設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2001年05月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.020「やってみましょう?か」

読者の皆さんのなかには
「どうして建築費ってこんなにかかるのだろう?」
と考えるかたも多いと思います。
「もうすこし安く出来たらな」と思うのなら
自分で作ってみてはいかがでしょうか?
以下のホームページで格安で材料が売ってます。
(お客さんのNさんが見つけてくれました。)
http://www.casanavi.co.jp/
http://www.dinet.co.jp/index.htm
http://www.open-net.co.jp/oem/oem_index.html
http://www.netlaputa.ne.jp/~asabi/
http://www.sanwacompany.co.jp/
http://us.nakapoworld.ne.jp/~ish-home/
http://www.auction-kenzai.com/

大工さんに骨組みだけつくってもらって
電気配線や設備は業者にやってもらって
内装や建具を取り付けてみては・・・
でも機材がないですね。
そろえるのに何十万もかかりそうです。

さらに手っ取り早く
安く住みたいのであれば
コンテナハウスやモーターホームも検討してみては
いかがでしょう?
400万も出せば27フィートの6人ぐらい寝れて
トイレ、浴室、キッチンセット完備です。
結構、快適ですよ。
ドームハウスも1000万もあれば贅沢できますね。
これはキットで売っているし、簡単な構造なので
おすすめですね。
お友達の小林さんがやってます。
(有)ビートアップ
http://www.beatup.net


離れの勉強部屋などに重宝している
スズキハウスなどもコンパクトな住宅を600万位
で販売してますね。
あれもかなりいい線をいっているとおもいます。

ちなみに私は自分の家の壁天井を塗ってみました
2ヶ月近くかかりました。
その間、仕事はほとんど出来ませんでした。
本来自分が仕事をしたら得たであろう収入と
自分が壁を塗った分浮いたお金を比べると
明らかに自分で仕事をした場合のが多いのです。
職人さんの日当はサラリーマンのそれと比べると
極めて少ないと思います。

それでも高いですか?
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No.019「木とは」

「人間が人間になってからの500万年の間に人間が生活してきたのは
自然環境でした。人間の歴史の中で都市が出現したのはごく最近のことです。
太古の野生の森や草原に生きた脳をもって私たちは今日都市生活を
営んでいるのです。(日本生理人類学会佐藤氏)」
本当にそう思います。
たった2500年前までは高床式住居だったし
あんなに「日本人はやっぱり畳だよ」とかいっても
1100年前にやっと皇族などが使い出した程度なのです。
今、われわれが大事にしている和風建築はやはり木の文化
だとおもいます。
ですから、現代風にこの木の文化、木の良さを生かせれば住みよい
建物が出来てくるのではないでしょうか。

ある先生が木が生理的に人間にどういう変化をもたらすかを
科学的に検証しました。
台湾ひのきという木の油を抽出しそのにおいを嗅いてもらいました。
その結果、怒り、緊張、疲労、抑鬱に20~50%減少したそうです。
血圧や作業能率も下がったデータも出ています。

ヒノキチオールのにおいは嗅いだときは強いと感じますが
10分~15分も経てば好きなにおいに変化をします。

興味深いデータとしては目の瞳孔実験です。

その昔、ヒスイ商人が良いヒスイが見つかったときに
態度は隠せても瞳孔が開いてしまうのでサングラスをかけて
いると言われています。
同様に男性が女性の裸を見せると大きく開くそうです。
逆はダメみたいです。(笑)
と言うことで人間は刺激があると瞳孔が開くのでそれを利用して
においを嗅いでもらいました。
結果はヒノキの好きな人には安らぐので瞳孔が変化しませんが
嫌いな人は開いてしまうそうです。

合コンでは相手の瞳孔を見ながら接することがお勧めです。

「瞳孔は口ほどにものを言う」

No018「調湿にもすぐれている木」

人間の体温は食物と酸素の摂取によって産出された熱が絶えず放熱
することによって一定に保たれています。
70~75%が輻射、伝導、対流
のこりが発汗などの水分蒸発です。
この比率は健康を維持する上で重要であり高温高湿や低温低湿
では障害をきたす場合があります。
湿気は物の寿命にも影響します。
湿度の変動幅が大きいと損傷が激しく、博物館、美術館では
そうした対策上湿度を一定にたもっているのです。
ところで住環境においてはどうでしょう。

