No.250「バウビオロギーって知ってますか」
「bau (バウ)」は建築・構成、「bio(ビオ)」は生物、
「〜logie(ロギー)=〜学」の語源「logos(ロゴス)」はラテン語で
言語・精神を意味します。
生命体としての人間の身体と心の健康を中心に考えながら、
自然に適合する建築を目指すという考え方といいます。
簡単に言うと「エコロジー建築」+「建築生物学」のことで
ドイツやスイスなどで活動が活発に行われています。
予防医学的な建物づくりや、原材料の採取から組立て再生、
各工程に必用な輸送エネルギーまでバウビオロギー指数として計算し、
自然環境と共存する人間が健康で快適に暮らせる循環型システムの建物づくりをいいます。
「エコロジー建築」とそう変わりないように思えますが
例えば、
循環再生型の住まいには木が最適
↓
オーストリアでは1㎥/秒に木が増えている
↓
木は燃える、腐るというが厚みがあれば酸素が触れにくく
なり、表面が炭化するだけになる、養分と油分が無ければ
カビは生えない
↓
木は熱伝導率が低いので壁を厚くすれば断熱効果も大である。
↓
エネルギーの為にお金を使わないゼロエネルギー住宅が実現出来る。
とのこと。
「エコロジー建築」は家そのものをひとと環境に優しい作りにしたものと考えると
それを更に発展させて材料そのものを生産工程からいかに環境に負担をかけずに
すれば良いかを考えたのが「バウビオロギー」です。
最近では「LOHAS」のように言葉が独り歩きしだしている感があるので
解釈が分かれることもありますが。
次回は具体例を、、
「〜logie(ロギー)=〜学」の語源「logos(ロゴス)」はラテン語で
言語・精神を意味します。
生命体としての人間の身体と心の健康を中心に考えながら、
自然に適合する建築を目指すという考え方といいます。
簡単に言うと「エコロジー建築」+「建築生物学」のことで
ドイツやスイスなどで活動が活発に行われています。
予防医学的な建物づくりや、原材料の採取から組立て再生、
各工程に必用な輸送エネルギーまでバウビオロギー指数として計算し、
自然環境と共存する人間が健康で快適に暮らせる循環型システムの建物づくりをいいます。
「エコロジー建築」とそう変わりないように思えますが
例えば、
循環再生型の住まいには木が最適
↓
オーストリアでは1㎥/秒に木が増えている
↓
木は燃える、腐るというが厚みがあれば酸素が触れにくく
なり、表面が炭化するだけになる、養分と油分が無ければ
カビは生えない
↓
木は熱伝導率が低いので壁を厚くすれば断熱効果も大である。
↓
エネルギーの為にお金を使わないゼロエネルギー住宅が実現出来る。
とのこと。
「エコロジー建築」は家そのものをひとと環境に優しい作りにしたものと考えると
それを更に発展させて材料そのものを生産工程からいかに環境に負担をかけずに
すれば良いかを考えたのが「バウビオロギー」です。
最近では「LOHAS」のように言葉が独り歩きしだしている感があるので
解釈が分かれることもありますが。
次回は具体例を、、
No.146「ジオパシックストレス」
先日、医学博士から興味あるお話を伺ったので紹介いたします。
住宅を建てる時には住まいの要望を伺いながら
自然の恩恵を取り込みやすいように光や風を上手に取り入れた設計にするのですが
住まいの要望には間取りや設備などの他に土地自体の方角なども考慮される時が
あります。
古くは家相で最近では風水などです。この2つは様々な考え方があるようで
どの程度取り入れるかは個人の判断にお任せするようになります。
取り入れることにより住まい手が気持ちよく住めるのであれば健康住宅だとも
思えるからです。
さて、この土地には科学的にも良い場所、悪い場所があるそうなのです。
地球には南極と北極があり、巨大な磁石のようになっており
磁石と同じように地球のまわりには磁場が形成されているのですが、
棒磁石の磁場のように磁石を中心にした対称な磁場ではないとのことです。
地球では太陽風の影響により、太陽と反対側の磁場が尻尾のように伸びた形になって
いるそうです。
地球の周りの変形した磁場は太陽に対して一定の形をとっており、
その中で地球は自転しているため、世界各地に住んでいる人々はそれぞれの場所で、
一日24時間のうちに磁場の強弱を経験することになるとのことです。
地球上の生物はみんな、生れてからずっと、この自然な磁場のリズムの中で生きている
といい、
この地球の自然の電磁場環境が崩されることをジオパシックストレスと言うそうです。
ジオ(Geo)とは、ギリシャ語で「地球の」という意味で、
パシック(pathic)は同じくギリシャ語のパソス(pathos)から来ており、
「苦痛」、または「病気」という意味です。すなわち、ジオパシックストレスとは、
「人間の健康に対して、不快感や病気を引き起こす原因となりうる、
