設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 隣人

設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技

「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No.303「設計者プランニングの勘どころ 敷地境界線上は大丈夫!の巻」

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

ディベロッパーが手がけた大規模分譲地は整然と区画割りがされて
境界線もコンクリートやブロックで明確に分けられ、角には境界杭も
打たれている為にお互いの守備範囲が判りやすいものです。

地方のお宅などでは敷地も大きいことから隣地境界線上は植木や生垣など
で仕切られるだけで大らかな線引きがされているようです。

敷地同士が大きければ多少の誤差があっても目くじらを立てることは
ないでしょうが地価の高い都心部ではトラブルの元です。
世代代わりしたら双方の意見が対立して

「うちの土地はこのブロックの外側だ!」
「いや、真ん中だ!」

など良く聞く話です。
祖先にトラブルを残さないためにも
もし、土地を購入の際には仲介業者にお願いして
境界線上の処理を明確にして頂いた上で土地の決済をしておくことを
お勧めします。

境界線はブロックで明確になりましたがそのままでは
簡単に相互に行き来できてしまいます。
泥棒にも簡単に侵入を許すことにもなりますし、プライバシーなどの
観点からもフェンスなどでより明確な住み分けをして
双方が干渉しないようにしたいものです。

ご商売をされているあるお宅では敷地を目一杯利用しようと
このお隣からのフェンスの相談を受け付けないで
境界ブロックだけのままで押し通しました。
押し通した理由はすぐに判りました。

自分達の家と境界線までの間に商売道具を積上げて
倉庫代わりに使い、取り出しはお隣の敷地を廊下代わりに
使いだしたのです。

境界ブロックを敷地境界線の真ん中に設定するとその上に
建てるフェンスは双方の了解を取らなければいけません。
費用も折半となるのが一般的ですが、上記はこうしたことを逆手に
とった例ですので注意が必要です。

どちらにせよ、土地を購入の際、仲介業者にフェンスの取り決めなどを
はっきりさせてもらって書類などで残してもらったほうが
よさそうです。


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No.302「設計者プランニングの勘どころ お隣の屋根は大丈夫!の巻」

「風と光を上手に取り込み最高の住まいを実現します!」
設計事務所のキャッチフレーズによく使われる言葉です。

でも本当に書きたいのは
「眩しすぎる暴力的な光ではなく、目に優しい光だけを
上手に取り込み最高の住まいを実現します!」
かも知れません。

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。


マンガ家の梅図かずおさんの自宅の外壁が紅白のツートンカラーと
いうことが近隣の風紀を乱すとのことで訴訟にまで
持ち込まれました。
精神的に馴染めないものは人により温度差があるので奇抜な
色は難しいですね。

夏の暑い日ざしを反射して建物を暑くさせない色はシルバー色です。
屋根をシルバー色にすることで太陽光が反射し、
小屋裏の温度が多少和らぎます。
本人達の家にはこうした恩恵がありますが、
反射された先にお隣の窓があったらどうでしょうか。
常に眩しく、部屋に入り込んだ熱でエアコンの効きも悪くなります。
紫外線で劣化するこもあるでしょう。

ガルバリウム鋼板ので外壁や屋根を造る際にシルバー色を
考える際にはデザイン面だけでなく、反射先の近隣への配慮も
必要です。

もし、建築予定地の南側に屋根がシルバー色のお宅が建っていたならば
熱線反射フィルム(ミラーガラスのような素材)付のアルミサッシュを
採用したり、貼ったりする方法が良いかも知れません。
見栄えは悪いですが窓の前にスダレをかけるのも効果的でしょう。

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No.301「設計者プランニングの勘どころ 隣家の浴室にはご注意!の巻」


「風と光を上手に取り込み最高の住まいを実現します!」
設計事務所のキャッチフレーズによく使われる言葉です。

でも本当に書きたいのは
「変な音や臭いや視線を遮り、風と光だけを上手に取り込み最高の住まいを実現します!」
かも知れません。

今回の特集でも魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

アパートやマンションなどの集合住宅の場合は
お隣さんと同じ位置にお風呂やトイレがあるので音を消しあって
なんとか許される範囲ですが(煩いことは煩いのですが、、)

個人住宅となると皆、バラバラの位置にお風呂が来ることでしょう。

最近は、浴室からウッドデッキに直接出られるユニットバスなどが
あり、露天風呂気分でバスタイムを楽しむご家族も増えてきました。
開放的なユニットバスとなるとそこから発生する音や臭いも
外部に逃げやすくなるものです。

とあるお宅の隣家の主人は魚屋さん。
魚河岸がはじまる3時には家を出なければなりません。
気持ちよく一日を始める為に暑いお風呂に入って
さっぱりした状態でスタートを切るため、
周りがすっかり寝静まった午前2時30分に
窓を全開で風呂桶からお湯を汲んでそのまま体へ
「バサーッ!」
「バサーッ!」
「バサーッ!」

さすが江戸っ子、威勢がよろしいようです。

「バサーッ!」
「バサーッ!」
「バサーッ!」

入浴が終わるまで都合20回は続きます。
このような隣家が接近して建っていたらどうでしょう?

