設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2004年04月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.169「ユビキタス社会に合わせた家??」

ユビキタスネット社会とは、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットに
つながる社会を意味し、家庭や会社からPCを使ったネット接続だけでなく、
さまざまな機器がネットワーク越しに相互に接続、特に意識せずに、
誰でも安心して、簡単に利用できることがメリットとされています。

総務省は、2006年以降のIT政策への適用も視野に入れた同省の政策を決める
「ユビキタスネット社会の実現に向けた政策懇談会」の第1回会合を開催した。
2010年に日本をユビキタスネット社会へと発展させるための道筋をつける
「u-Japan政策」を取りまとめることを目的としており、今年12月末までに結論
を出す予定だというがどうなのだろうか?

e-Japan戦略では、国内のブロードバンド環境において、
2005年までに常時接続可能な環境を、高速(xDSL/CATV)3,000万世帯、
超高速(FTTH)1,000万世帯まで拡大させる、という目標を立てていたが、
2003年時点でxDSLは3,500万世帯、CATVは2,300万世帯、
FTTHは1,770万世帯が利用可能になり、
実際の利用はまだ進行途上であるものの(実際の加入世帯はxDSL約1,027万加入、
CATV約247万加入、FTTH約89万4,000加入、いずれも2003年末、
総務省調べ)、環境の整備は前倒しで進展してきた。
その後e-Japan戦略II(2003年7月)では、基盤整備から利活用へと発展させ、
「2005年に世界最先端のIT国家となり、
かつ2006年以降も最先端であり続ける」との目標が掲げられたという。

この電化製品同士を繋ぐのに有線なのか無線なのか今だ判らない
有線になるならば電磁波はどうなのだろう?
セキュリティーの問題は?
年配の人でも操作は出来るのだろうか?
本当にこの社会は便利になるの?


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No.168「インターネット接続スピードの話」

総務省が発表した1月末の国内インターネット接続サービス利用状況に
よると、家庭用光ファイバー通信回線(FTTH)の加入者数は
96万926件と、前月末比7.5%増えた。FTTHの加入者数は、
今年度に入ってから月間5万~8万件のペースで増えており、
2月末まで100万件突破が確実視されているとのこと。

FTTHにデジタル加入者線(DSL)などを加えた高速ネット全体の加入
者数は、同3.2%増の1408万3597件。
このうち、DSLは3.3%増の1061万2671件、
ケーブルテレビは1.4%増の251万件。

FTTHは、DSLより通信速度が速い上、相対的に高かった料金も低下傾向にあり、人気が高まっているとなっている。
このように時代は直ぐに光ファイバー通信回線に移行しつつあると
政府では言っている。

一方、ADSL業者も負けてはいない。(以下OCNのHPより)
ADSLは、光ケーブル(FTTH)までの繋ぎの存在などと以前は、良く言われていました。
しかし、FTTHが開始されてから、ADSLからFTTHへの乗り換えユーザーが大量にいると言う話はあまり耳にしません。推測される理由として、以下に幾つか挙げてみます。

ADSLのほうが明らかに安い
FTTHは導入コストも数万円、月額料金も5千~1万円近くしますが、
ADSLでは配線工事が不要と言う事もあり、初期費用が数千円。月額料金も3000円前後と、
約半分で済み、年間では2~10万円程度安く済み、FTTHの料金はADSLとは明らかに違いま
す。

FTTHはコストの高い光ファイバーケーブルを使用しますが、
ADSLは既存のメタリック回線を利用するので、その分、料金を抑えて提供する事が
可能です。

ADSLのほうが導入が楽
ADSLでは、既存の電話回線を利用できますが、FTTHは別途光ファイバーの屋内,屋外工事
が必要です。この為、マンションなどの集合住宅などでは、導入できないケースもあり
ます。
また、光ファイバーは”折れ”などにも弱いので、設置場所次第では利用出来ない可能性
もあります。

ADSLの速度でも十分
FTTHが100Mbpsと言っても、ベストエフォート型ですので、実質的には、20~50Mbps程度で
10Mbps以下の場合もあるようです。これならADSLと遜色ありませんが、
基本的にはそれよりも、インターネット全体が、FTTHの100Mbpsの性能を生かしきれるよう
な状態では無い為に、一部の動画などのブロードバンドコンテンツ専門の回線とサーバー
を設置したポータルサイトを除き、ADSLとの(体感的な)速度差は、それほどの大差を感じ
ないのが一般的です。
それよりも、上記のコストや導入面を考慮すれば、ADSLの速さを生かしきれる環境(高速
な格安パソコンとADSL高速化ソフトの導入など)
にしたほうが良いように推察されます。

ADSL高速化へ
現行のADSLは、12Mbpsが最大速度ですが、2003年1月に24MbpsのADSL,AnnexI(AnnexC同様
にISDNの干渉を受け難い品質の良いADSL)の国際基準が確定しましたので、
更なるADSLの高速化が実現されますので、高速性だけで、ADSLから超高速ブロードバンド
FTTHへのシフトをする必要は無くなるかも知れません。


新幹線とリニアモーターカーとの比較みたいですね。

No.167「無線LANの話」

前回、LANケーブルを使って家庭内LANをすることを有線LANといい
最近はLANケーブルを嫌って無線で対応する無線LANも普及し出し
たと紹介しました。
「インターネットをノートパソコンを使ってどの部屋に移動しても
楽しみたい!ほかのPCとのデータのやり取りもしたい!」
という要望に答えた方法がこの無線LANです。
「インターネットのデータも共有ファイルも電波に飛ばしてしまえ」と
いうことです。

