設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2003年12月
FC2ブログ

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.152「オール電化にするには」

ネットで「オール電化」を検索するとかなりの量のサイトが紹介されます。
火を使わないので老人の消し忘れや子供のやけども防ぐことが
出来、火災の発生も激減したり、酸素を必要としないので部屋の中が
クリーンです。
コストも企業努力で値ごろ感が出てきました。
オール電化をお徳に使いこなす基本的に揃えたい設備は
お湯を供給する為のユニットして従来の電気温水器に代わって
自然冷媒(CO2)を採用し、ヒートポンプ運転で最高90℃までの
高温沸上げが出来る「エコキュート」

「ダイキンエコキュート」
http://cs.daikinaircon.com/ecocute/

調理をする為のユニットして
鍋自体が発熱する熱効率が高いのが特長の「IHクッキングヒーター」

「日立IHクッキングヒーター」
http://kadenfan.hitachi.co.jp/ch/merit_frame.html

この2つを組み合わせて一般ではオール電化と呼んでますね。

更に上を目指すと
値ごろ感が出て来ましたソーラー発電はいかがでしょうか。
一説では15年で元が取れると言われています。

「SHARPアメニティーシステム」
http://www.sharp-sas.co.jp/pvsystem/index.html

その他は電気式床暖房などがあります。

スポンサーサイト



No.151「地震力」

建物をどのようにつくるかは建築基準法,建築基準法施行例,建設省告示などによって
定められています。
地震に対して建物をどのようにつくるかもこれらの法律などによって定められ,
それらをまとめて「耐震基準」と呼ぴます。
現在の耐震基準は,1981年6月にできたもので,以前の耐震基準と区別するために
「新耐震基準」と呼ばれていて,現在建物はこの新耐震基準にそって建てられています。
(現実にはその後建築が開始して建物が竣工するので該当する建物は1982年以降の
物件が該当します。)

 この新耐震基準では二段階に分けて構造計算をします。
まず,よく起こる強さの地震に対しては建物の被害は軽くて
すむことを目標にする1次設計。 イメージとしては建物の耐用年限中に
2~3回発生する地震 で想定震度は震度5弱。
その際の建物のダメージは健全で建物本体で揺れを吸収する弾性範囲。
次に建物の寿命の内に一度起こるかどうかという強さの地震に対しては建物にある程度
の被害がでてもいいが,建物の中もしくは周辺にいる人に被害がでないよう目標とする
2次設計。イメージとしては建物の耐用年限中に1回発生するかもしれない大地震で
想定震度は震度6強から7。その際の建物ダメージは多少崩れはするが 倒壊しない程度です。

2次設計を読むと「すこし怖い基準だな」と考えられそうですが全てをクリアするとな
ると建築費が膨大になってしまいます。
100年間に一度来るか来ないかの地震で全くこわれないほど強く建物
を設計することは,不経済とも考えられます。

ジャンボジェット機が墜落したときのことを考えて乗客すべてに脱出用パラシュートを
用意するようなものかもしれません。

新耐震基準では,ねじれが,起こらないように建物のバランスをとって
設計するという配慮もとられています。

具体的にはコンクリートの柱に入れて補強する鉄筋の間隔をさらに短くする事を規程す
しています。阪神の震災でもこれ以後のマンションの被害は少なかったとのことでした。

No.150「新築分譲マンションvs新築一戸建て住宅」

住宅を建てると決意するのはどのような時でしょうか。
子供の成長に伴う、新たな空間の確保
家を持つことによるステータス、世間の評判
環境の整理(静かさ)
将来の資産
親世帯と住む為
など。。。。
今回は比べるシリーズ第3弾「新築分譲マンションvs新築一戸建て住宅」です。

新築分譲マンションと比べて新築一戸建て住宅のメリットは
やっぱり一国一城、土地付がなんと言っても人生の最終目標、達成感。
自分だけのこだわりの空間を求めたい時、自由な設計が出来る。
壁で隣家が接しないのでプライバシーが保てる。
決め事が個人で完結出来る。
設計により収納を多くしたり、部屋を大きくしたり出来る。
車庫が持てる。
アウトドア用品の移動が楽。
庭に草木や花を飾れる。
屋外でクリスマスイルミネーションも楽しめる。
BBQが出来る。