地球に関連したエネルギーによるストレス」と言うとのことです。
この地球を取り巻く巨大な電磁波は網の目状になっており、網目の交差する場所は
細胞の増殖すなわちガン細胞の増殖が促進されてしまうとのことです。
「ジオパシックストレス」のHP
http://www.transmedica.co.jp/geopathic.htm
ジオパシックストレスは単に地球の電磁波だけではなく、人工物である家電製品に
おいても障害が起こると言われています。
住宅を建てる時には住まいの要望を伺いながら
自然の恩恵を取り込みやすいように光や風を上手に取り入れた設計にするのですが
住まいの要望には間取りや設備などの他に土地自体の方角なども考慮される時が
あります。
古くは家相で最近では風水などです。この2つは様々な考え方があるようで
どの程度取り入れるかは個人の判断にお任せするようになります。
取り入れることにより住まい手が気持ちよく住めるのであれば健康住宅だとも
思えるからです。
さて、この土地には科学的にも良い場所、悪い場所があるそうなのです。
地球には南極と北極があり、巨大な磁石のようになっており
磁石と同じように地球のまわりには磁場が形成されているのですが、
棒磁石の磁場のように磁石を中心にした対称な磁場ではないとのことです。
地球では太陽風の影響により、太陽と反対側の磁場が尻尾のように伸びた形になって
いるそうです。
地球の周りの変形した磁場は太陽に対して一定の形をとっており、
その中で地球は自転しているため、世界各地に住んでいる人々はそれぞれの場所で、
一日24時間のうちに磁場の強弱を経験することになるとのことです。
地球上の生物はみんな、生れてからずっと、この自然な磁場のリズムの中で生きている
といい、
この地球の自然の電磁場環境が崩されることをジオパシックストレスと言うそうです。
ジオ(Geo)とは、ギリシャ語で「地球の」という意味で、
パシック(pathic)は同じくギリシャ語のパソス(pathos)から来ており、
「苦痛」、または「病気」という意味です。すなわち、ジオパシックストレスとは、
「人間の健康に対して、不快感や病気を引き起こす原因となりうる、
地球に関連したエネルギーによるストレス」と言うとのことです。
この地球を取り巻く巨大な電磁波は網の目状になっており、網目の交差する場所は
細胞の増殖すなわちガン細胞の増殖が促進されてしまうとのことです。
「ジオパシックストレス」のHP
http://www.transmedica.co.jp/geopathic.htm
ジオパシックストレスは単に地球の電磁波だけではなく、人工物である家電製品に
おいても障害が起こると言われています。
No.135「シックスクール」ってことばご存知でしょうか。
前号では改正建築基準法で住宅の内部空間には揮発性有機化合物の
ホルムアルデヒドの規制があることをお伝えしました。
ではなぜ強制換気設備と併用しなければならないのでしょうか?
実は揮発性有機化合物は(VOC)ホルムアルデヒドの他に
トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、
クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
ダイアノジン、フェノブカルブなどがあります。
今回はホルムアルデヒドの規制だけでしたがまだ疑わしい物質が
この後に控えているからです。
ですので「ホルムアルデヒドが少なくなっても換気はとりあえずしておこう」との
国土交通省の考えなのだとおもいます。
一気に行うとメーカーが対応しきれないので徐々に規制をといったところでしょうか。
ホルムアルデヒドのつぎはアセトアルデヒド、トルエン、キシレンあたりが
規制がかかるだろうと考えらてれいます。
ここでシックスクールが問題になっています。
建物の老朽化に伴い、教室の改装したらに生徒が体の不調を訴えるといったもの
です。
文部科学省では改装工事竣工に際して室内空気中の化学物質の濃度を測定義務
ずけをしています。
検査内容を満たさなければ、教室は使えずに内装をやり替えます。
ある業者では2000万円近くかかったそうです。
はっきりした原因はまだ解っていないようですが
シックスクールにはトルエンが多く使われるそうです。
よく検査で問題になるのはOAルームだそうです。
パソコンといった比較的新しい教育分野なので改装工事が多いのはあるのですが
パソコン本体からも微量に放出されていたり、二重床の合板あたりも
怪しいみたいです。
電磁波も多そうですので心配が何かと多い部屋ですね。
今では年一回、空気中の化学物質の濃度が行われているそうです。
ホルムアルデヒドの規制があることをお伝えしました。
ではなぜ強制換気設備と併用しなければならないのでしょうか?