で、飛ばし方になるのですが用意するものは「ブロードバンド無線ルータ」
PC側に「無線LANカード」もしくは「無線LANカード内蔵PC」
です。
「電話モジュラー端子」~「ADSLモデム」~「無線ルータ」~「PC」
の順にデータが流れます。

無線ルータの建築的な注意点です。
無線は電波です。アマチュア無線家が庭先により高いアンテナを建てるのは
遠方に電波を飛ばす為です。
無線ルータも同様で、電波を飛ばす側の本体を、家であれば2階に置くとより
電波状況が安定します。木造では比較的電波を通しやすいのですが
鉄筋コンクリート造や鉄骨造では専用のアンテナを取り付けたりする工夫が
必要かもしれません。
一方、電波が飛びすぎても注意です。
お隣さんからでも受信できてしまう為にファイルの中味を覗かれてしまうから
です。
しっかりとセキュリティの設定をするようにしましょう。

一般の無線ルータは
有線LANが4回線
無線LANが1回路です。
実は無線LAN弱点がありまして数台無線LANPCを立ち上げると
通信速度が遅くなってしまうのです。
お店で聞くと3~4台が限界のようなことをいってました。
賢明な方法としてはノートパソコンのようなモバイル性を重視するなら
無線LANにし、ホビールームでデスクトップを使って楽しむのなら
LANケーブルで配線した有線LANにするとよいと思います。
有線LANであればスイッチングハブであれば各部屋にPCを置いても
インターネットで楽しめますよ。

以下は無線LANの規格です。
ちょっと難しいので参考程度に
「IEEE802.11b」は、1999年に正式に勧告された、最大伝送速度11Mbps の
高速な無線LAN仕様で、2.4GHzの周波数帯を使用しています。
この規格は現在の主流になっています。

「IEEE802.11a」は、最大伝送速度54Mbps ですが、5GHzの周波数帯を使用
しているため、「IEEE802.11b」とは互換性がありません。

「IEEE802.11g」は、同じく最大伝送速度54Mbps ですが、「IEEE802.11b」と
同じ2.4GHzの周波数帯を使用しているため互換性があります。
現在の環境を保ちつつ、より高速な規格に 順次 移行できるというメリットが
あると言えます。
最近発売の製品は、2.4GHz「IEEE802.11b」と5GHz「IEEE802.11gと11a」の
両方の周波数帯に対応した、デュアルバンド製品に主流が移りつつあります。
因みに、「IEEE」は、「アイトリプルイー」と読みます。

No.166「家庭内ネットワーク環境の話」

人間が作り出したもので今、一番技術進歩の著しい分野です。
半年経てばすっかり旧式になりえるものなので
今現在での紹介をいたします。

パソコンが普及してオフィスでは当たり前、
家庭でも一家に一台から各自に一台へと変化しつつあります。
お父様の年賀状作成から奥様のインターネットでの情報収集
ご主人のお持ち帰りの仕事の続きなどパソコンが要求されることは様々です。
そんな時、数台のパソコンがあればストレスなく皆が使えます。
価格も値ごろ感も出てきて、新しいパソコン(PC)
を購入して古いパソコンをそのまま生かしてネットワークを組めば周辺機器
のプリンターやスキャナー、デジカメのデータ、TV画像などを共有して楽し
めます。
もちろんインターネットも同時に複数台で楽しめるようになります。

メルマガをご覧の方であれば知識も豊富だと思われますので
説明の必要もありませんが、ネットワークを組む為にはネットワークカード
内蔵タイプのPCを購入するか、PC本体にネットワークカードを取り付ける
かの方法があります。
取り付けた後PC同士を繋ぐ箱である「ハブ」を用意します。
PC~ハブ間はネットワークケーブル(LANケーブル)でつなぎます。
設定は専門書で判りやすく書いてあり、OSもXPになり使いやすくなりました。
この配線でパソコン間が繋がるようになります。

複数のパソコンで同時に常時接続のインターネットを楽しむ為には
今度はブロードバンド接続をします。
「YAHOO!BB」に代表されるADSLが一般的でしょう。
電話回線の空いている帯域(音声通話では使用しない高音域)を利用しておこなう
通信の規格を『ADSL』といいます。
ADSLは下り(受信:一般的にホームページの閲覧・ファイルのダウンロード等)と、
上り(送信:メール・掲示板の書き込み等)の速度が違います。
これは、個人のインターネット利用に適した通信方式です。

契約後、屋内の電話線のモジュラージャックから配線でADSLモデムという箱
につなぎます。もう一方の配線をPC側がつなげばインターネットが楽しめます。
ただこれでは一台のPCでしか楽しむことが出来ません。

複数台でインターネットが同時に楽しめ、尚且つPC同士のデータのやり取りが
出来る為にはADSLモデム~PC間に「ハブ内蔵型のブロードバンドアクセス
ルーター」という箱を設けることになります。

つまり、「電話線のモジュラージャック~ADSLモデム~ブロードバンド
ルーター~各PC」という流れになります。
ブロードバンド~各PC間はLANケーブルで繋ぎます。
各社によるインターネット接続スピード競争で通信速度が上がっている為、
それにあわせて家庭内の配線(イントラネット)の速度も上げないと意味が
無くなります。LANケーブルの規格もより速いものに変化しています。

家中でPCを楽しもうとすると部屋中LANケーブルだらけとなってしまいます。
新築であれば最初から建物の計画に取り込み、壁内に配管を通しておくとよい
でしょう。LANケーブル本体を壁に埋め込むのではなく、LANケーブルの
規格が変わっても対応出来るために電話配管に使うCD管を使用するのが
良いでしょう。

LANケーブルを使って家庭内LANをすることを有線LANといい
最近はLANケーブルを嫌って無線で対応する無線LANも普及し出しました。
こちらは次回に。