炊事による湿気、石油、ガスなどの直接暖房による湿気
体から出る湿気、洗顔、入浴などの湿気などがあります。
今の様に寒い時など
石油ストーブを使用しながら夕食の炊事をすると約1500gの
水蒸気が発生します。
室温20度の8帖程度の相対湿度を10%上昇させる水蒸気量は
約150gですから1500gというのはきわめて多いのです。
ですから1500gの水蒸気君達はその逃げ場をさがし
壁内や床下、小屋裏に移動するのです。
その結果、結露が発生してしまいます。
もちろん先に説明したように多湿の環境では人体にも
あまり芳しくありません。
木は調湿する性質があります。
壁や天井に張ることにより
適度に調節してくれるのです。
例え薄くても木材で3ミリあれば1日の湿度周期に対応でき
9.5ミリもあれば10日間も対応できるそうです。
調湿作用があっても薄すぎると通過して壁内に侵入して結露を
招きます。
この場合、
合板なら10ミリ板なら20ミリ以上は必要とのことです。

No.017「樹木は住む人にやさしい」

最近、健康住宅が流行ごとのようにもてはやされています。
なんで健康なのか、なにが健康なのかを何回かに分けて
検証していきたいと思います。

多くの日本人が集合住宅より一戸建てを好みます。
空間が小さいとか近所が煩いとか理由は様々だとおもいますが
一戸建てを好む要素のひとつには庭付という
緑への憧れもあるのではないでしょうか。
ここに緑の環境が良いと思われるデータがあります。
脳波の中にはα、β、θ、δ波の4つがあります。
この中でもα波というものは目を閉じて精神的にも
肉体的にも安静な状態の時に出現するものです。
もちろん精神的なストレスがあっては現れません。

ここで不特定多数の人間に健康運動をさせた後に脳波の測定を
何度かこころみました。
色々な環境でこの運動をしながら測定を続けていたところ
目を開けていたにもかかわらず
緑地内での運動時にこのα波が出現したとのことです。
心拍の回復も緑の多い環境は少ない環境より1.5倍から2倍近く
も速かったそうです。
あるかたの調査では都市の人工的な環境は安らぎを減らす作用があり
自然が失われた地域の人ほど自然を求める傾向にあるとのことです。
このところのアウトドアブームが物語っているのではないでしょうか。

実は娘の名前はみどりです。

No.016「土地は一見にしかず・・7」 

知り合いの不動産屋さんに聞いた話ですが
不動産屋さんにも暗黙の了解事があるそうです。
不動産のチラシなどみると
別の会社同士で同じ物件を載せている場合などがあります。
その場合、「この物件買おうかな?」と思ってA社に連絡を入れて
資料をもらったり、話を聞きに行けばそのお客さんはA社に優先権が
発生します。そのお客さんがそのあとB社にいって「こちらの営業マンのが
感じよさそうだからこっちにしよう!」と決めてもダメなのです。
それが掟らしいです。
横の情報が仕事に影響を与える不動産業界はそのところをフェアにやらないと
なにかとその後大変になってしまうそうです。
そのような事情を踏まえながら購入者も慎重に物事を進めましょう。

もっと複雑になってしまうのは
仲介業者のチラシを見て資料をもらって現地にいったら売主の看板が出ていて
「だったら、仲介手数料3%払うのイヤだから直接売主に行ってしまえ!」
という武闘派のお客さんだそうです。

仲介業者は仲介手数料で食べているしチラシもその中の経費で出しているので
バイパスされてしまうと生活が成り立たなくなってしまいます。
売主の不動産屋さんも先ほど述べた横のつながりもあるので
その辺をお客さんに説明して仲介手数料を払っていただくことにしてもらうそうです。
そのような事情も踏まえながら購入者も慎重に物事を進めましょう。