設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2004年02月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.160「業界のはなし1」

「住宅業界」
入口は大きく3つあります。
1.ハウスメーカー
2.地元の工務店
3.建築家に依頼
ハウスメーカーもへーベルハウス、積水ハウスのような高価、ハイグレードな
ものからローコストのアイフルホームなどまで様々です。
ハウスメーカーといっても自社で施工(現場で働く人を指します)するのは
下請け、孫請けの工務店や建築会社の場合が多いようです。
現場監督のみハウスメーカーの方で随時15件位が平均なところです。
ローコストハウスメーカーは地元の工務店とフランチャイズ契約するので
地元の工務店がロイヤリティーを本部に払う代わりに看板と資材の提供を受け
ます。
どちらにせよ、実際に建築する現場の職人はハウスメーカーの社員ではなく
工務店まるごと取り込んだりして下請けさんなので
そういう意味では工務店と同じような仕組みになっています。
ですので営業力が弱い工務店がフランチャイズ契約してハウスメーカーの支店に
なったり、ハウスメーカーの下請け専属になったりして安定経営を図っています。

地元の工務店でお客様から直接仕事を受けているところは
独自色を強く出しているところでしょう。
純和風、オール電化、天然素材、高気密住宅、ログハウス、など
そこでなければ出来ない強みのあるところです。

建築家は建物性能などのハードな部分に加えてご家族の個性や生活様式、
活動パターン、趣味など住まい方全般を提案をさせていただくので
ハウスメーカーや工務店で納まりきれない要望がある場合は実に楽しく
進めることが出来るでしょう。
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No.159「寒いので暖かいはなしを」

オール電化住宅に1年住まわれている方から使用量を聞いたところ
年間を通して電気代が1万円を越えたことが殆どないとのことでした。

オール電化というとガスレンジの代わりにIHクッキングヒーターを使い
お風呂や洗面所、キッチンのお湯は電気温水器を使った貯湯式で賄うことが
基本的なところです。
これに太陽光発電、電気床暖房などが加わるとフルオプションといった
ところでしょうか?
最近は電気温水器の代わりに地球環境にやさしい自然冷媒(CO2)を採用した
エコキュートが主流になりました。
こちらも来年あたりお客様からレポートしようと考えております。

先のオール電化住宅のお客様には裏ワザがあって
電気給湯器や安い深夜電力を利用してお湯を沸かす都合上、電力会社との
契約形態が特殊になります。
契約によって電力が安い時間帯があるのでその時間に電化製品を集中的に
使うとのことでした。

洗濯機は午前6時までに回し切る。
シェイバー、携帯などの充電もそれまでに完了する。
などです。

No.158「寒いので給湯器のはなしを」

給湯器の使い方や能力の決め方ってなかなか判りづらいものです。
ガス給湯器はご存知のように浴室のお風呂の湯、洗い場の湯、洗面脱衣室や
キッチンの湯を沸かすときに使うものです。
ガスを使うならばガスの火力を利用します。

ガス給湯器の能力は、号数で表示されます。
これは「水温+25度」のお湯を1分間に何リットル出せるかを示すもので、
号数が大きいほど一度に大量のお湯を使うことができます。
具体的には
16号では2箇所同時使用には適さない。
20号では2箇所同時使用でもほぼ問題なく使用できる。
24号では2箇所同時使用でも問題なく使用できる。
32号では3箇所同時使用でもほぼ問題なく使用できる。
16号は15年ぐらい前の主流でした。
現在は20号と24号を使い分けております。
寿命は10年前後なので消耗品と考えて交換が便利な場所に
設置するのが良いでしょう。
着火時に「ボッ」と若干の音がするので近隣に配慮した位置
も考えなければなりません。

給湯器には全自動と自動タイプがあります。
全自動は浴槽へのお湯はりと適温・適量での停止、
その後、一定時間の保温と水位キープをすべて自動で行います
自動は浴槽へのお湯はりと適温・適量での停止、その後、一定時間の保温
を自動で行います(水位キープ機能はありません)
一般的には自動タイプ(セミオート)が多いです。
その他、低Noxなど環境に優しい機能があるものも出てきました。

プロパンガスと都市ガスの違いです。
プロパンガスの発熱量は23,680kcal。
都市ガスは各地域によって異なります。東京ガスでは11,000kcal
プロパンガスの発熱量は、都市ガスに比べて非常に高いようです。
そこで、都市ガスは熱量を上げるため、ガス器具のバーナーノズルを
大きくするなどの工夫がされています。
都市ガスは空気より軽いので、上へ上へと上がっていきます。
一方、プロパンガスは空気より重いので、下のほうへたまりやすくなります。
万が一、部屋の中でプロパンガスが漏れたら、窓を開け、
ホウキでごみを掃くようにガスを外へ追い出しましょう。

こうした比重による違いは、ガス漏れ警報機を設置する場所にも影響します。
プロパン用の警報機は床附近に、都市ガス用は天井附近に設置します。

No.157「建物解体時の家具の処分」

家を建替える際には既存建物を壊さなければなりません。
壊したあとは新しい家の建築が始まる為、一時仮住まいの必要が出てきます。
約半年ほどの仮住まいですからアパートや借家で十分です。
ですが今までの生活よりスペースが狭くなるので家具の置場に困ってしまいます。

古い家具をこれは良い機会とばかりに処分する場合が多いのですが
心情的にそうもいかない場合もあります。
思い切って処分する方法としては
まったく使えそうも無ければ解体時に建物内に残しておき、そのまま解体業者
に運んでもらう方法や
トラックやワンボックス車を使って家族で行政の焼却場に運び有料で引き取って
もらう方法があります。
解体も今は分別が厳しく決められて入る為にその分の手間賃がかかるように
なってしまいました。なので家具1つ増えただけでも撤去費用が意外とかかる
ようになります。
行政の焼却場は金額がまちまちです。1つ500円位から重さで決めたりします。
解体業者の見積りと焼却場の費用の両面から検討して決めるのが賢明かと
思われます。
新しい家具であればリサイクル店に引き取ってもらうことも可能です。
数がまとまっていればトラックで運んでもらえるので手間賃だけ助かります。
引き取り代金は期待しないほうが体に良いとおもいます?

一方、どうしても捨てられない場合の方法としては
直して使えそうな家具を家具リフォームにお願いしたり、自分で修復する方法。
家具の一部分を使って新築住宅に取り込む方法。
仮住まいに入りきれないどうしても使いたい家具はトランクルームに一時保管
する方法などでしょうか。
骨董価値のある時代箪笥などは除いても本物の木を使って作ってある家具は
塗装をやり直せば見違えるほど味わい深いものに変身します。
私自身もお客様が使わなくなった家具を頂いてDIYで道具を調達し、
仕事の合間をみては塗装を剥がした後に刷毛で光沢のある塗装をあたらに
塗り重ね、取手も舶来品に付け替えてみました。
和室に置いたら軽い感じの和室に趣きが出ました。
家具に今では手に入りにくいガラスなどがはめ込まれていれば
それを新築住宅の扉に使ってみるとかすれば想い出も蘇ります。
いかがでしょうか。

まだまだ使えるが新築の家にデザインが合わない場合が難しいですね。