設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2009年01月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.299「ウッドデッキの積極的の活用法」

ウッドデッキのある家をよく提案させていただいております。
晴れた日の屋外でのBBQは実に気持の良いもの。
そんなときにウッドデッキは大活躍。
でも一年もすればすっかり使っていないお宅ありませんが。

そんなウッドデッキをあちらこちらで見かけます。
ウッドデッキは大概がリビングやダイニングの南側に設えます。
リビング~ウッドデッキ~庭といったレイアウトです。
なのでウッドデッキに出るとお隣さんの庭も丸見えになります。
ハリウッド映画に出てくる邸宅では敷地が広いのでお隣さんの視線も
気になりませんが、日本の環境では何となくお互いが意識してしまって
そこでの活動も自粛気味。

屋根も無いので毎回、ウッドデッキの床を磨いてからBBQの支度が
始まります。風雨に直接さらされるので木の傷みも早くなります。
うっかりしていると床が抜けて落とし穴状態なんてことも。

そんなときはハイウォールという壁を考えてみてはいかがでしょうか。
建物の1階部分の外壁だけを延ばしてきてウッドデッキを囲うのです。
お隣さんからの視線を適度に遮り、風は通します。
建物の壁が連続することで室内からウッドデッキまでに一体感が生まれて
広く感じることができるのです。

ウッドデッキの上には梁をかけて間にはシェードを渡しましょう。
太陽光を効率よくカットし、照り返しを和らげ、
木陰ができたみたいに心地よい空間になります。

ニット構造で作られた、太陽光の有害な紫外線を
90%カットするシェードネットもあるので女性でも安心。
肌が痛かった直接光がこのシェードの下では随分と和らぎました。

ネット状なので適度に風を通し、雨の日でも豪雨でも無い限り、
雨水が中心から一極収集中で流れるのではなく、葉の隙間から
ポタポタ落ちる木のように周辺から水滴が落ちます。

どうですか、毎日BBQしたくなりましたか?
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No.298「隣人への配慮をしていても、、、」

家を建てる際、つまり工事に取り掛かる前には
近隣の方への挨拶をいたします。
工事車両や一日中響く工事の音でご近所のストレスは相当なものでしょう。
気持はよくわかります。
昔であればドアが開くと「お互い様」と言ってくださった方も
今では極少数。
そのようなことで設計者、施工者はいつもお施主様の方を向いて
仕事を進めるのですが建築が始まれば同時に近隣に対するケアにも
相当な労力を費やします。
近隣挨拶には施主の前後に工事担当、設計担当が揃って伺い、
工事中のご迷惑についてのご理解を態度で示します。
ご近所の方に顔を覚えて頂いて、変な業者?で無い事を確認してもらいます。
と、同時にこちらもどのような方かをそれとなく観察します。
一日中、お宅にいるような老夫婦であれば挨拶をより密にする、
乳幼児がいらっしゃるお宅であればなるべく仕事を早く切り上げるなどを
する為です。

着工前、上棟時の近隣挨拶に加えて普段からの挨拶をしていても
何処からとも無くクレームがやってきます。
日中は仕事で夜遅く帰ってくる近隣の方です。
家族の方にはお逢いできても毎回、お逢いすることが出来なかった方から
突然、それも引渡し間際になって、

「うちの窓の中が丸見えだから何とかして欲しい」

現場に言いに来られたりします。
真正面ではなく、斜め前からは確かに少し見えるかもしれません。
この辺の感覚は個人差があるのでなんとも言えませんが、
お施主様が住み始めてからのお付き合いも大事なのでスクリーンなどで
対処しますが物理的にここまでの予測は出来ません。

実に悩ましいところです。

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