実は揮発性有機化合物は(VOC)ホルムアルデヒドの他に
トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、
クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
ダイアノジン、フェノブカルブなどがあります。
今回はホルムアルデヒドの規制だけでしたがまだ疑わしい物質が
この後に控えているからです。
ですので「ホルムアルデヒドが少なくなっても換気はとりあえずしておこう」との
国土交通省の考えなのだとおもいます。
一気に行うとメーカーが対応しきれないので徐々に規制をといったところでしょうか。
ホルムアルデヒドのつぎはアセトアルデヒド、トルエン、キシレンあたりが
規制がかかるだろうと考えらてれいます。
ここでシックスクールが問題になっています。
建物の老朽化に伴い、教室の改装したらに生徒が体の不調を訴えるといったもの
です。
文部科学省では改装工事竣工に際して室内空気中の化学物質の濃度を測定義務
ずけをしています。
検査内容を満たさなければ、教室は使えずに内装をやり替えます。
ある業者では2000万円近くかかったそうです。
はっきりした原因はまだ解っていないようですが
シックスクールにはトルエンが多く使われるそうです。
よく検査で問題になるのはOAルームだそうです。
パソコンといった比較的新しい教育分野なので改装工事が多いのはあるのですが
パソコン本体からも微量に放出されていたり、二重床の合板あたりも
怪しいみたいです。
電磁波も多そうですので心配が何かと多い部屋ですね。
今では年一回、空気中の化学物質の濃度が行われているそうです。
No.134「塗料と環境」
改正建築基準法で内装制限や強制換気の義務づけが
始まっております。
ホルムアルデヒドは主に接着剤に含まれているので接着を要する
合板、積層材、集成材、建具のドア、引戸などに目が行きます。
さて、建材ばかりに注意が行きますが表面に塗る塗料はどうでしょうか。
住宅の内部に関するペイントは主に
鉄骨部分に塗る油性ペイント
木部の肌合いをそのまま保護するクリアラッカーペイント
シックな雰囲気を出すために木部を着色するステイン
壁などをマットな雰囲気にするエマルションペイント(水性ペイント)
などがあります。
日本ペイントのガイダンスによると
F☆☆☆☆(フォースター)一部F☆☆☆の塗料に変更済みとのことで
殆ど問題はないとのことです。
出来れば溶剤を使う油性系の合成樹脂調合ペイントはさけて
水性系のエマルションペイントを使っていただくのが環境の観点から考えると
お奨めだということです。
従来、油性でしか塗れない所も水性の塗料の開発で可能とのことです。
水性だと使用した後の残りの処理や缶を洗うのが楽とのことでした。
油性だと廃棄する場所に困るので埋め立てなければならないのが実情だからです。
住宅程度ではあまり現実味がないのですがビルや公共建築物では塗装の量が膨大で
あるために缶の処理や廃材の処理が深刻な問題だそうです。
メーカーは缶も20回リユースできるように樹脂製のリサイクル容器に替えだしました。
ところでホルムアルデヒドは建材の接着材だけではなく
タバコ、りんご、梨、赤松からなどにも出ているそうですよ。
全面禁止になったクロルピリホスは以前問題になった中国のほうれんそうの
農薬としても使われていました。
こんな風に身近に潜んでいます。
解らないのは怖いけど、過剰になるのも人生狭くしそうですね。
始まっております。
ホルムアルデヒドは主に接着剤に含まれているので接着を要する
合板、積層材、集成材、建具のドア、引戸などに目が行きます。
さて、建材ばかりに注意が行きますが表面に塗る塗料はどうでしょうか。
住宅の内部に関するペイントは主に
鉄骨部分に塗る油性ペイント
木部の肌合いをそのまま保護するクリアラッカーペイント
シックな雰囲気を出すために木部を着色するステイン
壁などをマットな雰囲気にするエマルションペイント(水性ペイント)
などがあります。
日本ペイントのガイダンスによると
F☆☆☆☆(フォースター)一部F☆☆☆の塗料に変更済みとのことで