新築分譲マンションと比べて新築一戸建て住宅のデメリットは
なかなか駅近の土地が手に入らない。
外気に接する部分が多いのでマンションよりも寒く感じることもある。
戸締りが面倒。
空き巣が気になる。
庭に草が生える。
庭に動物の糞があることがある。
購入費が高い。
メンテナンスする場所が多い。(樋に葉が詰まったり)

新築一戸建て住宅と比べて新築分譲マンションのメリットは
一戸建て住宅より割安
駅から比較的近いところを選べる
鍵ひとつで管理が楽
上層階であれば眺めがよい
部屋の中は平屋で水平移動のみなので楽。
年を取ってからあらゆる面で楽。

新築一戸建て住宅と比べて新築分譲マンションのデメリットは
総戸数が少ないと修繕費、管理費、などが割高になる。
マンション管理会社の質に差がある。
何事も皆で決めることが多い。
なんとなく競争しているようだ。
高層階だと子供が遊びに行かない。
大胆な間取りの変更がやり難い。
建物の間取りに自由度が無い。
大声が出しにくい。
楽器を演奏しにくい。
収納が少ない。
ゴミ置場、アウトドア用品の置場に困る。

所帯が多い場合は一戸建てが良さそうですが
年を取ってからは老夫婦には駅近のマンションなどのが
使いやすそうですね。
これからは少子化に伴い、地価の下落、建物の供給過剰が
起こり、家庭は郊外に一戸建て住宅を1戸、都心駅近に
マンションを1戸の2戸を持つことが普通になるかも知れませんね。

No.149「新築分譲マンションvs中古マンション」

人生の選択肢である建物購入。
そのパターンにはいくつかあり、判断材料に困るものです。
今回は新築マンションと中古マンションの比較をしてみましょう。

中古マンションとくらべて新築分譲マンションのメリットは
新しい。
設備も最新でバリアフリーやセキュリティーにも行き届いている。
耐震性にも優れる。
大規模修繕計画も整えてあり、購入時から計画を立てて貯蓄できる。
天井が高い物件が多い。
20階以上のタワー型マンションが増えて眺望に優れ、ステータスを感じることが出来る。
供給過剰気味でバブルのころと比べかなり割安感がある。
それに加えて70平方メートル以上の広がりある空間が多く提供されるようになってきた。

中古マンションとくらべて新築分譲マンションのデメリットは
建築前に完売する物件が多いので実際の眺望や採光や騒音などが想像でしか判ら
ない。
駅近の物件が限られる。
こうして書くとデメリットが少なそうですね。

一方、新築分譲マンションとくらべて中古マンションのメリットは
物件の現状が確認できる。(眺望、近隣の状態、騒音、採光)
駅近の物件が多い。
築年数と気にしなければ割安な物件も多い。
新築分譲は抽選や先着順に人気の部屋が決るがその人気だった部屋が手に入る
確率も期待できる。(売りに出ればタイミングよく買える)
割安な物件を購入すれば売却時の売却損が少なくすむ。
(一戸建て住宅購入など次のステップに金銭的な体力を残すことが出来る)
マンション全体の管理状況を把握することができる。
(管理組合や管理人がしっかりしたところであれば治安や風紀が良く、建物も
美しく保っている。新築であれば管理状態がどうなるかは住み始めなければ
わからない)

新築分譲マンションとくらべて中古マンションのデメリットは
耐震性が気になる。(特に新耐震基準施行1981年以前の建物)
築10年を越えると融資が受けにくくなる。(自己資金比率を増やさなければならない)
大規模修繕間近の物件だと思わぬ大出費になる。
設備が古い。
前に人が住んでいた。
シックハウス対策が施されていない場合もある。
などです。

新築マンションでも1年経てば中古マンションな訳で中古マンションでも地区年数が
新しく、駅近の物件は新築同等の価格のものがあります。
マンションは鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートなので耐用年数が木造住宅の22
年と比べて47年と長いです。
その為か築年数が多めでも耐久性があるので良い物件であれば高値安定の傾向が
見られます。
マンションはよく「管理を買え」といわれます。
バリエーションが豊かなのがこの中古マンションの特徴です。