設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2004年01月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.156「家具のお手入れ」

家具のお手入れをする前に家具塗装はどのように行なわれているかを
知る必要があります。

最初は下地処理・素地調整
表面の毛羽立ちにペーパーをかけたり、欠陥を補修したり、塗装の下準備を
します。
次に素地着色です。木材は導管がありその中にしみこむとそこだけ濃くなるので
目止め材をしみこませて塗ります。
やっと下塗りです。シーラーを塗り、塗膜層をつくります。
仕上前の中塗りは表面をさらに平坦にするために、サンディングシーラーを
塗り研磨します。
サンディングシーラーを厚塗りして削ると表面はつるつるな鏡面仕上げ、
薄く塗ると木目を生かした仕上げになります。
最後の上塗りです。仕上げとして丈夫な上塗り塗装をします。
外観や保護性能がこの上塗りで決定されます。

で、塗装家具のお手入れです。
家具は、直射日光の当らないところ、また冷暖房器のそばなど温度差の激しい
ところ、湿気の多いところには設置しないほうがよさそうです。
色があせたり、塗装面がはがれたり割れたりしてしまう原因になります。
テーブルの天板には熱いままのナベやヤカンを直接置くとそこだけ焼けたり
変色したりしてしまいます。

普段のお手入れはマメに乾拭きをして、なにかこぼしたり汚してしまったら
すぐふき取るよう心がけてください。
どうしても取れない汚れは、ぬるま湯でうすめた中性洗剤に柔らかい布を浸し、
固く絞ってふき取った後、ぬるま湯に浸した布で洗剤をふき取り、乾拭きします。
つや消し塗装の家具に家具用ワックスを使うと、色むらになってしまう場合が
あるので気をつけてください。
目安として、ラッカーは40~50度くらい(お茶程度)、UV塗装は200~300度
の熱に耐えられるそうです。
ウレタン・ポリエステル樹脂は熱湯を落としても大丈夫。

マジックなどの汚れは中性洗剤でくりかえしふき取ります。
シンナーなどは使用しないでください。
特にラッカー塗料は色落ちしてしまうので注意してください。

傷は市販のクレヨンタイプの補修材などで目立たないようにできます。
深くえぐれてしまったような傷は、
家具用パテで埋めて着色することも出来ます。仕上がりは素人なりですが。。。

民芸調家具などの仕上によく使われるオイルフィニッシュのお手入れは
木の表面に塗膜がなく、他の塗装とはお手入れ方法が異なります。

艶を永く保つために、1~2年に一度オイルをすり込みます。
オイルはご家庭のサラダオイルでもかまわないようです。
柔らかい布にオイルを少量染み込ませてよくすり込んだ後に別の布で乾拭きし
てください。
マジックなどの汚れや傷は目のこまかいサンドペーパーで木目に沿って丁寧に
削り、オイルをすり込みます。周囲との色むらに気をつけながら、
うすく伸ばしてください。


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No.155「家具の塗装」

新しい家を持つと同時に家具も新調したいものです。
長く味わいたいとの思いで高価な無垢の家具を使っている方も多いと
思われますがお手入れも必要となります。
そのひとつに塗装です。
ある程度知識がないとせっかくの家具が台無しになりかねません。
塗装の知識を紹介いたします。

塗装の目的は大きくふたつあります。
表面に塗装膜をつくり家具を保護することと色彩や光沢で家具を装飾すること
です。

日本では、家具の塗装の主流はウレタン塗装です。
丈夫で高品質で高級。

そのほかにはラッカーがあります。
合成樹脂塗料の中で最も古くから使われているもので、輸入家具に多く使われ
ています。塗膜は薄く、表面がなめらかで柔らかい光沢があります。
熱・水・薬品に弱いので熱い器やぬれたコップなどを直接置くことはさけ
ましょう。テーブルクロスやランチョンマット、コースターを使い、
手入れをしながら大切に使えば深みを帯び、味わいのある家具になります。
こまかい傷は研磨修理が出来、塗り直しも容易です。

ポリエステル樹脂は厚塗りできるのが特徴で、硬く艶のある仕上がりになります。
摩擦に強く、耐薬品・耐水・耐湯性などに優れていますが、
反面柔軟性に欠け、衝撃に弱く傷がつきやすい塗装でもあります。
傷がつくと修理が困難なのも難点です。

ウレタン樹脂は現在最もポピュラーな塗装です。
つやありからつや消しまで対応でき、高級家具にも使われます。
ポリエステル樹脂より強く、耐久性・耐湯性・耐薬品性などすべてに優れてい
ますが、傷がつくと修理が困難です。

UV塗装はUV塗料に人工紫外線を照射することで硬化する特殊な塗装です。
非常に硬い仕上げになります。耐磨耗性、耐薬品性に優れ傷がつきにくい反面、修理は困難です。水ぶきできお手入れは簡単。食器棚の扉やテーブルの天板によく使われます。

オイルステインは木目の美しさや質感を生かした油性の着色剤です。
木部に浸透し透明感のある仕上がりとなります。
通常はニスやラッカーを塗って仕上げます。
水や汚れに弱くシミになりやすいので注意が必要ですが、補修や塗り直しは
容易です。

