設計事務所アトリエシゲが教える住まいに関する情報や裏技 防犯

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「家は叶う 建つべし! 建つべし!」個性派住宅を数多く手がけた建築家が楽しいすまい奪取への情報や裏技をわかりやすくときにはおもしろおかしく提供いたします。

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No245「住宅の防犯白書 3」

住宅の空き巣、窃盗犯罪が激増しております。
犯罪に対するディフェンスを実際にメーカーではどのような対策を
講じているのでしょうか。
YKKでの取り組みを紹介させていただきます。

ゾーンディフェンス/バリアディフェンスの考え

ゾーンディフェンス
開口部ゾーンは侵入しにくくする
敷地ゾーンは近寄りにくくする
境界ゾーンを狙われにくくする、あきらめさせる

バリアディフェンス
「時間」窓とドアによる侵入防止をして
侵入者を手こずらせたりあきらめさせる。
「音」音による侵入警報と侵入抑止をして
侵入者を威嚇するアラーム音を出したり窓とドアの異常を知らせる。
「目」周囲の目、外見、警戒心刺激による侵入抑止をして
侵入をためらわせる視覚効果。
「光」光による侵入警告と侵入抑止をして
フラッシュライトで侵入者を威嚇する。

関係省庁及び民間団体を構成員として設置された「官民合同会議」では
防犯性能の高い建物部品の開発・普及を推進していく当面の目標の数値として
防犯性能試験において5分を超えることとしました。

なぜ5分なのか?
泥棒が侵入をあきらめる時間は
5分以内で69%。
5分抵抗すれば7割の侵入を防ぐことが出来るそうだ。

5分抵抗の具体的な補強方法とはどのようなものか?
サッシュ類について少しだけ紹介すると

引き違い窓の場合は
ロック付きクレセントを標準にして
補助錠を取り付け、障子はずれ止めを付け、
ガラスを防犯合わせガラスにする。

ドア形状の滑り出し窓は
窓を少し開けて力任せに叩き落して破壊する行為があるので
障子が下がらないように防止する下がり止めピンを取り付ける。

昔の電車の窓のような上げ下げ窓では
下から上に持ち上げる手かけになる部分にバールなどを押し込まれて
しまうので抵抗出来る防犯プレートを取り付ける。

シャッターについては
パタパタ動くスラットが破壊されてカーテンのように侵入されてしまうので
このスラット3枚ごとに内側からフックを付けて外れないようにする。
錠が下だけではなく中間とにも取り付ける。

雨戸については戸板1枚に付き上下錠を取り付ける。

要塞になってきた日本の住宅。
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No.244「住宅の防犯白書 2」

住宅の空き巣、窃盗犯罪が激増しております。
手口はどうなのか実情はどうなのかを前回に続き紹介してみたいと思います。

1998年の住宅の各要素に対する不満率
1位 高齢者への配慮
2位 遮音性や断熱性
3位 収納スペース

2003年の住宅の各要素に対する不満率
1位 高齢者への配慮
2位 住宅の防犯性
3位 省エネルギー対応

防犯性への配慮への要望が著しい。

外国人犯罪の多発。
住宅に限らず、高級外車、高級二輪車の盗難が激増しております。
4年連続で来日外国人の犯罪が増え
42%が中国人によるものといいます。
都心に比べ地方は治安がどうしても手薄になりがちです。
地方に潜伏して都心で犯罪という構図、
暴力団との連携で手口も荒っぽくなってきています。
防犯シールも日本語以外の文字の方を大きく目立つように
すれば外国のメディアで取り上げられて不法外国人の流出の抑止力に
なるのではないでしょうか?

各ハウスメーカーもビジネスシャンスとばかりに防犯に絞った商品を
取り揃えております。

その対策品ですが一体、どの部分に対策を施しているのでしょうか。

外構については・・・・・
面格子をつける
バルコニーにスリットを入れて認知し易くする。
人感センサーライトを設置する。

玄関については・・・・・
ディンプルキーにする。
玄関ドアを2重ロックにする。
勝手口を2重ロックにする。
電気錠にする。

窓については・・・・・
シャッター雨戸にする。
合わせガラスにする。
補助錠にする。

その他は・・・・
テレビドアホンをつける。
セコムなど防犯システムをつける。

大して目新しい技術はありませんが、、、

で、法律による対応はどうなっているかというと
特殊解除用具の所持等に関する法律(2003年9月1日施行)

1 特殊解除用具の所持等の禁止
ピッキング用具等を理由なく所持してはいけない
ドライバー、バールなど理由無く隠しもってはいけない
正当な理由無く所持することを知りつつ、ピッキング用具等を
販売、授与してはいけない。

2 ピッキング用具等、ドライバー等を用いた侵入行為の防止対策
建物錠の製造・輸入業者は、その性能向上に努める。
国家公安委員会は、建物錠の防犯性能に関して表示項目を定め、製造・
輸入業者に表示させる。
国家公安委員会は、必要に応じて、製造・輸入業者に建物錠の
改善勧告をする。

3 出入国管理法、難民認定法の一部を改正・整備する。

国家公安委員会が製造業者に対して勧告や指示を出すのですね。
しかし、法律出来ても警察官も仕事多すぎてチェックしきれるのでしょうか?
結局、怪しい人いたら通報するしかなさそうです。

次回に続く

No.243「住宅の防犯白書 1」

住宅の空き巣、窃盗犯罪が激増しております。
手口はどうなのか実情はどうなのかを紹介してみたいと思います。

刑法犯の認知件数は1995年頃迄は少しづつ上がり150万件程
だったのが95年を境に急速に上昇し250万件に。
検挙率は1988年前迄は60%前後だったのがその後急激に下がり
2004年には26.1%に激減。

「水と安全はただの国」の神話は崩れ
「今後、住まいの防犯対策強化が必要と思う人」が94.3%

2005年東京での侵入盗認知件数ワースト3は
1位 世田谷区
2位 杉並区
3位 練馬区

都心から10km以内で環状8号線沿いに多いのは何故だろう?
因みに2005年の侵入盗みの手口別発生状況は

63%  空き巣
5.6% 忍び込み
2.1% 居空き
その他 事務所あらし、出店あらし、金庫破り、病院あらし、などがあり結構、
マニアックだ。

2005年の侵入盗の発生場所別では

26.4% 一戸建て住宅
16.8% 中階層住宅(マンションなど)
27.8% 低階層住宅(テラスハウス、マンションなど)
その他 会社事務所、飲食店、商店、病院、学校などあり病院が相変わらず人気だ。

2005年の侵入盗の一戸建て住宅の侵入手段は

68.1% ガラス破り
16.2% 無締まり
2.9% 錠破り
ガラス破り

中高層住宅では
36.8% ガラス破り
17.3% 無締まり
11.8% サムターン回し
3.6%  錠破り

ここでサムターン回しが登場する。
しかし、サムターンにしろピッキングにしろ独学では知恵が働かない。
どう考えても塀の中などで勉強会をしているとしか思えないのは
私だけだろうか?

次回に続く

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