殆ど問題はないとのことです。
出来れば溶剤を使う油性系の合成樹脂調合ペイントはさけて
水性系のエマルションペイントを使っていただくのが環境の観点から考えると
お奨めだということです。
従来、油性でしか塗れない所も水性の塗料の開発で可能とのことです。
水性だと使用した後の残りの処理や缶を洗うのが楽とのことでした。
油性だと廃棄する場所に困るので埋め立てなければならないのが実情だからです。
住宅程度ではあまり現実味がないのですがビルや公共建築物では塗装の量が膨大で
あるために缶の処理や廃材の処理が深刻な問題だそうです。
メーカーは缶も20回リユースできるように樹脂製のリサイクル容器に替えだしました。
ところでホルムアルデヒドは建材の接着材だけではなく
タバコ、りんご、梨、赤松からなどにも出ているそうですよ。
全面禁止になったクロルピリホスは以前問題になった中国のほうれんそうの
農薬としても使われていました。
こんな風に身近に潜んでいます。
解らないのは怖いけど、過剰になるのも人生狭くしそうですね。
No.125建築基準法28条の2 「シックハウス対策」
7月1日から施工される建築基準法28条の2 「シックハウス対策」について
建築基準法
(居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置)
第28条の2
居室を有する建築物は、その居室内において政令「建築基準法施工令20条の4」
で定める化学物質の発散による衛生上の支障が無い様、建築材料及び換気設備に
ついて政令「建築基準法施工令20条の5〜20条の7まで」で定める技術的基準に
適合しなければならない。
となりました。
シックハウスを根絶するように法的に整理して規制したものです。
簡単に言えば居室(寝室、居間、書斎など継続的にいるところ)の内装を
明らかに有害である化学物質に限って規制したり、尚且つ、家の中の換気が強制
的に出来るように機械換気設備などを設けることとしました。
有害な化学物質とは「クロルピリホス」と「ホルムアルデヒド」です。
クロルピリホスは、有機リン系の防蟻剤(シロアリ駆除剤)で毒性の強いものです。
これらの添加物の使用を禁止しました。現状は業界団体が既に自主規制をしているそ
うです。
ホルムアルデヒドは古くはホルマリンと呼ばれ気温が高くなるにつれて放散量が多くなり
害を与えるものです。
このホルムアルデヒドの含まれる建築材料を発散速度別に区分し直しました。
よくFc0とかFc1とか呼ばれていたものです。
今度はF☆、F☆☆、F☆☆☆、F☆☆☆☆の4ランクになりました。
発散速度の一番少ないのはF☆☆☆☆です。
これ以外のものを含んだ建材は内装の部位ごとに細かく計算をして取り扱う必要があり
ます。
部位とは洋室であればキッチン、ドアパネル、床材、壁材、天井材、作りつけ家具などの
扉の面材です。
建材メーカーではすでにF☆☆☆、F☆☆☆☆級の認定をうけており、全てが
F☆☆☆☆のものになるのもそう遠くはなさそうです。
もうひとつの規制である機械換気設備の強制設置ですが
従来は窓を大きくとることでよしとしていたものがもはや強制的に換気が出来るようにと
一歩踏み込んだ形になりました。
細かい計算は複雑なのでこの場では述べませんが
各部屋に新鮮空気をとりこんで有効な場所よりその空気を吐き出すように家を設計する
ことになります。
方法は大きく2つあります。
各部屋に給気口を設け、部屋のドア下をカットして空気が流れるようにして廊下など
に逃がし、強化されたトイレの換気扇などから廊下に流れた空気を吸出す方法。
(吸い込みは自然ではき出しは機械の第3種換気設備)
従来の便所や浴室やキッチンの換気扇を機械換気対応のものに変更して
そこまで空気が流れるようにドアの下をカットしたり、ドア上に通気口を設けたり
各部屋には給気口を設けたイメージです。
給気と排気のいずれも送風機を使用して
強制的に空気と取り入れて強制的に吐き出す方法。(第1種換気設備)
この方法は天井裏などにユニットを入れ、ダクトなどで各部屋に給排気を行うものです。
