設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 暖かい家、涼しい家

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「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.401「魔法瓶住宅といいますが、、」

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 特集 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「魔法瓶住宅といいますが、、」

現在、魔法瓶は殆ど製造されていませんが、
魔法瓶の良さをよく知っている高齢者であれば、
「あの保温性能が家だったら」と直ぐに連想されて飛びつくと判断して、
命名したのかも知れません。
高齢者が家に求める性能は暖かさを一番にあげるので納得出来ます。

建物外壁面に断熱性能の高い材料を入れ、機密性を高めるフィルムを張り込むことで
高気密、高断熱住宅が完成します。
魔法瓶以外に例えるなら中間に空気層を持つステンレスの水筒、
持ち歩けることが出来る200~500cc位のあの水筒です。
中に温かい飲み物を入れれば長時間暖かく飲めます。

中身を暖かくしてはじめて効果が期待できる構造なので、
魔法瓶住宅であれば中を暖房器具で暖かくすればその後は効率よく暖かさが持続できます。

暖房器具を使わないならば陽が差し込んでいてもずっと寒いままです。
夏場、夜帰宅しても昼間の高温を保温したままなので真昼の暑さのままです。
夏にダウンジャケットを着た状態をイメージしてください。
エアコンを効かせれば快適になりますが、、

高気密、高断熱住宅は上手に住めば抜群の快適性を誇ります。
ただ、四季のある日本では利点が欠点となるのでその点だけご理解ください。

衣服のように夏はTシャツで冬はダウンジャケットに着替えられる家があればいいのですが。

機械や資源に頼らず解決できるすべはないものか、、

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テーマ:住まい リフォーム - ジャンル:ライフ

No.297「蓄熱暖房器具を使用してみての感想」

蓄熱暖房器は,直接空気を暖めるのではなく、表面 パネルが
床・壁・天井を直接暖めるふく射暖房です。

一冬、越されたSさんに感想を伺いました。

お部屋全体がムラなく暖まり、いつも陽だまりのような心地よさ。
厳冬期でも室内は24時間春のような暖かさです。
蓄熱暖房器は熱源が電気ですので灯油やガスを使った
暖房器のように水蒸気を発生しないため、結露が発生
しません。結露が原因のカビ・ダニの心配もなく、
空気を汚さず衛生的です。
また一酸化炭素などの有害なガスも発生しないため、
空気の入替は必要ありません。
アレルギーの原因となるホコリの舞い上がりや
風による刺激もなく、健康的です。
蓄熱暖房器には燃焼部分がないので、火災の心配が
ありません。

酸欠の恐れもないので、子どもやお年寄り、ペット
のいるご家庭でも安心してご利用いただけます。
電気代の安価な深夜電力を使い、夜の間に
蓄熱するため、とても経済的です。
また、燃焼部分がないため、機器の故障も少なく、
定期的な費用のかかるメンテナンスは不要です。

換気が最小限に済むので、換気によるエネルギーロスも
軽減できます。
燃焼部分がない蓄熱暖房器の耐用年数は平均約20年以上
長い間快適な暖かさでご家族を包みます。
35年以上もヨーロッパをはじめ世界で愛されている実績が、
ドイツ生まれの品質の高さを証明しています。

(スティーベル社のHPより)


確かにじんわり優しい暖かさが自然で快適だと
いうことでした。
寒さが厳しい朝などは即効性に弱いのでエアコンと
併用して凌いでいるとのことです。
一年中、大きな筐体が存在するので心配はしていたが
白色の塗装が壁に馴染んで慣れた?そうです。

温風が床近くから吹き出すので温風で床の自然木の継目が
開いてくるとのことでした。
夏になればまた閉じてくると笑っておしゃってくださいましたが、
設計者としては勉強不足でした。

吹き出し付近の床はタイルなどにする必要がありそうです。

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No258「アストロホイル」

これはいい! 遮熱材というそうです。
いつも研究熱心な建築会社の社長さんに強く勧められたのが
こちらのアストロ-Eという遮熱材です。
一見するとキャンプの寝袋の下に敷く銀のシートや
浴槽の保温に使うあのシートに見えます。

住宅に使用する断熱材は素材そのもので熱を吸収したりするので
壁内に熱がこもりやすく、生物の温床にもなりやすいのです。
建物が得る熱量の80%は屋根からの太陽熱といわれているので
この熱を反射させることで快適性を得ようという考えが
アストロEという遮熱材です。

