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