従来の高気密、高断熱24時間換気システムがこの方法になります。
どちらにせよ、これらの設備が新たに増えるのでコストアップは免れないようです。
建築基準法では「24時間中換気扇を回しなさいよ」ということなので
電気代が増えたり、夏、エアコンで冷やした冷気があっという間に外に出たり、
(冬はその逆)と課題はまだありそうです。
設計者側としてはメーカーや役所の指導の状態を鑑みながらこれらの計画を
進めるようになりそうなのでまだ決定打はなさそうです。
とりあえずは知識を増やして対応してゆこうとおもいます。
もよりの専門家やHPなどでご覧下さい。
建築基準法
(居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置)
第28条の2
居室を有する建築物は、その居室内において政令「建築基準法施工令20条の4」
で定める化学物質の発散による衛生上の支障が無い様、建築材料及び換気設備に
ついて政令「建築基準法施工令20条の5〜20条の7まで」で定める技術的基準に
適合しなければならない。
となりました。
シックハウスを根絶するように法的に整理して規制したものです。
簡単に言えば居室(寝室、居間、書斎など継続的にいるところ)の内装を
明らかに有害である化学物質に限って規制したり、尚且つ、家の中の換気が強制
的に出来るように機械換気設備などを設けることとしました。
有害な化学物質とは「クロルピリホス」と「ホルムアルデヒド」です。
クロルピリホスは、有機リン系の防蟻剤(シロアリ駆除剤)で毒性の強いものです。
これらの添加物の使用を禁止しました。現状は業界団体が既に自主規制をしているそ
うです。
ホルムアルデヒドは古くはホルマリンと呼ばれ気温が高くなるにつれて放散量が多くなり
害を与えるものです。
このホルムアルデヒドの含まれる建築材料を発散速度別に区分し直しました。
よくFc0とかFc1とか呼ばれていたものです。
今度はF☆、F☆☆、F☆☆☆、F☆☆☆☆の4ランクになりました。
発散速度の一番少ないのはF☆☆☆☆です。
これ以外のものを含んだ建材は内装の部位ごとに細かく計算をして取り扱う必要があり
ます。
部位とは洋室であればキッチン、ドアパネル、床材、壁材、天井材、作りつけ家具などの
扉の面材です。
建材メーカーではすでにF☆☆☆、F☆☆☆☆級の認定をうけており、全てが
F☆☆☆☆のものになるのもそう遠くはなさそうです。
もうひとつの規制である機械換気設備の強制設置ですが
従来は窓を大きくとることでよしとしていたものがもはや強制的に換気が出来るようにと
一歩踏み込んだ形になりました。
細かい計算は複雑なのでこの場では述べませんが
各部屋に新鮮空気をとりこんで有効な場所よりその空気を吐き出すように家を設計する
ことになります。
方法は大きく2つあります。
各部屋に給気口を設け、部屋のドア下をカットして空気が流れるようにして廊下など
に逃がし、強化されたトイレの換気扇などから廊下に流れた空気を吸出す方法。
(吸い込みは自然ではき出しは機械の第3種換気設備)
従来の便所や浴室やキッチンの換気扇を機械換気対応のものに変更して
そこまで空気が流れるようにドアの下をカットしたり、ドア上に通気口を設けたり
各部屋には給気口を設けたイメージです。
給気と排気のいずれも送風機を使用して
強制的に空気と取り入れて強制的に吐き出す方法。(第1種換気設備)
この方法は天井裏などにユニットを入れ、ダクトなどで各部屋に給排気を行うものです。
従来の高気密、高断熱24時間換気システムがこの方法になります。
どちらにせよ、これらの設備が新たに増えるのでコストアップは免れないようです。
建築基準法では「24時間中換気扇を回しなさいよ」ということなので
電気代が増えたり、夏、エアコンで冷やした冷気があっという間に外に出たり、
(冬はその逆)と課題はまだありそうです。
設計者側としてはメーカーや役所の指導の状態を鑑みながらこれらの計画を
進めるようになりそうなのでまだ決定打はなさそうです。
とりあえずは知識を増やして対応してゆこうとおもいます。
もよりの専門家やHPなどでご覧下さい。