実際に夏場の屋根は太陽の電磁波で発熱し 55-70 度位に上昇します。
この高温の屋根が、さらに家の中の壁、天井などに輻射熱を放射して
表面温度を上げていきます。
夏の夜、気温が 35 度から 25 度に下がったにも拘らず暑く感じ、
寝苦しいのは、この熱を持った壁、天井などからの輻射熱を体が感じるからです。
これからの住宅は夏場の遮熱対策がキーポイント。
屋根下をアルミ純度 99%、反射率 97%の遮熱材 アストロ-E で覆うことで、
輻射熱をはね返します。

この素材を外壁と屋根面に貼る事で
夏は外気の熱線を外に反射して室内の冷線を室内に反射します。
こうすることで室内を保冷します。   
冬は外気の冷線を外に反射して室内の熱線を室内に反射します。
こうすることで室内を保温できるのです。

表面が銀色なので太陽光を反射出来るのはイメージ出来ますが
実際に貼るのは外壁の中。
そんなので太陽光が反射出来るのかと質問をしたところ
銀色の素材そのものが太陽熱を反射する性質があるので効果があるのだ
ということでした。

坪当たり2万円前後で施工可能だそうです。


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No.064「断熱」

以前、外断熱と内断熱について何回かお伝えしたとおもいます。
「両方とも一長一短があるのでどちらとも言えないけど外断熱のがお奨め」
とコメントしてましたが、
同様な内容で朝日新聞に記事が載っていました。ご参考までに・・
以下
暖房を生かすも殺すも、家屋の「断熱」の出来次第だ。
断熱材で外側から家を包み込む外断熱と、建物の内側に断熱材をおく内断熱。断熱
工法には大きくこの2つがある。欧米では外断熱が主流だが、(ここは私と解釈が違い欧米は特に北の方は2×4建築なので内断熱主流だとおもう)
日本は9割以上が内断熱。どちらが暖房効率に優れているか、議論が続いている。
データがある。
札幌市。00年12月に建てられた外断熱マンションの住民は昨年1月、灯油を111リットル使った。これは付近の内断熱マンションの半分だった。
田中辰明・お茶の水女子大学生活科学部教授は「断熱材で結露ができる内断熱では、
壁のコンクリートが湿りやすく、屋内の熱が外に逃げて部屋が外断熱より寒くなる。
暖房の量が増えるのは当然」と分析する。
一見よさそうな外断熱だが、問題もある。大規模な工事が必要で費用がかさむ。
さらに、内側の壁の蓄熱効果が高くなり、部屋が暖めにくく、冷めにくくなるというクセが
ある。
太陽の日差しで部屋を暖めるパッシブデザインを取り入れた東京都世田谷区の集合
住宅「経堂の杜」は、外断熱が裏目にでた。
昨年2月、日当たりのよい南の部屋は一日中、15度を切らなかったのに、日の差さない
北の部屋は10度以下で推移。それではと暖房を入れようとしても、なかなか暖まらない。
「断熱」は一筋縄ではいかない。

その縄を少しずつ解いて行くのが建築家の仕事と考えます。

No.054「高気密高断熱」

この言葉が使われてから久しいです。
今一度おさらいの意味でご紹介いたします。
昔はヒートアイランド現象も無ければ家も少なかったし道路もみ舗装だったために
風さえ通れば蚊帳などで工夫すれば夏でも凌ぎやすかったのです。
お隣とも離れていたので音も気になりにくいし、空気も綺麗でした。
現在は窓を開ければ騒音、空気も汚いなどの理由も加わって
都心部の家では基本的に開けないような考え方になったのでしょう。
窓を開けなければ家自体を密閉すれば熱も逃げにくくなるので
高気密高断熱住宅が普及しているようです。
ちょっと前までは建材の中に「ホルムアルデヒト」などの有害物質も多く含まれていたので少々、分が悪かったみたいですが。。。

窓を二重ガラス(ペアガラス)にして壁の中に効果の高い断熱材を入れます。
隙間はテープや発泡剤で塞げば出来上がりです。
このままでは息が出来ないので廊下あたりの天井から外気からの新鮮空気を
取り入れます。
この換気扇は熱交換型なので内部の暖かい空気を逃さないようになっています。
この状態で夏はエアコン
冬は床暖房などと組み合わせて快適空間を作り出します。
暖房は化石燃料を使った石油ファンヒーターは使えません。
一酸化炭素中毒になってしまします。
床暖房にするためには専用の床板を使います。
無垢の床材では温度差が激しい為にどちらかに反ってしまいます。
ものによっては無垢床でも大丈夫なものもありますが
検討を要します。

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