設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 2001年04月
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設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

No.015「土地は一見にしかず・・6」 

土地に対して道路の位置は結構、ボディーブローのように
後から効いてきます。
接道別に特徴をあげてみました。

土地に対して南側に道路がある場合。
道路まで空間と考えれば日中の日差しがサンサンと
照り付けて明るい健康的な暮らしが約束されそうです。
おそらく玄関も南側に来ることにより訪問者に各部屋を
覗かれ易いということもあるので建築的工夫が必要です。

土地に対して南側に道路がある場合。
最近はスペースを2台分確保のお宅が増えています。
北側道路ですと北側に駐車スペースがくるので
その分、建物は南側に寄ってしまいます。
南側の庭スペースがとても狭くなってしまいがち
なので注意してください。
南側のプライバシーは良好です。

土地に対して西側、または東側に道路がある場合。
駐車スペースは同じ考え方です。
北側道路同様おそらく南側庭スペースが狭くなりがちになります。
南側のお宅は北側(つまり南側スペース沿い)に便所、浴室と
いった水周りがくると予想され、夏場などのシャワーや掛け湯の音が
激しく安眠を妨害することも予想されます。
プライバシーは良好ですが

固定資産税は土地に対してどれだけ道路が接しているかで課税が
変わってくるらしいですが良く出来た仕組みだとおもいます。

毎日、車を出し入れする煩わさ、近隣の騒音などのトラブルに比べたら
分譲価格で200~300万高かろうが
東南の角地や南側道路を求めたほうがよいと思う
今日、このごろです。

もちろんこれ以外の土地でも楽しく住む工夫は
たくさんありますよ。
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No.014「土地は一見にしかず・・5」 

不動産チラシを見ると
都内では建売住宅が多いのですが中には土地だけの状態で売っている物件も
多々あると思います。
その中に「建築条件付」と書いてある物件をしばしば見つけることがあります。
この「建築条件付」とは、「その土地を買った不動産屋さんで建物も建ててね!」
ということです。
大体2ヶ月の間に建築契約を結ばないと土地までがゴワサンになってしまいます。
ですから「建物はハウスメーカーで建てたいときや建築家に頼みたい」と
いったことは基本的には出来ません。
不動産屋さんの建築部や息のかかった工務店が建てることになるからです。

どうしてか?
それは土地の値段が高すぎて購入者に手が届きにくくなってしまってるからです。
不動産屋さんが土地を売るのにはいくつかあります。
土地を手放したい人から土地を買って分譲する売主の形態と
売りたい人と買いたい人をつなぐ仲介とあります。
土地を手放したい人は農家の大地主の方が多いのですが
バブル期に予備知識を得たために
「うちの土地はこのくらいで売れるはず!」と
いったにわか不動産やさんに変身してしまったので
不動産屋さんがなかなか安く買えなくなってしまったのです。
いわゆる地上げした土地に利益を乗せて一般のお客さんに販売するのですが
販売価格をあまり高くしてしまうとお客さんが買わなくなってしまいます。
地上げの価格-販売価格=利益なのでこれが薄くては土地だけでは
うまみが無いのです。
そこで建築でも利益を上げて抱き合わせで大きな利益を上げる手法が出来たと
いうことです。

しかし、ここにきて土地もすっかり売りにくくなってしまい
背に腹は変えられないとばかりにこの
「建築条件」をはずす業者も増えております。
また、ハウスメーカーとタイアップして
「うちは何々ハウスで施工します。」といった手法も増えてます。

実はこの「建築条件」をはずして建築家とこだわりの家をつくる
裏ワザもあります。
興味のある方はお問い合わせください。

No.013「土地は一見にしかず・・4」 

地面ばかり気にしてましたが
目線を上に移してみましょう。
土地の遥か真上を送電線が走ってませんか?
近くでも電磁波が強いので要注意です。
一定の高さまでしか建てられないこともあるので…

電力会社の電線は敷地の上を飛んでませんか?
敷地内でしたらおそらく無料で移設してくれるので
早めに調査すると良いでしょう。
電柱に番号が書いてあるので簡単に問い合わせられます。
NTTの電線は結構低いので2階レベルで建物にあたる
こともあります。

騒音も確認しましょう。
米軍基地近くですと戦闘機の爆音はすごいものがあります。
まるで滑走路に住んでいるようですね。
線路脇や自動車道も夜、意外と人間の耳では聞き取れない
低周波が体を蝕むことがあります。

No.012「土地は一見にしかず・・3」 

工場跡地などは気をつけましょう。
ダイオキシンや工業製品の洗浄の為に有害な物質が土壌を汚染してることも
あるからです。
事実、外資系企業は土地を取得する際にこの点を重視して購入しています。

今はおそらくないと思いますが昔聴いた話などでは
倒産した工場跡地の解体などはどさくさ紛れに
大きな穴を掘って工作機械などを埋めてしまうこともよくあったそうです。
そういえば私がまだ小さな頃30年ぐらいまえは
燃えないごみをあちこちで埋め立てて今ではすっかり
その上にたくさん家が建ってますね。

どうやって調べるかは地元の人に聞き込むのもいいですし
特におじいさん、おばあさんは親切に教えてくれますね。
役所に問い合わせて航空写真などでもしらべるのも意外と判りやすいです。
沼やくぼ地なども一目瞭然ですね。

水田跡地も少し注意してください。
水田は読んで字のおとり水を取り入れる箱のようなものです。
水が地下にしみ込まないように
実は粘土で囲ってあるのです。
ですからその上に家を建てると、雨が降って地面にしみ込んだ水が
逃げ道が無くなって建物自体がいつも湿ったようになってしまいます。
段々状の水田跡ではちょっと深刻です。
上からの水分までも受け止めてしまうからです。

確認事項としては不動産屋さんに
しっかり粘土を取り出してあるか?
土をどれだけ盛ったか?伺ってみてください。
でも「うちは大丈夫ですよ!!」
といわれてしまうかな?