仮に隣家側を全部壁にしても音は回り込んできます。
家全部の窓を二重窓にして閉め切るなど
設計的にはかなりしんどいかも知れません。
土地を決める前にはこのような隣人が住んでいないか、
平日の昼間、土日の昼間の他に
夜も訪れてみるのがポイントでしょう。

土地の値段=周りの住民の質

書いてはタブーかも知れませんが、、、

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NO.300「設計者プランニングの勘どころ 隣家の台所換気扇にはご注意!の巻」

「風と光を上手に取り込み最高の住まいを実現します!」
設計事務所のキャッチフレーズによく使われる言葉です。

窓を大きく取って、開放的で伸びやかな空間に身をおくのは
とても魅力的です。
ただ、とてもリラックスしたスタイルでウッドデッキで日光浴を
していたらお隣さんと目が合ってしまって気まずくなり、
それ以来、まったくウッドデッキに出ることがなくなってしまった。
なんてことも、、、

今回の特集では魅力的な空間作りをするためには、
「このポイントを押さえておけばもっと効果的になる」という、
設計者の勘どころをご紹介したいと思います。

広い敷地の中程に家を建てれば隣家はあまり気にはなりませんが
あなたがもし、30~40坪程度の土地に家を建てるとしたら
どうでしょうか?
周りの家の土地が100坪以上であれば気になりませんが
恐らく同じ規模の土地で家が建つか、建っていることでしょう。

限られた敷地に想いが詰まった家を建てるとなれば
恐らく敷地一杯に家が建ちます。
光を家に導く為には南側には最大の空地をつくり、
北、東、西の敷地に建物を目一杯寄せるのがセオリーです。
これはお隣さんもそのお隣さんも同じこと。

よって東西南北の2ヶ所ぐらいは隣家が接近しているのが
一般的です。

その接近した壁同士を良く見つめ合って、将来に渡り
お互いが気持ちよい関係でいられる為に設計で出来る限り
の予防はしたいものです。

設計時に気にしなければならないひとつが、
お隣さんの換気扇の位置です。
冬場に建物が完成すればこちらもお隣さんも窓を閉め切って
いるのでまるで気になりませんが、
心地よい日差しが差し込む春先に窓を開けた途端、
ニンニクの激しい匂いが部屋の中に、、、

どうしたことかとみるとお隣さんの換気扇がフルパワーで
吐き出しているのを目撃し「しまった!」と感じることでしょう。

隣家同士が接近していると風の抜けも悪く、その場に臭いが溜まります。
自宅の部屋の風を通そうと窓を開けばそちらで風が流れることから
一気に隣家の換気扇からニンニク臭が入り込んでくるのです。

「自然を感じていたい派」がご家族で夏でも窓を開けて心地よい風を
採り入れたいと窓を開けていたところ
「夏は冷房、ただしタバコは換気扇の前で派」のお宅からの
タバコ臭が家中に入り込んで来て困っている「自然を感じていたい派」の
叫びをWeb上で見かけたりします。
換気扇の前でタバコを吸っているご家族は冷房で窓を閉め切っているので
「自然を感じていたい派」の気持ちも判らないと思いますし、
そもそも考え方も違いそうなので苦情を言ったところで理解して
頂けないことも予想されます。


そこで、建物で予防するならば、
換気扇の前には換気扇を配してみてはいかがでしょうか。
つまり、キッチンにはキッチンや浴室を設えれば排気同士なので
家に入り込むことも少なくなります。
建物一体の高い壁を建ててしまうのも効果的でしょう。

換気扇の臭いは立体的に漂うので1階の換気扇からの臭いは
2階にも届くことがあります。
窓は小さめにするとか、24時間換気扇の噴出し口面をそちらに
するなどして防ぎましょう。

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No.298「隣人への配慮をしていても、、、」

家を建てる際、つまり工事に取り掛かる前には
近隣の方への挨拶をいたします。
工事車両や一日中響く工事の音でご近所のストレスは相当なものでしょう。
気持はよくわかります。
昔であればドアが開くと「お互い様」と言ってくださった方も
今では極少数。
そのようなことで設計者、施工者はいつもお施主様の方を向いて
仕事を進めるのですが建築が始まれば同時に近隣に対するケアにも
相当な労力を費やします。
近隣挨拶には施主の前後に工事担当、設計担当が揃って伺い、
工事中のご迷惑についてのご理解を態度で示します。
ご近所の方に顔を覚えて頂いて、変な業者?で無い事を確認してもらいます。
と、同時にこちらもどのような方かをそれとなく観察します。
一日中、お宅にいるような老夫婦であれば挨拶をより密にする、
乳幼児がいらっしゃるお宅であればなるべく仕事を早く切り上げるなどを
する為です。

着工前、上棟時の近隣挨拶に加えて普段からの挨拶をしていても
何処からとも無くクレームがやってきます。
日中は仕事で夜遅く帰ってくる近隣の方です。
家族の方にはお逢いできても毎回、お逢いすることが出来なかった方から
突然、それも引渡し間際になって、

「うちの窓の中が丸見えだから何とかして欲しい」

現場に言いに来られたりします。
真正面ではなく、斜め前からは確かに少し見えるかもしれません。
この辺の感覚は個人差があるのでなんとも言えませんが、
お施主様が住み始めてからのお付き合いも大事なのでスクリーンなどで
対処しますが物理的にここまでの予測は出来ません。

実に悩ましいところです。

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