設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2002年01月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.057「オーディオ」

アメリカのBOSE(ボーズ)というスピーカーのメーカーがあります。
昨日、そのBOSE社の専門家がデモンストレーションにやってまいりました。
日本ではちょっと割高の高級スピーカーと言うイメージがありますが
本国では売上の3割程度で残りはNASAやペンタゴンなどの施設で音関係の
売上だそうです。
そういった最先端の技術を家庭用オーディオにフィードバックさせているとのことです。

BOSEの得意は小さな箱でビックリするようないい音をさせることです。
特筆すべきことはその臨場感。

訪問販売でしか売らない「AWM」という箱は
プラスチック製の一見して「加湿器」の様なカッコ悪さ。
しかし、その中には6個のスピーカーが6方に配置し、6つのアンプで
ドライブすれば、ビックリのコンサートホールです。
(ちなみに258000円です。)

リスニングルーム並みのスペースがあれば大型のオーディオシステムを組めるので
やっぱりそちらのが良いと思いますが。。。
限られたスペースであれば気軽に楽しめるかもしれません。

ボーズジャパン
http://www.bose.co.jp/
(AWMは訪問販売なのでボーズ感性工学リサーチ社になります)
(電話06-6351-2062)

一方、お洒落な見せる為のオーディオもあります。
最近、特に人気のある、B&O(バングアンドオルフセン)です。
壁掛けにしてインテリアの一部としても溶け込む
「眺めて楽しい」「機能していなくても美しい」です。
細かいところの作りこみも素晴らしいのでボタンのタッチ感でも
楽しめるはずです。
こちらもなかなかの音ですね。
やっぱり高額ですが。。

バングアンドオルフセン赤坂
http://www.bo-akasaka.com/
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No.056「発がん性物質」

お客様からも教わることが多々あります。
今回は自然派志向の「Nさん」に教えていただきました。
ありがとうございます。

人によってこだわりは随分と違うものです。
100年持たせたい、メンテナンスフリーにしたい、南欧風住宅にしたい、ソーラーハウスにしたい、など。
最近は天然素材住宅に人気があります。
建物本体は自然の木で柱、梁、床、にしたり
壁は土壁、木製のサッシュ、などなど
突き詰めて行くと「体に良い」になるので
そうなると水も結構重要になります。
実は水道管に使われる塩化ビニール管や鉛管には発がん性物質が
含まれているのです。

公共の水道管は銅管が使われているとのことですが
宅地内のメーターから先は塩化ビニール管が一般的になります。
これが問題になります。
対策としては宅内配管も銅管を使い、建物内部は
塩化ビニール管の変わりにポリエチレン管を使います。
メーカーによってはジョイント部に銅管が使われています。
「Nさん」が調べたところこの銅管は銅合金で微量の鉛が入っているので
鉛の入っていない銅管を使っているメーカーがお奨めとのことでした。

ご参考までに。。

No.055「地震は大丈夫か?」

よく「在来工法の木造住宅は地震について大丈夫か」といった質問を受けます。
どうしても阪神大震災のイメージが大きいようです。

私は比較的、木造在来工法を用いて設計しております。
(もちろんRC打放し、鉄骨構造もやってますが・・)
結論から言えば問題はありません。
昔に比べて建築基準法が厳しくなったり、現場の検査もしっかりと何重もチェックされるからです。
建築後、10年間は施工会社が保証しなければならないので
その施工会社も万が一のために保証会社に入会しています。
ですのでその保証会社がきちんと現場が出来ているかチェックに来て問題が無ければ
はじめてそこで保険が下りる仕組みになっているのです。
それだけでも2回現場チェックします。
もう直ぐなくなる住宅金融公庫につきましては更に2回チェックします。
3階建てにしようものなら更に1回増えます。
家本体に問題が無くても地盤が緩かったせいで家が傾いたりします。
その責任も施工会社に来るので
地盤についてもきちんと調査をします。

さて、建物ですが柱の間に入れるバッテン(筋交いと言います。)の量が建築基準法で
決められています。
阪神大震災で崩壊している家にはまだありませんでした。
当事務所は約2倍前後入れています。
小田原という地震の多い土地柄、これは事務所設立時からのこだわりです。
ただ、たくさん入れればよいという訳ではなくて
去年よりバランスよくバッテンをいれるように法律が改定されました。
これによりますます信頼性が増しました。
木造ですのでRCなどに比べて軽いので家のストレスも低いです。
2×4住宅は壁や床で地震に耐える設計なので壁はベニアで固めます。
木造在来工法は柱の間にバッテンを入れて地震に耐えます。
「2×4住宅より木造在来工法は弱いのでは」といわれますが
ご心配のようでしたら柱の間にバッテンをいれて更に外側にベニアを打ちます。
こうすることにより2×4住宅より堅牢になりますね。

そこまでしなくても大丈夫ですが。。。

そろそろ来るのでしょうか・・大地震?

No.054「高気密高断熱」

この言葉が使われてから久しいです。
今一度おさらいの意味でご紹介いたします。
昔はヒートアイランド現象も無ければ家も少なかったし道路もみ舗装だったために
風さえ通れば蚊帳などで工夫すれば夏でも凌ぎやすかったのです。
お隣とも離れていたので音も気になりにくいし、空気も綺麗でした。
現在は窓を開ければ騒音、空気も汚いなどの理由も加わって
都心部の家では基本的に開けないような考え方になったのでしょう。
窓を開けなければ家自体を密閉すれば熱も逃げにくくなるので
高気密高断熱住宅が普及しているようです。
ちょっと前までは建材の中に「ホルムアルデヒト」などの有害物質も多く含まれていたので少々、分が悪かったみたいですが。。。

窓を二重ガラス(ペアガラス)にして壁の中に効果の高い断熱材を入れます。
隙間はテープや発泡剤で塞げば出来上がりです。
このままでは息が出来ないので廊下あたりの天井から外気からの新鮮空気を
取り入れます。
この換気扇は熱交換型なので内部の暖かい空気を逃さないようになっています。
この状態で夏はエアコン
冬は床暖房などと組み合わせて快適空間を作り出します。
暖房は化石燃料を使った石油ファンヒーターは使えません。
一酸化炭素中毒になってしまします。
床暖房にするためには専用の床板を使います。
無垢の床材では温度差が激しい為にどちらかに反ってしまいます。
ものによっては無垢床でも大丈夫なものもありますが
検討を要します。