オイルフィニッシュは植物油を主成分とした塗料を木に浸透させながら磨く塗装
方法で、無垢材でつくられた高級家具の仕上げなどに使われます。
他の塗装と違い表面に塗膜を作らないので、木の呼吸を妨げず、木目の美しさや
しっとりした質感を損ないません。
保護膜としての塗装膜が無いので傷や汚れがつきやすく、
狂いが生じやすいという欠点があります。傷や汚れの補修はしやすく、
また塗装面の割れ、はがれ、めくれなどの心配はありません。
表面に顔料をのせるオイルステインと比べると、より木目を生かす仕上げと
言えます。

日本でウレタン樹脂塗装が主流なのは、丈夫でかつ高級感があり、
家具塗装に求められる性能をほぼ満たしているからだそうです。

欧米の一部では重ね塗りや補修が容易なラッカー塗装が主流です。
これは、家具に対する考え方が違うからで、家具を代々受け継ぐものと考える
欧米人は、耐久性は少々劣っても手入れや修理をして永く使える家具を好む
そうです。
対して日本人は家具を一代限りのものと考えるので、多少木の風合いは損なわ
れても丈夫で毎日のお手入れがしやすいものが好まれるのです。

舶来品の家具を新調の際は以上の点を鑑みた上でショップの人ともよく相談
されたほうが宜しいかもしれません。


No.154「高さ」

JRの東海道線のグリーンとオレンジの車体はお馴染みですが
シートに腰掛けると座面が低めで何となくしっくりします。
これに対して私鉄各社の最新型アルミ車両は座面が高めで
腰掛けて膝の上にアタッシュケースを載せると斜めになってしまう
ことも度々です。現代人の身長の合わせて座面の高さを上げているので
しょうが足がいたずらに投げ出せないようにしてより多くの乗車が出来る様に
工夫しているのかも知れません。

さて、家の中でも同じことがおきています。
例えばキッチンのカウンターの高さ。
30年前、お勝手の革命が起きて今のシステムキッチンの原型となったキッチン
セットはその高さは床から800ミリでした。
そして、15年前になると850ミリが標準になり、現在では900ミリにする方
も半分位に増えてきました。
同じように洗面台のボールの高さは720ミリという寸法が標準でした。
腰を折り顔面を洗ったときに肘が手よりも高い場所になり手についた雫が肘側
に来ないようにするためにこの数字にしたのですが
腰を折る行為が最近の体型により負担をかけるようになったことや
シャンプードレッサーのような大きな器が増えているため肘に雫が伝ってきても
器に落ちるので造り付けで作製する場合はこの寸法を850ミリや900ミリに
される方も多くなりました。

食堂に目を移してみましょう。
テーブルの高さも変化してきました。こちらも以前は720ミリが標準でした。
テーブルに於いて最近のトレンドはライフスタイルにより高さを選択されて
いるようです。
テーブル高を700ミリや650ミリ程度に低くすると和食の場合など器の中
の食材が取り易かったり食事後、お酒やコーヒーなどでリラックスするのに
程よい高さになります。
キッチンが対面式にならばキッチンカウンターの850ミリにあわせると
家事中でも家族との会話も弾むことが出来たり、配膳が楽に行なえたりします。

テーブルにあわせて椅子も揃えますが
従来のものは座面が420ミリ前後です。
最近のお洒落な舶来品のものは座面が470ミリ前後と少々高くなります。
男性ではかかとがつくことが出来ますが女性ですとかかとが付かない場合も
あり、長時間くつろぐことが厳しい場合もあるので気をつける必要があります。
木製の脚であれば大工さんや家具屋さんなどに切断してもらえばよいでしょう。

お奨めは一人掛けの肘無しソファーをダイニングチェアーに利用することです。
ソファーは元々リラックスする為のツールなので座面が370ミリとなります。
その分、背中に過重がかかるので背板がしっかりしたものを選びます。
その高さに合わせたテーブル高のものはなかなか無いので(680ミリ程度)
700ミリのものをカットしたり工夫が必要ですが
長い時間ダイニングで楽しみたい方にはお奨めです。

最後にトイレです。
外国にトイレに入ると洋便器の高さが高いことに圧倒されます。
日本でも徐々に外国のそれに合わせるように上昇してきました。
ご実家などにある洋便器や古い建物のトイレで確かめてみてください。

No.153「ネットで買えます住宅資材」

年初めなので原稿が薄めです。すみません。。
ネットを使って建材を販売するメーカーが増え出しました。
良心的な施工店などに掛け合えば一部をクライアントが直接仕入れて
材料支給でやってくれますよ。

タイルや洗面ボールが安い
「建材のネット販売」
http://www.sanwacompany.co.jp/

アウトレット輸入建材
「ホームコネクション」
http://takehome.netpricemall.com/list/004_0.html

照明器具激安はたくさんありますね。
「コネクト照明ショップ」
http://www.e-connect.jp/adwords.html
「ハートリビング」
http://www.h-l-s.co.jp/
「アメニティーワールド」
http://www.a-w.co.jp/


建築関連商品まで卸値で売ってますね。
「ホームメイキング」
http://www.homemaking.co.jp/top/top.htm